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<   2017年 11月 ( 25 )   > この月の画像一覧

11年目で初めての抗菌薬使用です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
しかし、扁桃組織の急性炎症では、様相が違ってきます。

2006年12月24日と2011年11月16日に書き込みした患者さん。
現在12歳です。
初診は1歳でした。
この間、急性中耳炎・急性副鼻腔炎等の呼吸器感染症では、受診全てはウイルス感染症でした。

今回、「38度超え発熱・咳少々」で受診されました。
県内では、一部インフルエンザでの学級閉鎖の情報がありましたのでインフルエンザ迅速テストしました。
陰性でした。
溶連菌迅速テストも陰性でした。口蓋扁桃には著変ありません。

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咽頭後壁(咽頭扁桃)に、厚い白苔でした。
中耳炎・副鼻腔炎はありません。

末梢血液白血球数:16,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,500/μl
       単核球数    900/μl
       顆粒球数   13,100/μl H
当院抗菌薬使用基準に該当です。
咽頭後壁の白苔と合わせるとウイルス性急性咽頭炎と診断、

投薬は、
L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR。
そして、ウイルス感染も考慮して
モンテルカストチュアブル錠も追加しました。

当患者さんも、ラーメン大好きです。
本日学校給食は、揚げパンだったとの事。
機会ある毎に糖質制限を指導していますが・・・・・・・・。

兎に角、12年間、当院での診療では、抗菌薬使用は今回初めてです。
それくらい、呼吸器感染症診療では、抗菌薬使用機会は少ないのです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-11-30 22:25 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

白血球数11,900/μlですが。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性呼吸器感染症では、「白血球数とその分類」検査で、ウイルス感染症か否かのおおよその判定を重視しています。
抗菌薬の乱用を防ぐ為です。

20歳代の患者さん。
1週間前より咽頭痛が次第に強くなり、咳は回復傾向との事で受診されました。
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①咽頭後壁(咽頭扁桃)と口蓋扁桃に白苔を認めます。
②喉頭蓋炎もあります。

末梢血液白血球数:11,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,200/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   8,900/μl H
機械的に判断すれば、ウイルス感染症ですが、
扁桃の白苔と喉頭蓋炎を合わせ考えると、
細菌感染とウイルス感染の混合感染症が妥当と思います。

扁桃組織に白苔を認めると、抗菌薬使用に傾く傾向です。
最近は。

従って、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
を、選択しました。

経口セフェム系抗菌薬は、原則、第1世代を使います。
フルオロキノロンも、第1選択としての使用は止めました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
14時血糖値:103mg/dl。

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学会トピック◎第66回米国心臓協会学術集会(AHA2017)
米高血圧ガイドライン改訂、基準値130/80に
2017/11/22
荒川博之=医学ライター

