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カテゴリ:急性副鼻腔炎( 289 )

大量膿性鼻汁ですが抗微生物薬は使いません。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳代の患者さん。
1週間前よりの「膿状の鼻水・次第に強くなる咳」で受診されました。
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両側大量膿性鼻汁です。
末梢血液白血球数:9,600/µl。
白血球3分類 リンパ球数  1,700/µl
       単核球数    700/µl
       顆粒球数   7,200/µl H
間違いなくウイルス感染症パターンです。

投薬は、
シングレア錠+フルティフォームエアゾール
を、選択しました。

感染症診療では、ウイルス感染症か細菌感染症かの判定で薬剤選択をすることをお勧めします。

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「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因 (光文社新書) 新書 – 2019/5/21発売
清水 泰行 (著)
◎内容◎
肥満や糖尿病は、糖質が原因と認知されつつあるが、
その他の多くの疾患も、元をたどれば一つの原因につながる――糖質の過剰摂取である。
医療の現場ではまだ少数派の考え方だが、研究成果は世界中で報告され始めている。
著者は七千を超える論文を参照しつつ、「糖質過剰症候群」という新しい概念を提唱。
裏付けのある形で様々な疾患(糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、がん、脂質異常症、
アルツハイマー病、うつ病、骨粗しょう症、片頭痛、非アルコール性脂肪肝、緑内障、
白内障、加齢黄斑変性などの眼科疾患、変形性関節症、五十肩、脊柱管狭窄症、サルコペニア、
甲状腺機能低下症、不妊症、子宮内膜症、乾癬、ニキビ、脱毛症、逆流性食道炎、難聴、
パーキンソン病、前立腺肥大、頻尿……等々)と糖質過剰摂取との関係を説く。

過剰糖質摂取は、「あらゆる病に共通する原因」です。
「スーパー糖質制限」実行で実感しています。

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by hanahanak2 | 2019-05-09 22:44 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

重症ですがウイルス性急性副鼻腔炎です。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

40歳代の患者さん。
数日前より「大量の膿状鼻汁と頬部痛」の症状で受診されました。
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両側の中鼻道と嗅裂に大量膿性鼻汁を認めます。
強く鼻をかむ回数が多いですが中耳炎はありません。
末梢血液白血球数:10,800/µl H
白血球3分類 リンパ球数  3,300/µl H
       単核球数    600/µl
       顆粒球数   6,900/µl H

ウイルス感染症パターンです。

投薬は、
モンテルカスト錠+メプチンドライシロップ
を、選択しました。

つまり、
重症であってもウイルス感染症には抗微生物薬の使用は避けるべきです。

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耳鼻咽喉科では急性中耳炎・急性副鼻腔炎に、
①キノロン系(フルオロキノロン系):オゼックス・クラビット・ジェニナック等
②マクロライド系:クラリス等
③セフェム系:主として第3世代セフェムである、メイアクト・フロモックス・セフゾン・トミロン等
大量に使われているのが現状です。
悪いことに、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎のほとんどはウイルス感染症なんです。
ほんと、誰の為の医療なんでしょうね。

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by hanahanak2 | 2019-04-19 22:25 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

連続する咳

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

50歳代の患者さん。
間断なく続く咳と両頬部不快感で来院されました。
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急性副鼻腔炎の症状ですが大量鼻汁は認めません。
後鼻漏としての粘膿性鼻汁はみられます。
咽頭後壁の腫脹も軽度。
気管粘膜の発赤はあります。
末梢血液白血球数:8,400/µl。
副鼻腔~気管支のウイルス感染症と診断、
モンテルカスト錠+アドエアディスカスでの対応を選択しました。

風邪に対する定番処方である、
抗微生物薬
咳止め
痰切
抗ヒスタミン薬
非ステロイド性抗炎症薬
は、ウイルス性急性呼吸器感染症の治癒を邪魔している可能性もあると思います。

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脳を守る食事は「2つの油」が重要 医師の白澤卓二氏に聞く
4/8(月) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL

