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カテゴリ:抗菌薬(抗生物質)使用患者さん( 86 )

アモキシシリン使用しました。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

と、基準を設けていますが、大人の患者さんには甘くなります。

「左耳痛・鼻閉・咽頭痛」にて受診されました。
初診6月4日、
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鼻中隔・下鼻甲介・中鼻甲介のバランス不良で鼻道が狭くなっています。
中等量の粘膿性鼻汁を認め、
急性副鼻腔炎です。
咽頭後壁には腫脹と白苔を認めます。
急性咽頭炎です。
そして、
急性中耳炎、です。
末梢血液白血球数:10,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,400/μl
       単核球数    600/μl
       顆粒球数   8,200/μl H

当院抗微生物薬使用基準ではウイルス感染症ですが、
①白苔のある急性咽頭炎
②リンパ球数と顆粒球数のバランスで、顆粒球数が数倍以上になっております。
そこを考慮して、
ウイルス感染症と細菌感染症の混合感染症と考えました。
投薬は、
①モンテルカスト錠
アモキシシリン250mgカプセル4カプセル+ビオフェルミンR
いつものように狭域抗微生物薬を選択しました。

翌日
末梢血液白血球数:10,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,600/μl
       単核球数   900/μl H
       顆粒球数  7,200/μl H

細菌感染症のニュアンスは大幅軽減しています。
経過良好です。

抗微生物薬適正使用の努力は続けます。

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クスリで解決出来ない内容の記事です。
当初は効果を実感することは有るかも知れませんが、
人間の身体はクスリでは解決出来ない事を分かっているのにそれを連綿と続けてしまう。
これも人間でしょうか。
読売新聞でも食事(糖質制限)で身体が変わることの情報は当然入手しているはずです。
1例でも情報を開示してはと思うものです。

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by hanahanak2 | 2018-07-05 16:08 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

舌根扁桃炎

当院では抗菌薬適正使用に努力しています。

20歳代の患者さん。
数日前、咽頭痛で近医受診し抗菌薬の投薬受けるも改善しないので、本日当院受診されました。
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病的な鼻汁は認めません。
際立つのは、舌根扁桃の腫脹です。
末梢血液白血球数:16,300/μl H
白血球3分類  リンパ球数   2,700/μl
       単核球数     900/μl H
       顆粒球数    12,700/μl H
白血球数1.3万以上、リンパ球数3千以下、顆粒球数1万以上です。
細菌感染症が強く疑われます。

投薬は、
①抗菌薬。
アモキシシリン250mgカプセル 4カプセル+ビオフェルミンR4錠。
ペニシリン系抗菌薬を使います。
狭域かつバイオアベイラビリティの高い抗菌薬の代表です。
1週間、キッチリと服用するように要請しました。
②モンテルカスト錠+アドエアディスカス
ウイルス感染症対策も行いました。

なお、当患者さん、
2009年に、鼻中隔矯正術を、
2013年に、下鼻甲介超音波凝固術を、
当院で実施しています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
22時血糖値:111mg/dl。

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健康寿命も平均寿命も延び続けているんですね。
人生最後の10年20年が非常に厳しい事に変わりはないのです。
厳しい状況を軽減できる手段として、
糖質制限をお勧めしています。

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by hanahanak2 | 2018-04-19 22:22 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

第一選択は、アモキシシリンか第一世代セフェム系抗菌薬です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎では抗菌薬使用頻度は上昇いたします。
「白血球数とその分類」検査は非常に有用です。

20歳代の患者さん。
前日の39度超え発熱での受診でした。
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咽頭後壁には白苔がベッタリです。
ファイバースコープでは確認できますが、ヘッドライト下では明視出来ません。
末梢血液白血球数:13,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,300/μl
       単核球数     900/μl H
       顆粒球数    10,700/μl H
急性咽頭炎でこの数値は、ほぼ間違いなく細菌感染症です。
よって、投薬は、
①アモキシシリン250mgカプセル4カプセル/日+ビオフェルミンR4錠/日
②モンテルカスト10mg錠1錠/日
を、選択しました。

原則、解熱鎮痛剤は不使用です。

抗菌薬使用に際しては初回使用での治癒達成を目指します。
その為には、患者さんの感染症が細菌感染症か否かを明確にする必要があるのです。
耐性菌を撒き散らす医療行為は避けなければならないと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
21時半血糖値:113mg/dl。

