喘鳴は消失しましたが・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めしています。

気管支喘息合併の鼻茸ありの慢性副鼻腔炎の77歳の患者さん。
昨年10月13日に書き込みした患者さん。
内視鏡下副鼻腔手術後2か月経過しました。
昼夜続いていた喘鳴は消失しました。
鼻閉もなきなりましたが・・・・・。
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手術の出来栄えにかなりの自信あったのですが、
中鼻道も嗅裂もポリープと膠(にかわ)状鼻汁を大量に認めました。
術前よりは少ないですが、
次第に増悪すると思われます。
好酸球性副鼻腔炎の特徴です。

モンテルカスト錠
アドエア250ディスカス
ナゾネックス点鼻液
を、続けます。

できれば今年中に再手術をしてはと思っています。
説得は困難が待ち受けています。

そして糖尿病管理ですが、
12月、
10時血糖値:110mg/dl。
HbA1c:6.6%
今月、
9時半血糖値:247mg/dl。
HbA1c:7.2%
糖質制限は確実に緩んでいました。

鼻茸(ポリープ)は、取り尽さないと喘息は治らない。
確実な糖質制限で糖尿病は治る。
その事は理解できているのですが・・・。
実行出来るのも出来ないのも人間なんですね。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:110mg/dl。

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「酵素パワー蜂の子」全面広告の一部です。
「蜂の子」は「蜂のサナギ」です。
昆虫食の範疇に入ると思われます。
「低糖質・高たんぱく・高脂肪」食です。

低価格での大量供給を実現していただきたい所です。
勿論、残留農薬は極力少なくしていただきたい。
「蜂の子」では無理と思われます。

大量の昆虫食は、健康寿命の延長に貢献出来る事、確実です。
サプリメント程度では効果は限定的と思われます。

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# by hanahanak2 | 2018-01-15 23:07 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

抗菌薬適正使用は、日常診療から。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

「左血性耳漏」にて受診されました。
耳痛の訴えは無かったそうです。
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左鼓膜は自壊しています。
鼓室内からの圧力が強かったのか外耳道皮膚も自壊しています。
右鼓膜は著変無しです。
急性副鼻腔炎、ありです。
末梢血液白血球数:9,500/μl。
重症急性中耳炎ですが、ウイルス性急性中耳炎です。
副鼻腔炎も、ウイルス性急性副鼻腔炎です。

投薬は、モンテルカストチュアブル錠、です。

ホント、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:98mg/dl。

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「おいしく減塩」では短命県返上は無理ですよ。
本丸に切り込まないと・・・・・・

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# by hanahanak2 | 2018-01-14 22:30 | 急性中耳炎 | Comments(0)

鼓膜炎にも注目しています。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

1月10日に書き込みした患者さん。
翌々日、「声がれ」で受診されました。
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咽頭後壁・咽頭側索の白苔は減少傾向です。
声帯に白苔を認めます。
気管粘膜は発赤を認めます。
末梢血液白血球数:9,900/μl
細菌感染症は消退傾向を示しています。
服薬は続行です。

次の日、「ひどい咳が出た」との事。
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咽頭後壁・咽頭側索は次第に改善しています。
粘性の後鼻漏が出現しています。
声帯の白苔は消えています。
気管粘膜は、依然発赤を呈しています。
末梢血液白血球数:6,100/μl
改善が続いています。
ウイルス性急性副鼻腔炎の出現です。
そして、ウイルス性気管支炎も。
追加しました。
フルティフォームエアゾールを。
これで、一日一日、「鼻閉・鼻汁・咳・痰」は改善していく予定です。

問題の鼓膜炎は、
痂疲を除去すると鼓膜輪に明視できます。
まずは、
1~2週間毎のフェノール処置+適宜のプロペト(白色ワセリン)塗布
で、治療を始めました。
試行錯誤は続きます。

お一人お一人の患者さんに、私が教えられているように感じる今日この頃です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。

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人口10万人当たりの医師数で、徳島県が315.9人で最多を記録しました。
数々の医療統計で不振を続けているのとは大きなギャップです。
なんでかうまくいっていない徳島県です。

食事を考え直さないと・・・・・・

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# by hanahanak2 | 2018-01-13 23:04 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