 ヒトは年齢にかかわらず生きている間はずっと脳の神経細胞を増やしている――。昨年春、「ニューズウィーク」誌が、こんな米コロンビア大の研究論文を取り上げ話題になった。大人になると脳細胞は死滅する一方だと思っていたら、どうもそうではないらしい。50歳すぎ、いや60歳で定年になったからといって諦めることはない。脳を“鍛える”方法はあるわけで――。

「頭の中の霧が晴れるようだ」

 テニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を世界1位に押し上げたのが食事の改善だった。食べるものを見直した途端に頭がクリアになって体のキレが増し、夢のグランドスラム制覇を成し遂げている。

 実は、最新の研究で、脳の働きは食事によって大きく左右されることが分かってきた。ジョコビッチのケースでは、頭に霧をつくっていた正体が小麦に含まれるグルテンだった。グルテンを取り過ぎると、脳が障害を受けることが分かったという。脳や長寿研究に詳しい「お茶の水健康長寿クリニック」の白澤卓二院長に聞いた。

「グルテンが分解されてできるエクソルフィンという物質はアヘンに似た作用を持ち、脳の関門を突破して脳に入り込み、オピオイド受容体と結合します。オピオイド受容体は、麻薬の受容体。それらが結びついている間は多幸感を生じる一方、なくなると不安になる。その結合は、暴走を抑える回路をブロックし、暴走を止めることができなくなり、やがて脳の神経細胞が死滅。その結果、引き起こされるのが、アルツハイマー病です。脳にとって、グルテンは敵でしかありません」

 ジョコビッチは、成人になってから発症するグルテン過敏症だった。そうでない人もいつ発症するか分からない。

■子供の偏差値が上がった

 それでは脳を守る食事とは、いったいどんなものか。重要なのは2つの油で、その1つがオメガ3脂肪酸だという。

「脳の細胞膜には、青魚に含まれるオメガ3脂肪酸が存在します。その濃度は、神経伝達に影響を与えるため、魚を多く食べる人ほど認知機能が高いのは複数の研究で明らかです。しかも、その効果は年齢を問わず、魚を多く食べる母の母乳で育った乳幼児が小学生になると、そうでない小学生に比べて成績が高いことも複数の研究で示されています」

 脳のエネルギー源はブドウ糖と考えられてきたが、最近は脂肪の代謝産物・ケトン体こそ重要と考えられる。

「脳をはじめとする神経の接合部であるシナプスには、細胞内のエネルギー工場のミトコンドリアが集まっています。ケトン体は、そこに直接作用するため、ブドウ糖よりエネルギー効率が高い。脳の神経細胞のエネルギー不足解消にうってつけで、シナプスの機能低下の改善が期待できます」

 そのケトン体の材料となるのが、もう1つの油、ココナツオイルだ。ココナツオイルは肝臓に運ばれると、ケトン体に代謝されるという。

「ブドウ糖の材料が炭水化物で、ケトン体の材料がココナツオイル。小学生と中学生にブドウ糖食とケトン体食を食べてもらって偏差値を比較すると、後者の方が高いことが分かりました。ケトン体食は血糖値の変動が少なく、食後に眠くならない。認知機能だけでなく、集中力を持続させる効果もあるのです」

 ケトン体を脳のエネルギー源とする食事法は「ケトジェニックダイエット」と呼ばれる。そのメニューはこんな感じだ。

▽朝食 午前7時前後にココナツオイル入りコーヒー1杯。
▽昼食 正午前後に卵料理と生野菜サラダ。
▽夕食 午後8時までに魚や肉と野菜を中心に腹八分目。

「朝のココナツオイルと、夜から朝にかけての12時間の“絶食”でケトン体が誘導されます。ただ、それには厳しい糖質制限が必要で、好きなものを食べられないのはつらい。そこで、夕飯に茶わん1杯の雑穀米やそばは食べていいことにします。アルコールも赤ワイン2杯まではOK。ただし、絶食時間は大切で、午後8時には食事を終え、午前0時には就寝してください」