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どうして肥満になるか、
過剰糖質摂取ですよね。
こういう紙上での情報は、糖質制限普及の妨げになります。
当院では全ての方々に糖質制限を要請しています。

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by hanahanak2 | 2018-03-11 22:08 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

抗菌薬を使う使わないは、「白血球数とその分類」検査を重要視しています。

30歳代の患者さん。
2月18日よりの「38度超えの発熱と咽頭痛」にて、
2月26日、受診されました。表情は苦悶状。
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両側口蓋扁桃に白苔。左が高度。腫脹も左が高度。
咽頭後壁(咽頭扁桃)と舌根扁桃は腫れのみ。
末梢血液白血球数:20,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数  2,000/μl
       単核球数   1,000/μl H
       顆粒球数   17,800/μl H
上記使用基準とノドの観察から、
細菌性急性咽頭炎・扁桃炎と診断しました。
使用薬剤は。
①アモキシシリン250mgカプセル4カプセル+ビオフェルミンR4錠
②モンテルカスト錠10mg1錠。
最も気掛かりなのは、
9時血糖値:245mg/dl。
HbA1c:6.0%
朝食は「お粥」でした。

2日後、スッキリ笑顔で来院されました。
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全ての部位で著明改善していました。
末梢血液白血球数:10,900/μl H
白血球3分類  リンパ球数  4,700/μl H
       単核球数   1,200/μl H
       顆粒球数   5,000/μl
典型的なウイルス感染症パターンのひとつのパターンになっていました。
①②の投薬を7日間きちんと服用して治療終了となります。

お若いですが、日常の血糖管理が必要です。
受診の度に指導していますが馬耳東風が続いています。
今回も前向きのご返事はいただけませんでした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:89mg/dl。

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2018/02/19 「こたろうのブログ」から。
High Blood Sugar Levels Tied to Memory Decline
By NICHOLAS BAKALAR FEB. 12, 2018
高血糖レベルは認知症に連結する
10年間に渡り、イギリス在住の平均66歳の5189人を対象にした、血糖値レベルと認知機能に関する(北京大学の研究者による)研究調査が行われました。すると血糖値と認知症は関連が見られなかったのですが、HbA1cが上昇するにつれて、実行機能(認知システム)が(時間の経過とともに)一貫して低下してきました。これは糖尿病でない人にさえみられました。この現象のメカニズムはまだ解明されていませんが、糖尿病による微小血管合併症が主原因であろうと筆頭著者は推測しています。

健康生活は血糖管理が最も重要ですね。

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by hanahanak2 | 2018-03-03 21:58 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

扁桃炎・咽頭炎・扁桃周囲炎・喉頭蓋炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

当院抗菌薬使用基準に該当しないにも関わらず使用する場合も時々あります。

「数日来の激しい咽頭痛」で受診された40歳代の患者さん。
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ヘッドライト下の視診では右下の画像です。
両側扁桃炎と左扁桃周囲炎。
猛烈な咽頭痛が理解出来ます。
左上:咽頭後壁(咽頭扁桃)に白苔。
左下:喉頭蓋炎です。声門の気道は確保されています。
右上:扁桃炎と扁桃周囲炎で咽頭部の気道はほぼ閉塞状態です。
末梢血液白血球数:15,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数   4,400/μl H
       単核球数    1,000/μl H
       顆粒球数    10,500/μl H
急性中耳炎・急性副鼻腔炎の場合では、白血球増加がかなりのウイルス感染症と診断するところです。
しかし、
咽頭・喉頭部の感染症では、より細菌感染症を念頭においた診療にならざるを得ないです。

ウイルスと細菌の混合感染症と診断し、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
③カロナール錠 頓服
を、選択しました。

それと、
高血圧と糖尿病で通院中とのこと。
測ってみました。
血圧:108/84mmHg
9時血糖値:149mg/dl。(朝食はおにぎり1個)
糖質制限実行でクスリは減薬断薬出来そうですが・・・・・。
そして、
糖質制限実行で重症感染症も予防出来そうなんですが・・・・。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:105mg/dl。

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小豆粥。
日本の伝統食なんですね。
「糖質」を絡めて活字を拾う習慣になってしまいました。