1週間前にインフルエンザA罹患。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

30歳代の患者さん。
1週間前にインフルエンザAと診断されタミフルを5日分服用し解熱しましたが、
大量膿性鼻汁が出現し当院受診されました。

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大量膿性鼻汁です。
重症の急性副鼻腔炎です。
咽頭後壁・耳管扁桃に腫脹認めます。
気管粘膜の発赤も認めます。

インフルエンザはウイルス感染症です。
そのウイルス感染症に伴って出現した大量膿性鼻汁(急性副鼻腔炎)は、
ウイルス感染症です。
膿性鼻汁だからと細菌感染症に移行した分けではないと思います。

末梢血液白血球数:8,200/μl
ウイルス性急性副鼻腔炎である動かぬ証拠です。

薬剤選択は、
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル
と、しました。

今後は咳が次第に強くなる可能性があります。
その際には薬剤の入れ替えを予定しています。

最後に、
体調不良の時ほど糖質制限をとお勧めしました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:97mg/dl。

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先天性難聴の早期発見早期治療に重点を置いた記事です。
それ以上に重要なのは予防です。
風疹の予防接種は有名です。
その他遺伝子に傷を付ける多くの現象はまとめるのは無理でしょうね。
世代を超えて続く過剰糖質摂取も関係していると思います。

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# by hanahanak2 | 2018-01-12 23:19 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

3カ月前より急性副鼻腔炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

患者さんは中学生。
3カ月前に急性副鼻腔炎の診断、
1週間前に急性中耳炎の診断、
クラリスロマイシンとメイアクトを断続的に服用していました。
膿性鼻汁が続き、耳閉感も治らないとの事で受診されました。

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鼓室内貯留液の排出が始まっています。
メイアクト(経口第3世代セフェム系抗菌薬)に関係なく順調に経過しています。
大量膿性鼻汁は、多分、変わりなく続いていると思われます。

末梢血液白血球数:11,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数 4,700/μl H
       単核球数   900/μl H
       顆粒球数  5,700/μl
判定は容易です。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎、は確定的です。
従って、
モンテルカストチュアブル錠+メプチンドライシロップ、を選択しました。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、クスリで治すのではなく、治るのを助けるつもりの投薬です。
そして、
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食は、あらゆる病気の改善に役立つ食事です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:108mg/dl。

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医師数日本一は徳島県。
どなになっとん・・・・・・・

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# by hanahanak2 | 2018-01-11 22:19 | 急性中耳炎 | Comments(0)

経口第1世代セフェム系抗菌薬を第1選択にします。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

またしても白苔を伴う急性咽頭炎です。
60歳代の患者さん。
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①咽頭後壁(咽頭扁桃)と咽頭側索に厚い白苔。
②鼓膜辺縁の痂疲を除去すると皮膚欠損部が現れました。
鼓膜炎です。

末梢血液白血球数:11,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,900/μl
       単核球数    700/μl
       顆粒球数   8,600/μl H
①扁桃組織に白苔形成を認めるのは、ほぼ細菌感染ではと思います。
②リンパ球数・単核球数の増加が、ありません。
③こんな患者さんには経験的に抗菌薬が、ほぼ効果を確認できている。

そんな思いで、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
7日分処方しました。
指示通りの服用をお願いしました。

鼓膜炎については、再診あれば確認の上、記事にしたいと思っています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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健康寿命至上主義でよいのか
英国の研究成果を踏まえて日本の課題を考える
東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長 川口浩
2017年12月27日 06:00