改訂ガイドラインを取りまとめた、米テュレーン大学のPaul K. Whelton氏
 高血圧と診断する血圧値を140/90mmHgから130/80mmHgに引き下げるなど多くの変更が加わった米国の新しい高血圧診療ガイドラインが、第66回米国心臓協会学術集会(AHA2017、11月11~15日、開催地:アナハイム)で発表された。米国立心肺血液研究所(NHLBI)が召集した合同委員会の第7次報告(JNC7)が2003年に発表されて以降、米国の包括的な高血圧診療ガイドラインとしては実に14年ぶりの改訂となった。
 新しいガイドラインは、AHAと米国心臓病学会(ACC)を中心とした11の学術団体の連名。21人のメンバーが4年越しの議論でまとめたという。最も注目されるのは、高血圧のクラス分類の変更だ。JNC7では収縮期血圧(SBP)120mmHg未満かつ拡張期血圧(DBP)80mmHg未満を「正常血圧」(normal)、SBP 120~139mmHgまたはDBP 80~89mmHgを「高血圧前症」(prehypertension)、SBP 140~159mmHgまたはDBP 90~99mmHgを「ステージ1高血圧」(stage 1 hypertension)、SBP 160mmHg以上またはDBP 100mmHg以上を「ステージ2高血圧」(stage 2 hypertension)と定義していた。
 これに対して新しいガイドラインでは、正常血圧の定義は変わっていないが、高血圧前症を廃止。その上で、SBP 120~129mmHgかつDBP 80mmHg未満を「血圧上昇」(elevated)とし、SBP 130~139mmHgまたはDBP 80~89mmHgを「ステージ1高血圧」とした。さらに、今まではステージ1だった血圧範囲を含め、SBP 140mmHg以上またはDBP 90mmHg以上を「ステージ2高血圧」とした(表1)。
 高血圧の基準値が下がったことから、当然ながら高血圧と診断される患者は増える。2011~2014年の米・国民健康栄養調査(NHANES)のデータによる推計によれば、JNC7の基準では成人人口の31.9%、7220万人が高血圧(140/90mmHg以上または降圧薬服用中)とのことだが、新しいガイドラインの基準を適用すると患者は成人人口の45.6%、1億330万人に跳ね上がる。
 それでも診断基準を下げたのは、多くの臨床研究やそのメタ解析によるエビデンスが集積したためだ。ある報告では、120/80mmHg未満との比較で、心血管死亡のハザード比は120~129/80~84mmHgでは1.24(95%信頼区間:1.10-1.39、以下同様)、130~139/85~89mmHgでは1.56(1.36-1.76)、脳卒中はそれぞれ1.35(1.10-1.66)、1.95(1.69-2.24)、心筋梗塞では1.43(1.10-1.86)、1.99(1.59-2.50)と、130/85mmHg以上で既に2倍前後の有意なリスク上昇が観察された(Curr Hypertens Rep. 2013;15:703-16.)。
 ただし、130/80mmHg以上ならすぐに降圧薬というわけではない。まず、過体重/肥満があれば減量、心血管系に良いとされるDASH食の導入、減塩、カリウム摂取、運動、節酒といった生活習慣の改善を指導。その上で、ステージ1高血圧であれば、心血管疾患の既往があるか、10年間における動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)リスクが10%以上と判定された場合に、生活習慣の改善に薬物治療を併用することとした。こうした制限を設けることで、降圧薬が必要な成人人口はJNC7の34.3%から新ガイドラインの36.2%へ、1.9ポイントの増加にとどまるという。降圧目標は、130/80mmHg未満だ。
 糖尿病合併例は130/80mmHg以上であれば薬物治療を開始すべきとし、降圧目標は130/80mmHg未満とされた。慢性腎臓病合併例は、薬物治療開始の血圧値は推奨にはなく、降圧目標は130/80mmHg未満とされた。65歳以上ではSBP 130mmHg未満を目標とするが、合併症などにより余命に限りがある場合は、臨床的な判断や患者の希望によって降圧目標を決めてよいとした。
 編集委員長を務めた米テュレーン大学のPaul K. Whelton氏は、「新しいガイドラインの影響は45歳以下といった若年層で最も大きく、その世代で高血圧と診断される人が2~3倍に増加すると見られる。イベントの発生はずっと先であっても、血圧の上昇とともに心血管系への影響は始まっている。40歳代になったら、心血管リスクは既に上昇していると認識すべきだろう」と指摘している。

生活習慣病をクスリで解決しようとする動きは疑問です。
生活習慣、特に食生活の改善で、生活習慣病を克服するべきです。

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by hanahanak2 | 2017-11-28 22:38 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

インスリン療法中

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めします。

血糖管理には、頻回血糖測定が一番です。
それに最適な検査として「FreeStyleリブレ」装着をお勧めしています。

今回、インスリン療法歴10年以上の70歳代の患者さんに装着していただきました。
トレシーバ+ノボラピッド=30単位です。
HbA1c:7.5%前後。
病歴:胃がんと膀胱がん
治癒状態との事です。

装着は10月17日です。
リーダーを持参いただけたのが11月24日。

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①14日間測定可能にも関わらず10日間で終了してしまっていました。
②リーダーでの読み取り回数が極めて少ないです。
③高血糖・低血糖の頻発で、比較的平穏なのは24日のみ。
この血糖値の変化で糖質制限を要請するのですが、糠に釘。
「先生、またするわな」と、帰られました。

危機感が全くない患者さんでした。
「クスリ」と「カロリー制限」を信じておられます。
年齢からも危険が迫っているはずです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:94mg/dl。

