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カテゴリ:異物( 8 )

咽頭異物:サバの骨

30歳代の患者さん。
前夜、サバを食べていて骨が刺さったと受診されました。
ヘッドライト下に口蓋扁桃とその周辺を探しましたがありません。
ファイバースコープ検査で探しました。
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舌根扁桃最深部にありました。
攝子は届きません。

それで、咽頭反射が強くないのを幸いにローテクで摘み取ろうと考えました。
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間接喉頭鏡です。
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喉頭鉗子です。

これを操作するには手が3本必要です。
患者さんにも参加してもらいます。
①口腔・咽頭のキシロカイン表面麻酔。
②患者さんに舌を前下方へ引っ張ってもらいます。
③私は、間接喉頭鏡を口蓋垂付近に挿入してにヘッドライトを使って魚骨を確認、
④関節喉頭鏡を見ながら喉頭鉗子を挿入して魚骨を摘出しました。
何より、咽頭反射が少なく患者さんのご協力のおかげでした。

まあ、取れて当たり前ですが。

その他、
右への鼻中隔湾曲が際立っています。
中鼻甲介後部のポリープ様変化も気になります。

当患者さんは肥満解消の為に、糖質制限と筋トレをやられておりました。
均整の取れた体格でした。
ご自分で情報をつかんだのです。
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新聞からです。
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機能性ディスペプシア」
「治療の基本は生活習慣の改善です」
「栄養バランスの良い食事」
「脂っぽい物は…避けるようにしてください」
過剰糖質摂取で低脂肪食をお勧めしています。

お腹の不調を含めて体調不良を改善したいと思うのでしたら、
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」食である「糖質制限」食を実行してみて下さい。
高い確率で改善が得られます。
糖質制限に理解のあるドクターの指導を受けられたら、なお良いのですが。

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by hanahanak2 | 2019-09-02 19:14 | 異物 | Comments(0)

外耳道異物

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗微生物薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の指導。

30歳代の患者さん。
連休中、綿棒で耳掃除をしていたら綿棒の先が外れたとの事で受診されました。
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左外耳道は分泌物で狭くなっていました。
分泌物を吸引しても外耳道は非常に狭い状態でした。
処置用の顕微鏡で観察すると綿状の塊がなんとなく見えました。
耳手術用鉗子でなんとか摘出は出来ました。

問題は、外耳道の修復です。
無茶苦茶な崩壊です。

ステロイド外用薬塗布で治るはずもないです。
自分の治癒力を有効に利用する創傷被覆材での処置を考えています。

患者さんには、
外耳道を触らない。
定期的な通院。
お願いしましたが、どうでしょうか?

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産後うつ、貧血だとリスク6割増 気力低下が原因に
4/16(火) 18:06配信 毎日新聞

 産後にうつを発症するリスクが、貧血がない女性と比べある女性は約6割も増えるとする調査結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。貧血になると全身の倦怠(けんたい)感や疲れが取れにくくなり、気力が低下するためとみられる。妊産婦死亡のうち、最も多い自殺の原因の一つがうつ病とされており、チームは「貧血治療で産後うつの発症を抑えられる可能性がある」と指摘する。

 調査は2011~13年にセンター内で出産した女性のうち、妊娠の中期と後期、出産後に血液の検査データがあり、産後1カ月時点でうつ病の有無を調べた記録が残る977人(平均36歳)が対象。貧血だったのは、妊娠の中期で193人(19・8%)▽後期で435人(44・5%)▽産後1カ月で432人(44・2%)。また、産後にうつを発症したのは196人(20・1%)だった。

 産後に貧血だった女性は、なかった女性と比べ1・63倍も産後にうつを発症するリスクが高かった。一方、妊娠の中・後期では貧血と産後うつとの関係は分からなかった。

 また、産後に貧血が重症だと、うつを発症するリスクは1・92倍。軽症でも1・61倍高く、貧血が進むほど産後うつのリスクが高まる傾向にあることが明らかになった。

 産後うつは社会的、精神的な要因が影響することも多いが、調査したセンターの小川浩平医師(産科)は「客観的な指標となる血液検査でリスクを評価できる意義は大きい。軽い貧血でも放置しないことが重要だ」と話している。【荒木涼子】


だから、授乳しているお母さんに、離乳食を始めた赤ちゃんに、
糖質制限食を、お願いしているのです。
食事で貧血を是正するのです。
高齢者の方々もひどいです。

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by hanahanak2 | 2019-05-10 22:40 | 異物 | Comments(0)

耳に朝顔の種を入れた

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

非常に希な経験をしました。

4歳の患者さん。
「朝顔の種を耳に入れました」と来院されました。
鼓膜鏡にて確認後、鼓膜に接していた種を、先を曲げた綿棒で掻き出しました。

それから、鼻腔観察しました。
右鼻腔に大量膿性鼻汁と思われる白い塊を認めました。
ファイバースコープでの観察をすると、異物のようでした。
吸引管で吸引すると出てきました。
トマトのヘタでした。
いつからのものか不明です。

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耳鼻咽喉科診療では、当然ですが、耳、鼻、ノドと全ての視診はすべきなんですね。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:98mg/dl。

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昨日の日経メディカルの記事。

表2
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2013年熊本宣言です。
ゆるい基準です。
糖質制限をやれば、全ての2型糖尿病患者さんで、HbA1c:6%未満は容易に達成可能です。
表3
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この基準は、糖質制限しないと達成出来ないでしょう。
クスリでは無理です。

