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カテゴリ:抗微生物薬使用患者さん( 6 )

1か月後にまた・・・

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

11月14日に書き込みした患者さん。
1か月後、再び咽頭痛で受診されました。
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急性扁桃炎・咽頭炎の再発です。
末梢血液白血球数:13,700/µl H
白血球3分類 リンパ球数   17,00/µl 
       単核球数    1,700/µl
       顆粒球数    11,200/µl H

当院判定基準で、細菌感染症と診断されます。

①アモキシシリン+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
の併用で1週間後の診察としました。

なお、
16時半血糖値:278mg/dl。
HbA1c:6.7%
糖質制限実行なし、という事です。

1週間後、
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白苔、消失しました。
末梢血液白血球数:9,700/µl
白血球3分類  リンパ球数  3,800/µl H
        単核球数    900/µl H
        顆粒球数   5,000/µl

細菌感染症パターンは消えて、ウイルス感染症パターンになっています。
それで、モンテルカスト錠を続けてもらい来年確認する事にしました。

10時血糖値:130mg/dl。朝は欠食。夕食:柿の葉寿司。

10年前に、網膜症で光凝固術を受けておられます。
過剰糖質摂取の危険性の認識がされていない、教育を受けておられない、です。
悲しいです。
過剰糖質摂取を改めない限り、大小の地雷を次々と踏んでしまう確率が高くなるんですがね・・・・

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今年も多数の方々に当ブログを訪問していただき大変感謝しています。
技術・説得力の向上改善に努力し、より良い診療に繋げられたらと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。

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by hanahanak2 | 2018-12-31 09:46 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

白血球数:15,100/µl。

四国徳島からです。
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当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

20歳代の患者さん。
解熱はしたが咽頭痛がひどくなったので受診されました。
咳はわずか。
2016年12月2日にも書き込みしています。
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両側口蓋扁桃に白苔を認めるのですが、画像が不十分です。
左鼻腔がかなり狭いです。

末梢血液白血球数:15,100/µl H
白血球3分類 リンパ球数   1,600/µl
       単核球数     800/µl
       顆粒球数    12,700/µl H

細菌感染症パターンです。
確定的です。

投薬は、
アモキシシリン250mg4カプセル+ビオフェルミンR4錠 7日分
②モンテルカスト錠 7日分
1週間指示通り全て服用するようにお願いしました。

たとえ急性呼吸器感染症であっても、糖質制限実行で発症をかなりな確率で防げると思います。

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山田悟先生。
徳島新聞には初めてのご登場?
糖尿病学会内で糖質制限を推進されております。
その関係か?「緩い糖質制限」をお勧めです。
①「脳のエネルギーに使えるのはブドウ糖だけ」:ケトン体も使える事はご承知のはずです。
②「1日130gの糖質摂取」:過剰糖質摂取であることもご承知のはずです。ご自身は「スーパー糖質制限」と思います。
③「玄米・全粒粉パン」でも過剰糖質摂取になることもご存じのはずです。

ご自分で「食後60分血糖値」を測定するのがイチバン分かりやすいです。
または、「食後60分」での採血を医療機関でお願いして下さい。

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by hanahanak2 | 2018-09-15 17:58 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

扁桃周囲炎

四国徳島からです。
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当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳の患者さん。
7月31日、朝より咽頭痛あり受診されました。
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両側口蓋扁桃に白苔あり。
咽頭扁桃・咽頭側索には白苔なし、鳥肌状の腫れあり。
末梢血液白血球数:9,400/μl
白血球3分類 リンパ球数  3,100/μl
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   5,400/μl

典型的なウイルス感染症パターンです。
投薬は、モンテルカスト錠+コタロー麻黄附子細辛湯カプセル、です。
しかし、口蓋扁桃の白苔ありのため翌日再検査をお願いしました。

8月1日、「非常に痛い」との事、
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左扁桃周囲炎を発症していました。
末梢血液白血球数:8,700/μl
白血球3分類 リンパ球数  1,800/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   6,100/μl

ウイルス感染症パターンですが、リンパ球数が2千以下に減少、顆粒球数増加しています。
細菌感染症への移行も考えらるのではないかと考え、
アモキシシリン250mg4カプセル+ビオフェルミンR錠を追加しました。

8月5日には、
扁桃周囲の腫れは改善傾向を示していました。
末梢血液白血球数:5,800/μl
白血球3分類 リンパ球数 2,700/μl
       単核球数   400/μl
       顆粒球数  2,700/μl

リンパ球数が増加、顆粒球数が減少。
細菌感染症の改善を示しています。

よって、アモキシシリン+ビオフェルミンRを合計2週間内服お願いしました。
モンテルカスト錠も続けてもらいます。
コタロー麻黄附子細辛湯は1週間で終了です。

漢方薬は極力短期間で終了するようにしています。
長期使用は、副作用の面で避けたいです。

この方も過体重あり、糖質制限指導しました。
「スーパー糖質制限」実行で、免疫力UPし感染症に強くなるんですが・・・・・。
現在の病気の最強の応援団にもなります。

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日経メディカル7月号からです。
沢山の薬剤が高齢者の健康を害している可能性があるのです。
「スーパー糖質制限」をみんなが普通に実行する社会になれば、
副作用が心配されるクスリの使用は激減するはずです。
人生、変わると思いますよ。