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糖尿病で突然視力を失わないために
2016年11月30日 鈴木敬子 / 毎日新聞 医療プレミア編集部
 インスリンを発見したカナダのフレデリック・バンティング医師の誕生日にあたる11月14日は、国連が認定する「世界糖尿病デー」だ。認定から10周年を迎える今年は“Eyes on Diabetes”(糖尿病を見る目)をテーマに、「国際糖尿病連合(IDF)」と各国の加盟団体などが、糖尿病と合併症発症の有無を調べる「スクリーニング検査」の重要性を啓発し、なかでも糖尿病網膜症(Diabetic Retinopathy=DR)の早期発見を呼びかけている。世界における成人の糖尿病患者は4億1500万人に上り、このうち3分の1が発症するとされる糖尿病網膜症。どのような病気で、早期発見のために大切なことは何だろうか。IDFなどが糖尿病患者と医療関係者を対象に行った、目の合併症に関する国際調査の日本の結果とあわせて解説する。
かなり進行するまで自覚症状がない場合も
 糖尿病網膜症は、腎症、神経障害とともに3大合併症と呼ばれる代表的な糖尿病の合併症の一つ。長期間、糖尿病で血糖値の高い状態が続くと、網膜の毛細血管が傷ついたり、詰まったりして発症する。一般的に糖尿病の発症から数年を経て網膜症を発症するといわれ、病気の初期では見え方に変化はなく、かなり進行するまで自覚症状がない場合もある。血管が詰まると、網膜のすみずみまで酸素が行き渡らなくなるため、新しい血管を生やして(血管新生)、酸素を補おうとする。症状が進み、「増殖糖尿病網膜症」と呼ばれる重症の段階まで進行しても、必ずしも自覚症状はないという。しかし、新生血管はもろいため、出血したり、網膜剥離(はくり)を起こしたりして、急激な視力低下が起こる。網膜の中心部、黄斑(おうはん)のむくみを伴う「糖尿病黄斑症」の場合は、非増殖の網膜症の段階でも中心部が見えにくくなり、視力が低下する。早期発見により、血糖値や血圧、脂質の管理など内科的な治療をしっかりと行うことで進行を遅らせることができる。
血糖コントロールが悪いと網膜症になりやすい
 山形大学大学院医学系研究科公衆衛生学講座の川崎良准教授らが35歳以上の住民のうち糖尿病患者を対象に行った疫学調査「舟形町研究」(山形県、2000~2002年)によると、糖尿病網膜症の有病率は23.0%で、糖尿病患者の約4人に1人は網膜症を併発していることになる。川崎准教授によれば、血糖値の指標である「HbA1c(ヘモグロビンA1c)値」が高いと、網膜症の発症と重症化のリスクが高まるという。特に▽HbA1cが7.0%以上▽糖尿病歴が5~10年▽血圧が高い--人は網膜症を発症しやすい。糖尿病歴が長ければ長いほどリスクは高まり、高血糖と高血圧は互いに悪影響を及ぼすとされている。
 糖尿病網膜症で失明しないために、日本糖尿病学会による糖尿病診療ガイドラインでは、糖尿病患者に対し、少なくとも年1回の眼科受診を推奨している。川崎准教授は「症状や所見がなくても、糖尿病と診断されたら速やかに眼科を受診することが大切」と訴える。
浸透しない「年に1回の眼科受診」
 国際糖尿病デーに合わせてIDFなどが結果を報告した国際調査は、糖尿病や糖尿病網膜症を含む眼合併症の検査、適時治療に関する認識などの評価を目的に、日本を含む41カ国の4340人の患者と2329人の医療関係者を対象に行われた。日本では患者77人、眼科医を中心とした医療関係者44人が回答。患者に「合併症のうち最も心配なもの」を尋ねたところ、「失明・視力障害」が43.8%で最も高く、「腎疾患」16.4%、「心血管疾患・脳卒中」12.3%と続いた。糖尿病の合併症として目の病気が認知され、懸念も大きいことがうかがえるが、糖尿病性眼疾患に関する検査を受けたことがあるかどうか尋ねると、「ある」と答えた人は58.9%で、糖尿病患者の6割にとどまった。また、過去1年以内に眼科検診を受けた割合は全体の約2人に1人だった。
 一方、眼科医に対し、糖尿病に伴う目の病気による視力喪失を防ぐ上での課題を尋ねたところ、「診断の遅れ」が68.0%、「糖尿病網膜症に関する患者への教育機会が限られている」が56.0%で高かった(複数回答)。
 川崎准教授は糖尿病網膜症の早期発見のため「スクリーニング機会の拡充や患者への教育をいつ、どこで、誰が行うのかを明確化するなどの対策が必要。糖尿病患者を診る機会の多い内科と眼科の連携も重要だ」と指摘している。
.

早期発見早期治療は重要です。
それ以上に重要なのは予防です。
食生活です。

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by hanahanak2 | 2017-11-27 21:54 | freestyleリブレ | Comments(0)

ポリープが消えた。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めします。

鼻茸(ポリープ)は、発見すると切除を提案していますが、
小学生の場合には慎重にならざるを得ません。

今年1月21日に書き込みした小学生。
右上顎洞ポリープを発見しましたが、鼻の処置を非常に嫌がっていました。
それで、6年生以降にやりましょうとの事で経過観察してきました。
投薬は、モンテルカストチュアブル。

所が、本日、
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右上顎洞からのポリープが消失していました。
こんなこともあるんですねえ。
まあ、それだけの事です。