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by hanahanak2 | 2018-02-12 19:10 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

細菌性急性副鼻腔炎を強く疑った患者さん

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
しかし、細菌性急性副鼻腔炎を強く疑われる患者さんに遭遇しました。

2月1日に書き込みした患者さん。
2日後受診ありました。
「頬部痛・頭痛」は大幅改善していました。
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右大量膿性鼻汁です。
粘性鼻汁から膿性鼻汁に移行していました。
順調な経過と思われます。
末梢血液白血球数:10,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,900/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   7,900/μl H
全ての項目で数字の減少を認めます。

経過から、細菌感染症が強く疑われます。
終着駅まで経過を追うことができれば、私にとって貴重な勉強になります。
スキンケアも含めて。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:93mg/dl。

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<医療>「GABAのサプリは認知症に効く」は本当?
2/3(土) 10:00配信
 ストレス軽減や血圧低下に効果があるというアミノ酸のGABA。「脳にも良さそうなので認知症にも効く」と考え、GABAを多く含んだ健康食品やサプリメントを摂取している人がいるようです。本当はどうなのでしょうか。脳神経外科専門医の工藤千秋・くどうちあき脳神経外科クリニック院長にGABAの働きや効果について聞きました。【毎日新聞医療プレミア】
 ◇GABAとは?
 GABAは「γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)」の頭文字を取った略称ですヒトの体内では、アミノ酸の一種であるグルタミン酸から作られ、脳や脊髄(せきずい)に存在します。
 GABAは神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質でもあり、情報を受け取った神経細胞の興奮を抑制する働きがあることが分かっています。このためGABAの作用を強めることで、鎮静、不眠や不安の改善、麻酔の効果を目的とした医薬品もあります。
 ◇血圧低下やストレス軽減の効果
 現在、GABAのサプリメントや健康食品が市販されています。そのほとんどが、血圧低下やストレス低減の効果の期待をうたっています。実際、動物実験やヒトでの臨床研究などから、こうした効果が報告されています。
 血圧低下やストレス低減は、体内で神経伝達物質あるいはホルモンとして働くノルアドレナリンの分泌量がGABAの作用によって低下することで起こります。具体的には次のような仕組みで起こると考えられています。
 まず、摂取したGABAが血中に取り込まれて交感神経に作用します。すると、神経細胞間の情報伝達物質としてのノルアドレナリンの分泌が減少して、交感神経の興奮が抑えられます。その結果、副腎髄質から分泌されるホルモンのノルアドレナリンの量が減ります。ホルモンは全身の特定の細胞に命令を与えるために血中に放出される物質です。
 ホルモンのノルアドレナリンは血管を収縮する作用があります。ですから、分泌量が増えると血圧があがり、逆に分泌量が減ると血管が拡張して血圧が下がるのです。
 また、ノルアドレナリンは興奮性のホルモンと言われます。分泌量が低下すると、興奮しにくくなって、イライラした気分になりにくくなると考えられています。そのため、ストレス軽減につながるというわけです。
 GABAのストレス軽減効果と聞くと、摂取したGABAが直接脳に作用しているかのように思われがちです。しかし、交感神経で起きていることが間接的に脳に伝わるという仕組みなのです。
 ◇経口摂取のGABAは脳に到達しない
 さて、最近、私のところに診察に来る患者さんの中に「GABAは脳に良い作用があるというので、認知症や老化の物忘れにも効くはず。だから、GABAのサプリメントを飲んでいる」とおっしゃる方がいます。ところがこれは全くの誤解で、しかも無意味です。
 サプリメントで摂取したGABAは脳に直接は作用しません。脳の毛細血管に存在する血液脳関門をGABAは通過できないからです。
 血液脳関門は、脳という非常に重要な部位を保護するために、脳の毛細血管中の物質を脳内(脳細胞が存在する側)へ通すか否かを判別している関所です。この通過基準の一つは血中を流れる物質の大きさ(分子量)です。GABAは分子量が大きすぎるため、摂取しても血液脳関門を通過できません。
 脳内に存在するGABAは、血液脳関門を通過できるアミノ酸の一種、グルタミンなどから脳内でグルタミン酸が作られ、それから合成されているものなのです。
 ◇GABAの作用抑制が認知症を改善する
 GABAの摂取に関する大きな誤解がもう一つあります。
 動物実験の結果から、アルツハイマー型認知症で記憶障害が発生している場合、GABAの作用を抑制することで記憶障害が改善するという研究報告があります。つまり、GABAを増やすのではなく、GABAの働きを抑えることがアルツハイマー型認知症の改善につながるのです。
 このようにGABAを摂取しても脳に到達せず、脳内のGABAを増やしてもアルツハイマー型認知症の改善にはつながりません。
 サプリメントや健康食品を摂取すること自体を否定はしません。しかし、出所不明な情報を基に安易に摂取することは、大きな害はなくとも利もないことを分かっていただきたいと思います。(聞き手=ジャーナリスト・村上和巳)