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by hanahanak2 | 2018-08-06 22:30 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

急性中耳炎での使用は、ここ10年以上記憶にないです。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですから、
抗微生物薬は使わないのを原則として診療しています。

現在3歳1カ月児。
4月4日。右耳痛にて受診されました。
右鼓膜は「飴色帯びた軽度膨隆」でした。
滲出性中耳炎状態で急性炎症が加わった状態と判断しました。
末梢血液白血球数:10,900/μlH。
ウイルス感染症パターンですから、
モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップ、です。

11日、耳痛はありません。
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右増悪です。
左も貯留液は鼓室内全体に及んでいます。
5月2日、
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両側、改善しています。
15日、
右耳痛、体調不良食欲不振。
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再び増悪です。
末梢血液白血球数:19,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,400/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    14,600/μl H

リンパ球数3千以上ですのでウイルス感染症と考え投薬変更なし。
16日、体調不良増強。
末梢血液白血球数:24,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,500/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    19,200/μl H

リンパ球数3千以上でしたのでウイルス感染症と考えるも、
明日の検査で抗微生物薬をと考え始めました。
17日、
体調不良続いていました。
末梢血液白血球数:17,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,600/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    13,300/μl H

細菌感染症パターンでした。
アモキシシリン細粒+ビオフェルミンRを毎食後と寝る前の設定で投薬追加しました。
所が、
①服薬量が多くて飲ませにくい。
②夕食後即寝てしまうので寝る前の服薬が難しい。
とのことで、
L-ケフレックス顆粒に変更しました。
これは朝夕食後できちんと服用できました。
合計、抗微生物薬は7日間の服用になりました。

19日、やっとニコニコ表情が戻ってきました。
「白血球数とその分類」検査は、患者さんが非常に嫌がって来ましたので、17日を最後に中止しました。
表情・鼓膜所見より改善傾向がはっきりしてきたのもその理由です。

30日、
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治癒達成しました。

投薬も終了しました。
点検作業に移ります。

今回は、
ウイルス感染症と細菌感染症の混合感染症が最も考えられます。

最後に、糖質制限で元気な身体作りをお願いしました。

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by hanahanak2 | 2018-06-01 22:56 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

主訴は、右耳閉感でした。

抗微生物薬適正使用に心掛けた診療を行っています。

20歳代の患者さん。
右耳閉感での受診でした。
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①軽症急性中耳炎に伴う耳閉感と思われます。
②大量膿性鼻汁。右への鼻中隔弯曲で右鼻汁の状態把握出来ませんが、右も同じと思われます。
③咽頭後壁(咽頭扁桃)には白苔がビッシリ。
末梢血液白血球数:13,900/μl H
白血球3分類  リンパ球数   1,900/μl
        単核球数     900/μl H
        顆粒球数    11,000/μl H
白血球数1.3万以上、リンパ球数3千以下、顆粒球数1万以上、
ですので、細菌感染症パターンです。
①急性咽頭炎は細菌性急性咽頭炎です。
②一方、急性中耳炎・副鼻腔炎は、ウイルス感染症です。
急性中耳炎・副鼻腔炎は、原則、ウイルス性感染症です。

投薬。
アモキシシリン250mgカプセル4カプセル+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠。

そして、
10時半血糖値:118mg/dl。
ヘモグロビン(Hgb):9.2g/dl
体格は過体重傾向。
糖質制限は欠かせませんよ。

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「スーパー糖質制限」実行中。
10時血糖値:101mg/dl。

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by hanahanak2 | 2018-05-04 22:15 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

急性喉頭蓋炎

抗微生物薬適正使用に心掛けた診療を行っています。

40歳代の患者さん。
2日前より激しい嚥下痛を来し受診されました。

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喉頭蓋と舌根扁桃の腫れが際立ちます。
重症になると呼吸困難を来す恐ろしい喉頭蓋炎です。
呼吸困難には、まだ余裕あります。

末梢血液白血球数:16,000/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,300/μl
       単核球数    1,000/μl H
       顆粒球数    12,700/μl H
白血球数1.3万以上、リンパ球数3千以下、顆粒球数1万以上、です。
細菌感染症パターンです。

よって、投薬は、
①アモキシシリン+ビオフェルミンR。
②モンテルカスト錠
③カロナール頓服。
上手く峠を越えて欲しいものです。

なお、2年前より、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けCPAP療法中です。
糖質制限実行でCPAP離脱を勧めました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
17時血糖値:87mg/dl。

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by hanahanak2 | 2018-05-03 21:38 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)