鼓膜の状態も良好です。
右鼓膜の内陥も改善しています。

当患者さん、
現在11歳ですが、当科では現在まで、抗菌薬使用機会はありませんでした。
それほど抗菌薬使用は無いという事です

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:94mg/dl。

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砂糖の有害性、業界団体が50年隠す? 米研究者が調査
11/22(水) 19:05配信
 砂糖の取りすぎの有害性について指摘しようとした研究を、米国の砂糖業界が50年前に打ち切り、結果を公表しなかった――。こんな経緯を明かした論文が21日付の米科学誌「プロス・バイオロジー」(電子版)に掲載された。業界が利益を守るために否定的な研究を隠すことで、長期間にわたり消費者をだましてきたとしている。
 米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究者が、米イリノイ大などに保管されていた業界団体「糖類研究財団」(現・砂糖協会)の内部文書を調べ、明らかにした。
 論文によると、でんぷんの炭水化物に比べ、砂糖は心臓に有害だとする研究発表が1960年代に出始めた。懸念した財団幹部が68年、英バーミンガム大の研究者に資金提供して、ラットで影響を調べたところ、砂糖の主成分のショ糖を与えると、動脈硬化と膀胱(ぼうこう)がんにかかわる酵素が多く作られることが分かった。腸内細菌の代謝により、コレステロールや中性脂肪ができることも確認できそうだった。
 研究者は確証を得るため、研究の延長を求めたが、財団は資金を打ち切り、成果は公表されなかったという。70年の内部報告で、当時の幹部は「研究は業界にとって有益で意義のある情報を引き出すべきだ」と述べ、有害性を示唆した研究の価値は「無」だとしている。
 今回の論文について砂糖協会は「50年前の出来事について、推測と仮定をまとめたものだ」と批判。研究の存在は認めつつ、予算や期限が超過したため打ち切られたとしている。(ワシントン=香取啓介)
朝日新聞社

ひどい話ですね。

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by hanahanak2 | 2017-11-25 22:21 | ポリープ | Comments(0)

グリメピリド中止で、夜間低血糖消失。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めします。

FreeStyleリブレ:14日間連続でグルコースモニタリングが可能な機器です。
全ての方々に一度は試して欲しい検査です。
食事・薬と血糖の関係が露わに判明いたします。

11月22日に書き込みした患者さん。
22日の夕食後から、グリメピリド内服中止してもらいました。

その結果、
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23日夜間の低血糖は50mg/dlぐらいが最悪でしょうか。
日中も平穏に経過しています。
24日には夜間低血糖解消していました。
日中の食後血糖も200超えは無くなっていました。

本日にて、第1回目のFreeStyleリブレ装着は終了になりました。
患者さん(88歳です)も納得されたようでした。
昼食も、糖質制限に励んで頂きたいとお願いいたしました。

糖尿病に対する薬物療法が如何に?????な医療行為である事がお分かりと思います。

人生のラストまで糖質制限を続けてもらいたいです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:99mg/dl。

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大いびき、昼間の眠気に注意=500万人が睡眠障害
11/19(日) 17:01配信  共同通信