研究の背景:国家戦略に位置付けられる健康寿命の延伸
 泣く子も黙る「健康寿命」の話題である。「健康寿命の延伸」は、わが国でも医療行政が最重要課題として掲げ続けてきた国家戦略である。しかし、その実態について自立レベルまで詳細に検討した研究は世界的にも少ない。
 CFAS(Cognitive Function and Ageing Studies)は、英国の地域高齢者を対象とした住民コホート研究で、その特徴は時代の異なる2つのフィールド研究(CFAS ⅠとCFASⅡ)を行い、背景と調査項目を一致させて比較している点である。これによって、英国における高齢者の健康状況の変遷を探索できる。
 そもそもCFAS Iは、1989~94年に英国6地域で65歳以上を対象に認知症有病率を予測した研究である。また、CFASⅡは同じ研究グループによって、そのうちのケンブリッジシャー、ニューカッスル、ノッティンガムの3つの地域について、2008~11年に同一方法で認知症有病率の予測値を調べたものである。
 今回取り上げる研究は、1991年と2011年の前記3地域における65歳以上の高齢者の自立度を比較して、英国における20年間の健康寿命の変遷を検討したものである(Lancet 2017;390:1676-1684)。
研究のポイント:平均余命の延長は要介護期間の延長をもたらした
 本研究では、前記3地域の65歳以上の被験者の自立度について、24時間ケアを要する「高度要介護」、毎日ケアを要する「中等度要介護」、毎日ケアは要しない「軽度要介護」、そして「自立」の4群に分け、各群の有病率予測値を割り出した。さらに、将来の社会的介護の需要を明らかにするため、各要介護度の年齢別・性別割合を、2014年の英国人口を基に算出した。
 1991~2011年の20年間に、65歳時点での平均余命は男性が4.7年、女性が4.1年、それぞれ延長していた。この延長分のうち、男性は36.3%を「自立」で、36.3%を「軽度要介護」状態で過ごすが、女性の58.0%は「軽度要介護」で、「自立」はわずか4.8%に過ぎなかった(図1)。

平均余命・健康寿命が延びて、要介護期間の短縮が期待される所です。
何故か、
従来の対策が功を奏していないという事です。

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# by hanahanak2 | 2018-01-10 22:49 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

粘膿性鼻汁が問題です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

昨年12月23日、書き込みした現在6歳8カ月児。
本日、
a0082724_21595768.jpg
右鼓室内貯留液の排出はほぼ完了していました。
それに比べて、急性副鼻腔炎の治りが遅れております。
心配なのは、粘膿性鼻汁が続く副鼻腔炎なんです。
だからと言って、抗菌薬は使いません。
ウイルス感染症には抗菌薬は要らないです。

モンテルカストチュアブル錠服用を続けてもらいます。
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:108mg/dl。

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鎮痛薬のイブプロフェン、男性不妊に関係か
1/9(火) 11:15配信 CNN
市販の鎮痛薬の成分として使われているイブプロフェンと男性不妊との関係を指摘する研究結果が、8日の米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表された。
若い男性の被験者に、スポーツ選手が使っているのと同じ量のイブプロフェンを服用してもらった結果、生殖機能が低下する中年期のようなホルモンの状態になることが分かったという。
フランスとデンマークの研究チームはもともと、世界各国で市販の鎮痛薬の成分として一般的に使われているアスピリン、アセトアミノフェン(別名パラセタモール)、イブプロフェンの3薬品について、妊婦が服用した場合の影響を調べていた。
この研究では、3薬品とも男の赤ちゃんの睾丸(こうがん)に影響を及ぼすことが判明。そこで研究チームは成人男性への影響についても研究に乗り出し、特に、3種類の中で最も強い影響が確認されたイブプロフェンに重点を絞った。
非ステロイド系消炎鎮痛剤のイブプロフェンは、スポーツ選手が試合前に痛みを抑える目的で服用することもある。
研究チームは18~35歳の男性31人を被験者として、うち14人には600ミリグラムのイブプロフェンを1日2回、服用してもらった。これは多くのスポーツ選手が1日に服用する量に相当する。残る17人には偽薬を服用させた。
その結果、イブプロフェンを服用した男性は14日以内に、黄体形成ホルモン(下垂体から分泌され、睾丸を刺激して男性ホルモンのテストステロンを生成する)が、血中を巡回するイブプロフェンの濃度と同調するようになった。同時に、黄体形成ホルモンに対するテストステロンの割合が減少する睾丸機能不全の兆候が確認された。
こうしたホルモンバランスの攪乱(かくらん)は、生殖障害やうつ、心血管系疾患のリスク上昇に関係する症状を引き起こしていた。
今回の研究のように、若い男性が短期間のみイブプロフェンを服用した場合であれば、影響が出たとしても、確実に元の状態に戻ることができると研究者は解説する。しかし、長期間イブプロフェンを服用した場合、健康にどんな影響が出るかは分からないとしている。
別の研究では、北米や欧州、オーストラリア、ニュージーランドで男性の精子の数が激減しているという調査結果も発表された。米ミズーリ大学の研究者によれば、ほとんどの医薬品は、男性の生殖機能に及ぼす影響を調べることなく流通しているという。
今回の研究では、イブプロフェンが健康な若い男性の生殖ホルモンを撹乱する可能性があることが分かった。
しかし生殖能力の低い男性の場合、さらに大きな影響が出る可能性もあるとミズーリ大の研究者は指摘。子どもを持つ予定の男性は、数カ月間は薬品の使用を控えた方がいいとアドバイスしている。

イブプロフェンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一つです。
今日のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」も参考にして下さい。
安全な薬ではありません。
兎に角、薬はリスクです。
必要最小限にとどめておくのが肝要のようです。

ちなみに、私、
20年以上、
抗菌薬・NSAIDs・アセトアミノフェンの使用は皆無です。
必要なかった。
我慢しました。

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# by hanahanak2 | 2018-01-09 22:27 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳代の患者さん。
前日よりの咽頭痛で受診されました。
表情は普通でした。
しかし、
視診で、両側の口蓋扁桃には白苔がビッシリと認めました。

末梢血液白血球数:20,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,100/μl
       単核球数   1,200/μl H
       顆粒球数   17,400/μl H
当院診断基準にキッチリと該当します。
従って、
細菌性急性扁桃炎と診断しました。
薬剤は、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
そして、ウイルス感染の加味を考慮して、
②モンテルカスト錠
を、選択しました。

抗菌薬は、グラム陽性球菌に効果が期待でき、狭域で組織移行性に優れているものを選択しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
21時血糖値:99mg/dl。

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最新理論で判明 高血圧の真犯人は塩分でなく脂肪だった
NEWSポストセブン2017年12月11日07時00分
 高血圧対策の筆頭は「減塩」とされている。高齢者の食卓に薄味のメニューが並び、味わいのなさに「食べる喜び」を失いつつも、「健康のためなら」と我慢を続ける人も少なくないだろう。これは「血圧は塩分によって上がっている可能性が高い」という過去の研究をもとに「塩分」が目の敵にされてきたからだ。
 だが実際には、味覚を犠牲にして減塩食を続けても、血圧が下がらない人もいる。中には、減塩したのに血圧が上がる人もいる。塩分が原因だったら、この現象は説明がつかない。
 実は、塩分が高血圧をもたらす「真犯人」であるかどうかは、医療関係者の間でいまだ議論が続いている重大なテーマだ。
 そこでいま、新たな理論が注目を集めている。『脳梗塞・心筋梗塞は予知できる』の著者で、循環器に詳しい真島消化器クリニック院長の真島康雄医師は、「高血圧と塩に直接の関係はありません」と明言する。
「高血圧をもたらすのは塩分ではなく、血管に溜まったプラークです。プラークとは脂肪の塊のことで、日本語では『粥腫(じゅくしゅ)』と呼ばれ、その名の通りお粥のようにドロドロしています。これが溜まって血管の内側が狭くなるから、そこを流れる血液の圧力が高まる。実にシンプルな理屈です。塩分よりも、脂肪分や糖分を口にしないことで、血管中にプラークを作らないほうが重要です」(真島医師)
 そもそも高血圧とは、血圧が持続的に上昇した状態を指す。高血圧自体に自覚症状はないが、放置すると動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心臓病など死に至る病につながる怖れがあるといわれている。
 日本高血圧学会が定めた『高血圧治療ガイドライン2014』では、血圧の収縮期(上)が130mmHg以上を正常高値血圧と呼び“高血圧予備軍”として注意を促し、140mmHg以上を高血圧と分類して治療対象とする。
 これまで長い間「塩分過多が高血圧を引き起こす」と信じられてきた。“塩分犯人説”に基づいて、前出のガイドラインは塩分摂取量「1日6グラム未満」を推奨する。厚労省の『日本人の食事摂取基準』(2015年)はやや基準を緩めて1日の理想的な食塩摂取量を男性8グラム、女性7グラムと定めている。
 こうした状況で、「高血圧の原因は塩分ではなく、脂肪である」という理論は、日本の高血圧治療を一変させる可能性がある。
◆太るとリスク3倍
 実際、脂肪と高血圧の関連を指摘するのは、真島医師だけではない。世界中で研究が行なわれている。
 日本人男性4001人を追跡した国立健康・栄養研究所の調査では、4年間で662人が高血圧になったとの結果が出た。その原因を調べたところ、BMI(※注/体重〈キログラム÷身長〈メートル〉÷身長〈メートル〉)の数値が22(普通体重)以上の患者は、18.5(やせぎみ)未満に比べて高血圧を発症するリスクは2倍になり、27(肥満ぎみ)以上では3倍近くになった。
 また、4年間で体重が2キロ以上増加した人は、体重変化が2キロ以内の人と比べて、高血圧になるリスクが約1.2倍増加した。
「過食気味になり体重が増したことで血管中のプラークが増え、血管を圧迫し高血圧を引き起こしたと考えられます」(前出・真島医師)
 米国でも、肥満度の高い人は肥満でない人よりおよそ3倍も高血圧になるリスクが高くなったという研究結果がある。
「太ると血圧が高くなる」ことは、当たり前に思えるかもしれないが、実はそこに大きな意味がある。
「これまでの定説では塩分が血圧を上げるとされました。しかし、あくまで一時的な効果であり、病気としての『持続的な高血圧』を起こすとは考えにくい」(同前)
※週刊ポスト2017年12月22日号