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by hanahanak2 | 2014-10-05 22:35 | 異物 | Comments(0)

ビックリのお薬手帳

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

久し振りの、鼻腔異物の患者さん(2歳)。
ビーズを入れたとの事でした。
耳用鑷子にて簡単に摘出できました。
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そして、
鼓膜を観察しました。
左急性中耳炎。中等症。
末梢血液白血球数 8,700/μl
抗菌薬不要のウイルス性急性中耳炎と診断しました。
キプレス:ロイコトリエン受容体拮抗剤
メプチン:気管支拡張剤
2剤を処方しました。

お聞きすると、4月初旬にも急性中耳炎に罹っていたとの事でした。
お薬手帳、拝見しました。

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最近の投薬状況は省略しました。
兎に角、受診すれば、抗菌薬をもらっていました。

恐ろしい現実です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:101mg/dl。

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昨日の図。
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昨年9月3日の図。
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世界保健機構は糖類を1日25g以下にと勧告しています。
米国でも、同じ動きです。
脂肪摂取は肥満の原因では無い事を理解したからです。
日本のトップランナーの先生方は、未だ理解されていません。

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by hanahanak2 | 2014-04-27 23:01 | 異物 | Comments(0)

咽頭異物

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

最近は、魚介類の消費量が減少しています。
従って、魚骨による咽頭異物患者さんは、まれになりました。
ウナギの安い時代には、頻繁に電話がありました。

今日、受付終了間際に来られた患者さん。
70歳代の患者さん。

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患者さんは「右のノド」と指さしてくれましたが、
ヘッドライト下での視診で、右口蓋扁桃には、発見出来ません。
ファイバースコープを鼻から挿入して観察したところ、
上記の状態でした。
舌根扁桃右寄りに魚骨と思われる物体が刺さっていました。

さーて、どうしよう・・・・
咽頭をまずキシロカインで表面麻酔。
舌引きガーゼで患者さんの舌を強く引っ張りました。
右手に持ったコッヘル止血鉗子(反)で舌根部手前を強く下方に押すと、
魚骨が視界に入りました。
つまみ捕って完了。

成功して当たり前。
捕れなかった時は、ほんと、惨め。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:109mg/dl。

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難聴で最も多いのは、加齢による感音難聴です。
つまり、血管の老化です。
予防に治療に、
糖質制限をお勧めします。

糖質の多い食事をすると、血糖は上昇します。
当たり前です。
当たり前と思われている現象、
食後高血糖が、老化を進め、多くの突発的な病気も引き起こしているんです。

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by hanahanak2 | 2014-03-29 23:16 | 異物 | Comments(0)

苦悩の歴史が

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

外耳道異物は摘出すればそれで終了になるんですが、
今回の患者さんは壮絶な歴史を感じさせるものがありました。

70歳代の患者さん。
約40年間、耳漏・難聴等にて断続的にアチコチの医療機関を受診。
どうしても治らないとの事で、「残りくじ」の当院へ。

左外耳道:「何か異物」
右耳穴式補聴器装着

左耳
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異物(綿)を摘出。
外耳道には耳茸(肉芽)大小各1個。
鼓膜には柔らかい 痂皮?がビッシリと、穿孔の確認は後日。

異物発生の期日は確認不可能です。

耳茸摘出を予定

右耳にも問題が、
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耳垢栓塞でしたが、塊を取り出しますと、真珠腫?のでっかい塊でした。
外耳道には大きな耳茸(肉芽)認めました。
柔らかい 痂皮の隙間から鼓膜穿孔を認めました。

こちらも、次の予定は。耳茸摘出です。

兎に角、難工事が想定されます。

一つ一つ改善していけばと思います。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:103mg/dl

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私たち糖質制限実践者にとって、上記の発表は、?、何で?です。
糖質制限推進者への批判?とも考えてしまいます。
糖質蛋白質脂質の3大栄養素の基本を念頭にお考えになられたらと思います。
糖質に偏った食事を続けると糖尿を発症するんですよ。
糖質を制限して、蛋白質脂肪緑色野菜を多くバランス良く摂ると糖尿病発症は抑止可能なんです。

基本です。

私は、そういうふうに理解しています。
「ドクター江部のの糖尿病徒然日記」、関連出版物を拝見し、そういう風に理解出来るようになりました。

また、どなたが「発表した」「活字になった」等は「必ず正しい」とは限らない事が、ようーく分かりました。

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by hanahanak2 | 2013-06-26 12:51 | 異物 | Comments(0)

外耳道異物

四国徳島からです。

花粉症患者さんが、1年ぶりにボツボツと来院されていますが、耳もきちんと診ておくべきだと反省させられた症例でした。

40歳代の患者さん。

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左右の外耳道から。
何年ものか?
ソーセージ?
よく分かりません。
患者さんも全く憶えていません。

大いに反省しました。

by hanahanak2 | 2012-03-18 22:10 | 異物 | Comments(0)

鼻腔異物

四国徳島からです。

3歳0ヶ月の患者さん。
最近、鼻血が頻繁にあると来院されました。
片側のみに大量膿性鼻汁を認めました。
これは誰でも分かります。
鼻汁を吸引すると、何か黒い物体が現れました。
鼻腔異物です。
鼻腔異物ですが耳垢鉗子でつかみ出しました。
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これで解決。

何でもないようですが、鼻汁が出る、止まらないというては、抗菌薬(抗生物質)が続くことがあります。

後日の鼓膜のチェックを忘れないように。

by hanahanak2 | 2010-10-14 11:57 | 異物 | Comments(0)