 就寝中は断続的に激しくいびきをかき、昼間に強い眠気に襲われるのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)=用語説明参照=だ。この病名は2003年に新幹線運転士が運転中に居眠りしてしまった問題などで広く知られるようになったが、実際の症状や治療法はまだまだ知られていない。1985年からSAS治療に取り組んできた虎の門病院(東京都港区)睡眠呼吸器科の成井浩司部長に現状を説明してもらった。
SAS治療に長年取り組んできた虎の門病院(東京都港区)睡眠呼吸器科の成井浩司部長
治療、患者の10%程度か
 「肥満がSASの大きな原因であることに間違いはないが、顎が小さいことや副鼻腔炎による鼻詰まりによってもSASの発症率は高まる」と成井部長は指摘する。国内のある研究では成人男性の9%、女性の3%が発症しているとされるので、患者数は500万人以上と推定される。しかし、必要な治療を受けている人は10%程度にすぎず、診断・治療を受けていない患者が大半を占めるとみられる。
 昼間の強い眠気や度重なる居眠りが問題というイメージがあるSASだが、高血圧や動脈硬化を引き起こしたり、症状を悪化させたりするケースもあるのでやっかいだ。「高血圧の治療でなかなか効果が上がらなかったり、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクを高めたりする危険性が考えられる。SASは睡眠障害だけでなく、全身疾患の一つとしてとらえるべきだ」。SASを発症した場合、本来熟睡中は沈静化している交感神経が刺激されて副交感神経に対して優位になり、動脈硬化を促進してしまう。そして動脈硬化は高血圧症の誘因になり、心筋梗塞や不整脈の発症リスクを高める。
専門医が継続的関与を
 「減塩など食生活の改善や降圧剤服用などの高血圧治療がなかなか効果を上げない場合は、一度SASを疑って医師に相談する。必要であればSASの専門医のいる医療機関を受診してほしい」と成井部長は訴える。SASを合併している高血圧患者は、心臓や脳の重い病気を引き起こす可能性がより高い「早朝高血圧」などを引き起こしやすくなるからだ。
 治療としては、就寝中の口呼吸を避け気道を確保する方法が有効。マウスピースの装用や、一定圧の空気をマスクから送り続ける「経鼻的持続陽圧呼吸法」(CPAP治療)=用語説明参照=があり、どちらも一定の診断基準を満たせば健康保険が適用される。
 「治療法としては手軽さや効果の面では一長一短。ただ、どちらも症状を一時的に緩和するだけで、原因を抜本的に改善するものではない。原因が副鼻腔炎などの場合はその疾患の治療を、肥満であれば生活の改善や運動で減量する治療を続けなければならず、専門医の継続的な関与が必要になる」
 なぜ専門医を受診した方が良いのか。CPAP治療を例に取ると、治療する側が把握していなければいけない事項が多いからだ。「マスクを正しく装着して就寝しているのか、マスクへ空気を送り込む圧力は適切なのかといったことにとどまらない」と成井部長。昼間の眠気や夜間の就寝状態の推移に加え、高血圧症などの合併症があればその病状の変化を把握することも求められる。
遠隔診療に注目
 SASを治療するには十分な経験が必要だが、限られた数の専門医は今後、患者数の増加などにどう対応していくべきなのか。この点について成井部長はITを使った遠隔診療の有効性に注目する。
 「CPAPからのデータや測定した血圧値などをインターネットを介して1カ所に集積する。専門医はこのデータをモニターし、必要に応じて電話でのカウンセリングをしたり、予定より早い受診を患者に求めたりすることができる」。病状が安定している患者なら、このような遠隔診療を組み合わせれば、数カ月に1回の受診で十分に治療効果を上げることができる。これにより患者の受診回数を減らし、より多くの患者の診療や経過観察が可能になる。さらに合併している高血圧症や不眠症の治療に際しても、それぞれの分野の専門医やかかりつけ医とも連携がとりやすくなるという。
【用語説明】 
  睡眠時無呼吸症候群(SAS) 就寝時に何らかの理由で気道が閉じ(閉塞)、断続的に無呼吸に陥る症状の総称。酸欠状態で断続的に覚醒(目覚め)を繰り返すが、覚醒自体は短時間のため記憶されない。睡眠の質が悪化して昼間に強い眠気を感じるほか、酸欠を補うために大きないびきをかくことが多い。診断は指先にセンサーを装着して就寝中の血中酸素濃度を測定し、疑いが強い場合は一泊入院で、頭部などにセンサーを着けて脳波を測定する必要がある。
 経鼻的持続陽圧呼吸法(CPAP治療) 現在のSAS治療の中核で、鼻に装着したマスクをコンプレッサーに接続し、就寝中一定の気圧で空気を鼻から気道に送ることで閉塞を防ぐ。1981年に開発され、98年に健康保険の適用となっている。ただしSAS患者すべてに適用は認められず、一定の条件を満たす必要がある。近年は小型化静寂化が進み、家庭だけでなく、旅行先でも使用できる携帯型も登場した。2007年度に約14万7千台だった保険適用台数は14年度には同35万5千台になり、現在では45万台を超えていると予想される。

睡眠時無呼吸症候群の診療では、ともすればCPAP療法が終着駅になっている傾向があります。
CPAPを回避する診療、
CPAPから離脱する診療、
が、重要と思います。
①食事療法:糖質制限。
②鼻腔通気の改善手術。
①②の実行で、人生、変わると思いますよ。

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by hanahanak2 | 2017-11-24 22:24 | freestyleリブレ | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

当院では、細菌感染症かどうかの判定に「白血球数とその分類」検査を重視しています。

20歳代の患者さん。
2日前より、「咽頭痛・痰」が続くとの事で受診されました。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)に厚い白苔
白苔が崩壊して下咽頭へ流れ落ちています。
末梢血液白血球数:13,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,600/μl
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   11,200/μl H
典型的な細菌感染症パターンです。

従って、
グラム陽性菌に効果があり、狭域で組織移行性良好な、
L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンRを選択しました。

数値には現れていませんがウイルス感染も背後にあると思われますので、
モンテルカスト錠も併用しました。

扁桃組織に白苔を認めた場合は、高率に細菌感染症ですが、異なる場合もありますので、
「白血球数とその分類」検査は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
14時血糖値:121mg/dl。

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①アミロイドβの蓄積
②脳内の血流
この2点が認知症診療の最重点項目のようです。