糖質制限とは、
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食です。
糖質制限で減量が起こり高血圧も改善します。

糖質制限での高カロリー食と過剰糖質食での高カロリーとは区別してコメントするべきです。
「脂肪分や糖分を口にしないことで」これってどんな食事なんです?
せっかくの鋭い発言ではありますが残念です。
肥満と血圧は関係ありは皆が認める所です。

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# by hanahanak2 | 2018-01-08 21:34 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

主病巣はどちら?

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

妊娠8カ月の患者さん。
数日来の「両側頬部痛・頭痛・痰」での受診です。
a0082724_22145616.jpg
①両側急性副鼻腔炎
②急性咽頭炎
を、認めます。
末梢血液白血球数:14,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,900/μl 
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   11,800/μl H
細菌感染症パターンは明白です。
しかし、急性副鼻腔炎に細菌感染症は?です。
咽頭後壁の病変は軽度ですが、これが細菌感染症なんでしょうか?
いずれにしろ、
細菌感染とウイルス感染の合併症ということだろうと思います。

従って、
アモキシシリン250mgカプセル4カプセル+ビオフェルミンR4錠
②モンテルカスト錠10mg1錠
7日分の処方をしました。
処方通りにきちんと1週間服用するようにと強くお願いしました。
不具合発生した時には途中での来院をお願いしました。

アモキシシリンは
組織移行性の良い
グラム陽性球菌に感受性のある
狭域抗菌薬
です。
薬価は激安です。
4回服用するのが難点です。

通常、36時間~48時間で効果を実感していただけます。

一手間掛けることで、「病気が見える」診療が出来るのではないかと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:106mg/dl。

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a0082724_22415128.jpg
「乳幼児の食物アレルギーが増えて花粉症を併発し、若年発症を加速させている可能性がある」
スギ花粉症の予防に、乳幼児からの「スキンケア」が重要ということのようです。
どうも、常識が変わろうとしているみたいです。
兎に角、
乳幼児からの「ワセリン」によるスキンケアをお勧めします。
ヒルドイドでなくワセリンです。

皮膚の細かい無数の傷を可能な限り治してあげる事が必要です。

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# by hanahanak2 | 2018-01-07 22:49 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

やはり、貧血傾向です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。
体内での耐性菌囲い込み作戦になるのです。

1歳7か月児。
昼夜続く「咳・鼻汁・鼻閉」で受診されました。

a0082724_22241029.jpg
両側急性中耳炎で、右は重症です。
両鼻腔は水様性鼻汁があふれていました。

末梢血液白血球数:11,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数 6,000/μl H
       単核球数  1,300/μl H
       顆粒球数  4,600/μl
どの数値もウイルス感染パターンです。

よって、
薬剤は、モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップを、選択しました。

そして、
ヘモグロビン(Hgb):10.3g/dl。
現在の食事では今後数年間貧血傾向が続くと思います。
糖質制限は欠かせません。
父ちゃんも母ちゃんも祖父ちゃんも祖母ちゃんもです。

風邪の予防にも糖質制限は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:95mg/dl。

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古代の食生活が解明されつつあります。

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# by hanahanak2 | 2018-01-06 23:03 | 白血球 | Comments(0)