サプリメントにしろ食事にしろ、
消化管で消化分解され、それを材料にGABA等を作っていくと思うのです。
GABAを摂取してもそれがGABAを作る保証はありません。

そんなカラクリを少しでも勉強できたらと思っています。

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by hanahanak2 | 2018-02-03 22:55 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性咽頭炎・扁桃炎では細菌感染症の割合が高いので、
「白血球数とその分類」での確認が必要です。

30歳代の患者さん。
「咽頭痛」にて受診されました。
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咽頭後壁(咽頭扁桃)と咽頭側索に白苔を認めます。
喉頭蓋と披裂軟骨隆起の腫脹あります。
左への鼻中隔弯曲も。
外耳道に綿棒でこすった細かい傷があります。
末梢血液白血球数:14,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,100/μl
       単核球数     800/μl
       顆粒球数    11,700/μl H
当院抗菌薬使用基準で、細菌感染症です。

従って、投薬は、
アモキシシリン250mgカプセル4カプセル+ビオフェルミンR4錠
そして、
②モンテルカスト錠。
何らかのウイルス感染症の合併も否定出来ませんので追加するようにしています。

外耳道皮膚炎には、
プロペト(白色ワセリン)を処方しました。

最後に朝食をお聞きしました。
おにぎり+コーンスープ、でした。
過剰糖質摂取でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:91mg/dl。

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人類に蛋白質を供給するには避けられない解決策です。

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by hanahanak2 | 2018-02-02 22:21 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

急性咽頭炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「急性咽頭炎・扁桃炎」では、「白血球数とその分類」検査の有用性が高まると思います。
30歳代の患者さん。
「数日来の咽頭痛」にて受診されました。
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ファイバースコープで観察すると、
急性咽頭炎・急性副鼻腔炎の診断は容易です。

末梢血液白血球数:13,500/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,200/μl
      単核球数     800/μl
       顆粒球数    10,500/μl H
細菌感染症パターン、明らかです。

投薬は、
①アモキシシリン250mgカプセル 4カプセル/日+ビオフェルミンR4錠/日
1日4回1週間、きちんと服用お願いします。
②急性副鼻腔炎はウイルス感染症ですので、
モンテルカスト錠を併用します。

当院での抗菌薬第一選択は、
L-ケフレックス、またはアモキシシリンとしています。
いずれも狭域抗菌薬かつ組織移行性良好でグラム陽性球菌に抗菌力が高いからです。

最後に「手荒れ」を発見しましたので「プロペト」によるスキンケアをお勧めしました。
糖質制限も欠かせません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:103mg/dl。

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次は、
「カロリー」と「糖質量」を算出できるアプリをお願いしたいです。
私たちには、
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食が必要なんです。
「バランス栄養食」には賛同出来ません。

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by hanahanak2 | 2018-01-23 17:06 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

鼓膜炎にも注目しています。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

1月10日に書き込みした患者さん。
翌々日、「声がれ」で受診されました。
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咽頭後壁・咽頭側索の白苔は減少傾向です。
声帯に白苔を認めます。
気管粘膜は発赤を認めます。
末梢血液白血球数:9,900/μl
細菌感染症は消退傾向を示しています。
服薬は続行です。

次の日、「ひどい咳が出た」との事。
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咽頭後壁・咽頭側索は次第に改善しています。
粘性の後鼻漏が出現しています。
声帯の白苔は消えています。
気管粘膜は、依然発赤を呈しています。
末梢血液白血球数:6,100/μl
改善が続いています。
ウイルス性急性副鼻腔炎の出現です。
そして、ウイルス性気管支炎も。
追加しました。
フルティフォームエアゾールを。
これで、一日一日、「鼻閉・鼻汁・咳・痰」は改善していく予定です。