上記2点とも、糖質制限が威力を発揮出来そうなんですが!!!!!
研究者の方々、食事にも関心を示して欲しいものです。

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by hanahanak2 | 2017-11-23 21:23 | 白血球 | Comments(0)

グリメピリド内服していました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限をお勧めします。

11月20日に書き込みした患者さん。
内服中の薬を持参していただきました。

やはり、
朝、グリメピリド1mg1.5錠
夕、グリメピリド1mg1錠
の、内服を続けておられました。
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夜間は40mgまで血糖値は低下しています。
昼食後血糖値の上昇が際立ちます。

グリメピリド中止を現物を指さしながら指導しました。
それと、昼食の改善が必要です。

血糖値の平準化が近づいて来ました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:105mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-11-22 22:56 | freestyleリブレ | Comments(0)

長引く風邪症状

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

風邪症状は、大抵、抗菌薬の要らないウイルス感染症です。

30歳代の患者さん。
1週間前より、風邪症状(微熱・咽頭痛・咳)出現し掛かりつけ医受診、
風邪との事で、
メイアクト 第3世代セフェム系抗菌薬 検索してみて下さい。
フラベリック
ブルフェン
ムコソルバン
ムコスタ
イソジンガーグル
の、投薬受けるも経過思わしくなく当院受診されました。

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鼻中隔の右への突出、高度。
イビキが出ていると思います。
咽頭後壁、中等度の腫れあります。
気管粘膜の発赤も認めます。
末梢血液白血球数:6,900/μl

ウイルス性急性咽頭炎・気管気管支炎、と診断。
投薬は、
モンテルカスト錠とフルティフォームエアゾール
でした。

「白血球数とその分類」検査で確実にウイルス感染症です。抗菌薬は不要です。
ハッキリと分かります。

尚、
朝食:おにぎり・みそ汁。
糖質制限の指導は欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:90mg/dl。

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Medical Tribune
ガバペンチノイドは疼痛万能薬にあらず
東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長 川口浩
2017年10月17日 10:08
研究の背景:学術的根拠ない「適応外処方」が蔓延
 ガバペンチノイド〔ガバペンチン(商品名ガバペン)、プレガバリン(同リリカ)〕は、α2δリガンドと呼ばれる薬剤のグループに属し、神経伝達経路の電位依存性Caチャネルであるα2δサブユニットとの結合を介して同経路を抑制するのが作用機序とされている。米国で開発された薬剤で、当初は抗てんかん薬であったが、最近、米食品医薬品局(FDA)が「帯状疱疹後神経痛、脊髄損傷後疼痛、糖尿病性神経痛、線維筋痛症」に限定した鎮痛薬として追加適応を承認している。
 ところが、日本の整形外科の医療現場ではガバペンチノイド、特にプレガバリンは慢性腰痛、坐骨神経痛、神経根性疼痛など、さまざまな一般的疼痛に対して広く使われている。そこにはなんの学術的根拠もない。
 今回紹介する論文は、慢性腰痛に対するガバペンチノイドの効果を示した系統的レビューおよびメタ解析であり(PLoS Med 2017;14:e1002369)、日本で蔓延する「適応外処方」に警鐘を鳴らすものである。
研究のポイント:プラセボや従来薬を上回る腰痛改善効果なし、有害事象は増加
 研究者らは、慢性腰痛に対するガバペンチノイドのランダム化比較試験8件(治療期間3〜14カ月)を解析した。
 その結果、3件の研究(患者計185例)において、ガバペンチンとプラセボで鎮痛効果に有意差はなく〔リスク比0.95(95%CI 0.61~1.49)〕、めまい感、疲労、視覚障害、思考困難などの有害事象がガバペンチン群で有意に多く認められた。2件の研究では、別の鎮痛薬への追加療法としてガバペンチンの有用性が検討されたが、結果は統合できなかった。
 また、3件の研究(患者計332例)においては、プレガバリンと別の鎮痛薬(トラマドール、アミトリプチリン、セレコキシブ)との比較が行われたが、疼痛スコア(10ポイントの疼痛スケール)に臨床的に有意な差は見られず〔同1.13(0.66~1.95)〕、めまい感がプレガバリン群で有意に多く認められた。
 これらの結果を踏まえ、研究者らは「ガバペンチンおよびプレガバリンは慢性腰痛患者に処方すべきではない」と結論している。
私の考察:問題の根源は「神経障害性疼痛」という病名
 最近、日本の整形外科の医療現場で、疼痛治療薬としてのプレガバリンが混乱を起こしているように私は思う。医薬品医療機器総合機構(PMDA)が認可したプレガバリンの適応症は「神経障害性疼痛、線維筋痛症」である。この「神経障害性疼痛」という病名は非常に曖昧で、日本の薬剤でこの適応症を得ているのは、プレガバリンだけである。
 プレガバリンは米・ファイザー社が開発し、日本ではファイザージャパンが輸入・販売している。その鎮痛作用の機序としては「α2δサブユニットとの結合を介して、神経伝達物質遊離を抑制すること」と、プレガバリンの添付文書に記載されている。しかしながら、このα2δサブユニットは通常状態では神経細胞にはほとんど発現していない。α2δサブユニットが強く発現するのは神経が強固に結紮された場合で、かつ、これもあくまでラットの実験レベルの話である。動物における強固な神経絞扼状態に相当するようなヒトの整形外科疾患の存在については、発売当初から疑問視されていた。
 今回紹介するプレガバリンの鎮痛作用に関するメタ解析では、対象論文は全て実薬対照である。整形外科疾患に対するプレガバリンの鎮痛作用に関して、公表されている「純粋な偽薬を対照とした臨床試験」は今までに2件しかない。坐骨神経痛を対象としたオーストラリアの試験(N Engl J Med 2017;376:1111-1120)と、腰椎神経根症の疼痛を対象としたドイツの試験(Pain 2010;150:420-427)のみである。両試験とも「プレガバリンはプラセボ(偽薬)と比較して有意な鎮痛効果がなく、副作用(めまい、傾眠などの精神症状が主)だけがプラセボより有意に高かった」と結論されている。すなわち、ラットでの神経の結紮は、ヒトにおける神経の損傷のモデルとはならないことが示されている。
 一方、前記2疾患の他にも、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアによる神経根性の疼痛、関節症の疼痛など、一般的な整形外科疾患の疼痛にプレガバリンが有効であることを示した報告は、私の知る限り皆無である。
 プレガバリンが「神経障害性疼痛」の適応を得た経緯は、PMDA公式サイト内のインタビューフォームに明記されている。それによると、プレガバリンの効能が実証されたのは「帯状疱疹後神経痛」「脊髄損傷後疼痛」なのに、それぞれが「末梢性神経障害性疼痛」「中枢性神経障害性疼痛」と表現され、さらにこの2つが「神経障害性疼痛」という非常に曖昧で、なんとでも解釈できる病名にまとめられたのだ。
 販売メーカーが全ての疼痛において「神経障害性疼痛」が占める割合を過大視させるような情報伝達を行っているのも問題である。例えば、販売メーカーが運営する一般向けテーマサイト「疼痛.jp」では代表的な神経障害性疼痛として坐骨神経痛や腰椎症を挙げているが、坐骨神経痛や腰椎症を神経障害性疼痛とする学術的コンセンサスはない。
 プレガバリンは現在、一般的な整形外科疾患の疼痛に対して、非ステロイド抗炎症薬(NSAID)無効例の第二選択薬としてのみならず、第一選択薬としても数多く処方されている。FDAが認めた適応症があくまで学術的根拠に基づいた疾患に限定されているのに対し、日本に輸入された途端に、一般的な整形外科疾患の疼痛にまで広がってしまうのは、わが医療界の恥ずべきガラパゴス現象と言わざるを得ない。
 多くの患者が訴えている一般整形外科疾患の痛みは、「神経障害性疼痛」ではない。つまり、整形外科の臨床現場でプレガバリンの「適応外使用」が蔓延している。多くの患者が不適切な治療を受け、国民の血税が無駄に使われている。製薬メーカー、薬剤認可の審査担当者、販売後のレセプト審査員、そしてわれわれ不勉強な整形外科医は責任の重さをかみしめるべきだろう。今回紹介したような学術的根拠に基づいて患者に対峙する矜持を忘れてはいけない。
追記:米国でも適応外処方―N Engl J Medが誌説で批判
 この論考を脱稿後に、ガバペンチノイドの適応外使用の問題に関して重大な情報を入手した。米国でも承認された適応症を逸脱した処方が広く行われていることをN Engl J Med(2017;377:411-414)が誌説で批判したのだ。適応外処方の代表的疾患として腰痛と変形性関節症による痛みを挙げており、その背景にプレガバリンの販売メーカーによる過度のプロモーション活動があることを指摘している。
川口 浩(かわぐち ひろし)
1985年、東京大学医学部医学科卒業。同大学整形外科助手、講師を経て2004年に助教授(2007年から准教授)。2013年、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター・センター長。臨床の専門は脊椎外科、基礎研究の専門は骨・軟骨の分子生物学で、臨床応用を目指した先端研究に従事している。Peer-reviewed英文原著論文全298編(総計impact factor=1503:2017年9月26日現在。2009年、米国整形外科学(AAOS)の最高賞Kappa Delta Awardをアジアで初めて受賞。2011年、米国骨代謝学会(ASBMR)のトランスレーショナルリサーチ最高賞Lawrence G. Raisz Award受賞。座右の銘は「寄らば大樹の陰」「長いものには巻かれろ」。