問題の鼓膜炎は、
痂疲を除去すると鼓膜輪に明視できます。
まずは、
1~2週間毎のフェノール処置+適宜のプロペト(白色ワセリン)塗布
で、治療を始めました。
試行錯誤は続きます。

お一人お一人の患者さんに、私が教えられているように感じる今日この頃です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。

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人口10万人当たりの医師数で、徳島県が315.9人で最多を記録しました。
数々の医療統計で不振を続けているのとは大きなギャップです。
なんでかうまくいっていない徳島県です。

食事を考え直さないと・・・・・・

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by hanahanak2 | 2018-01-13 23:04 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)

経口第1世代セフェム系抗菌薬を第1選択にします。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

またしても白苔を伴う急性咽頭炎です。
60歳代の患者さん。
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①咽頭後壁(咽頭扁桃)と咽頭側索に厚い白苔。
②鼓膜辺縁の痂疲を除去すると皮膚欠損部が現れました。
鼓膜炎です。

末梢血液白血球数:11,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数  1,900/μl
       単核球数    700/μl
       顆粒球数   8,600/μl H
①扁桃組織に白苔形成を認めるのは、ほぼ細菌感染ではと思います。
②リンパ球数・単核球数の増加が、ありません。
③こんな患者さんには経験的に抗菌薬が、ほぼ効果を確認できている。

そんな思いで、
①L-ケフレックス顆粒+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠
7日分処方しました。
指示通りの服用をお願いしました。

鼓膜炎については、再診あれば確認の上、記事にしたいと思っています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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健康寿命至上主義でよいのか
英国の研究成果を踏まえて日本の課題を考える
東京新宿メディカルセンター脊椎脊髄センター長 川口浩
2017年12月27日 06:00

研究の背景:国家戦略に位置付けられる健康寿命の延伸
 泣く子も黙る「健康寿命」の話題である。「健康寿命の延伸」は、わが国でも医療行政が最重要課題として掲げ続けてきた国家戦略である。しかし、その実態について自立レベルまで詳細に検討した研究は世界的にも少ない。
 CFAS(Cognitive Function and Ageing Studies)は、英国の地域高齢者を対象とした住民コホート研究で、その特徴は時代の異なる2つのフィールド研究(CFAS ⅠとCFASⅡ)を行い、背景と調査項目を一致させて比較している点である。これによって、英国における高齢者の健康状況の変遷を探索できる。
 そもそもCFAS Iは、1989~94年に英国6地域で65歳以上を対象に認知症有病率を予測した研究である。また、CFASⅡは同じ研究グループによって、そのうちのケンブリッジシャー、ニューカッスル、ノッティンガムの3つの地域について、2008~11年に同一方法で認知症有病率の予測値を調べたものである。
 今回取り上げる研究は、1991年と2011年の前記3地域における65歳以上の高齢者の自立度を比較して、英国における20年間の健康寿命の変遷を検討したものである(Lancet 2017;390:1676-1684)。
研究のポイント:平均余命の延長は要介護期間の延長をもたらした
 本研究では、前記3地域の65歳以上の被験者の自立度について、24時間ケアを要する「高度要介護」、毎日ケアを要する「中等度要介護」、毎日ケアは要しない「軽度要介護」、そして「自立」の4群に分け、各群の有病率予測値を割り出した。さらに、将来の社会的介護の需要を明らかにするため、各要介護度の年齢別・性別割合を、2014年の英国人口を基に算出した。
 1991~2011年の20年間に、65歳時点での平均余命は男性が4.7年、女性が4.1年、それぞれ延長していた。この延長分のうち、男性は36.3%を「自立」で、36.3%を「軽度要介護」状態で過ごすが、女性の58.0%は「軽度要介護」で、「自立」はわずか4.8%に過ぎなかった(図1)。

平均余命・健康寿命が延びて、要介護期間の短縮が期待される所です。
何故か、
従来の対策が功を奏していないという事です。

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by hanahanak2 | 2018-01-10 22:49 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)