クスリが病気を呼ぶ典型です。
患者さんは信じて飲み続けています。

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by hanahanak2 | 2017-11-21 22:41 | 白血球 | Comments(0)

不可解な夜間低血糖

四国徳島からです。
5年前、私自身が糖質制限を実行し食後高血糖を解消できたことから、


88歳の患者さん。
そもそもの来院理由は「ノドの乾燥感」。今年1月。
病歴として、10年前に大動脈解離。
何かと話題の病名です。
その時に「糖尿病」判明し、以来、掛かりつけ医へ通院されております。

糖尿病薬としては、
グリメピリド1mg3錠 SU剤
トラゼンタ5mg1錠 DDP-4阻害薬
でした。
直ちに、グリメピリドは中止を強く要請していました。
そして、糖質制限を勧めました。

把握している
最高血糖値:336mg/dl。
最低血糖値:87mg/dl。
最高HbA1c:9.5%
最低HbA1c:7.1%。今月です。

血糖値は不安定な推移なこともあり、
「FreeStyleリブレ」の装着をお願いしました。
本日1週間経過しました。
a0082724_22230398.jpg
リーダーを使わないと数値を連続的に取り出せません。
センサーの装着が不安定かもしれません。

分かることは、
①夜間の低血糖。40mg/dl。
②午後の高血糖:300mg/dl前後も。
③差し引き、270mgの変動幅。
④グリメピリド内服を続けている疑いがあります。
⑤当然、糖質制限の不徹底も疑われます。

年齢を考えますと、次の発作に遭遇すると命を奪われる可能性が大きいです。
引き続き、食事・薬と血糖値の関係を説明していきたいと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:93mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-11-20 22:39 | freestyleリブレ | Comments(0)

抗菌薬は不要です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす医療と言わざるを得ません。

右耳痛の4歳の患者さん。
a0082724_21360039.jpg
右鼓膜は、中等度の膨隆。
右鼓室内に少量の貯留液を認めます。

末梢血液白血球数:13,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数 4,500/μl H
       単核球数  1,100/μl H
       顆粒球数  7,700/μl H
白血球数が1.3万以上でのウイルス感染症の典型的なパターンです。
R-Sウイルス感染症と思われます。
膿性鼻汁の沈静化とともに中耳炎は治癒に向かうのです。

投薬は、
モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ。

基本の支持療法としての糖質制限を説明しました。
蛋白質と脂肪の十分な摂取は不可欠です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:89mg/dl。

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低血糖症で運転し死亡事故、危険運転致死の疑いで男逮捕 インスリン投与量誤ったか 警視庁
11/18(土) 13:42配信  産経新聞
 東京都杉並区の都道で、低血糖症の状態で車を運転し、交通整理中だった警備員の男性をはねて死亡させたとして、警視庁杉並署は自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで、埼玉県越谷市七左町の無職、渡辺純一郎容疑者(51)を逮捕した。調べに対し、「運転中に意識を失った」と容疑を認めている。
 逮捕容疑は16日午後4時10分ごろ、杉並区高円寺南の都道で、低血糖症で意識が低下した状態で車を運転。交通整理のために車道に出ていた警備員の湯沢武さん(61)=東京都東村山市美住町=に衝突し、死亡させたとしている。
 杉並署によると、渡辺容疑者は糖尿病の治療のために自宅でインスリンを注射。現場の約2キロ手前から記憶が途切れがちになっていた。インスリンの投与量を誤ったために血糖値が下がりすぎ、低血糖症になった可能性があるという。
 現場は片側3車線の直線道路で、左側車線に工事のためにトラックが駐車中だった。交通整理のため、湯沢さんがトラック後部に立っていたところに渡辺容疑者の車が突っ込んだ。
 湯沢さんは車両2台に挟み込まれて内臓を損傷。搬送先の病院で死亡が確認された。

インスリン療法では、当然、起こり得る事態です。
インスリン投与量は限りなく少量に設定する必要があります。
「スーパー糖質制限」を実行すれば、
2型糖尿病では、インスリン等の糖尿病治療薬は不要になり、
1型糖尿病でも、インスリン使用量が減量できるのです。

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2型糖尿病では、「スーパー糖質制限」実行で、血糖変動が激減し治療薬は不要になります。
当たり前の話です。

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by hanahanak2 | 2017-11-19 21:59 | 急性中耳炎 | Comments(0)