 認知症になる前、軽度認知障害の段階でケトジェニックダイエットを取り入れると、確実に改善する。認知機能を守れるというから実践あるのみだ。


食事の基本は、
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」です。
あまり細かく規定する必要はありません。
バターコーヒーでも、オリーブオイルコーヒーでも良いのです。
良質な低糖質食材である蛋白質・脂肪の基礎知識を確認できれば楽に実行できます。

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by hanahanak2 | 2019-04-10 22:54 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

長引く咳

久しぶりの書き込みになります。
3月25日から、ノドの「痛はしかい」咳が始まり次第に睡眠障害をきたし、
先ずは、①モンテルカスト錠+メプチンドライシロップで実験を始めました、
全く効果なくあきらめ、いつもの処方である、
②モンテルカスト錠+フルティフォームエアゾールに切り替えると、
一日一日症状は軽減し、昨日、投薬は終了しました。
咳を伴うウイルス性呼吸器感染症での対応は、②が優位と改めて実感しました。
食事は、終始、糖質制限食を何時ものように続けていました。

私の「咳風邪」とよく似た症状の20歳代の患者さん。
1週間前から「ノドのイガイガ咳」が主訴です。
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粘膿性鼻汁を認めます。
咽頭後壁の腫れも認めます。
気管粘膜の発赤もみられます。
末梢血液白血球数:9,900/µl
症状から、ファイバースコープでの観察から、白血球数から、
ウイルス性急性副鼻腔炎・咽頭炎・気管支炎と診断。
モンテルカスト錠+フルティフォームエアゾール
を、選択しました。
約1週間で、ほぼ収束すると思います。
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認知症予防や進行抑制にも期待「毛細血管」こう若返らせる
4/9(火) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL

健康で長生きするために(C)日刊ゲンダイ

 骨粗しょう症や認知症予防に役立つとして、近年注目を集めているのが「毛細血管」だ。毛細血管の研究に力を入れる大阪大学微生物病研究所情報伝達分野の高倉伸幸教授に話を聞いた。

「病気予防などで血管の話が出る時、それは大動脈や冠動脈。これまで毛細血管はほとんど注目されてきませんでした」

 毛細血管は血管内皮細胞同士がくっついてできており、その隙間を押さえるように、壁細胞が一定の間隔で接着している。毛細血管を通って血液はゆっくり運ばれ、接着部分から血液中の酸素や栄養をほどよく細胞に浸透させる。毛細血管内の方が外より圧が高いので、隙間から出た酸素や栄養素は外の組織に拡散され、効率よく吸収される。また、余分な血液は減らさずに二酸化炭素や老廃物を回収する。「ゴースト血管をつくらない33のメソッド」の著者でもある高倉教授が毛細血管に関心を持つようになったのは、血液・腫瘍内科で臨床医としてがん治療をしていた時だった。

「優れた薬効の抗がん剤でも、効かない患者さんがいる。そこでがんの血管をテーマに研究を始めたところ、薬が効かないのは、がんの中の毛細血管に問題があることが分かりました」

 がんの中の毛細血管は、壁細胞が血管内皮細胞に正しく接着していない。そのため過剰に血液が漏れ、いわば水浸し状態になり、抗がん剤が細胞に届かなくなる。だから、効きが悪い。この“漏れやすい”毛細血管は、がんの人に限ったものではない。主に2つの原因によって、体の毛細血管が“漏れやすく”なっている人が多いのだ。

「原因のひとつは、老化です。加齢により細胞の分裂機能は低下する。毛細血管を構成する血管内皮細胞も同様で、毛細血管が劣化します」

 これに拍車をかけるのが、高血糖だ。高血糖で体内に焦げのような物質「AGE」が発生。

「AGEは老化の要因になり、これを、毛細血管の血管内皮細胞の受容体が取り込むと、活性酸素が大量に発生し、血管構造を保つ壁細胞の機能が低下して血管内皮細胞の隙間が開くのです」

 実は近年、国内外の研究者らが、毛細血管がさまざまな病気や不調と関係していることを論文で発表している。高倉教授が特に注目した内容を2つ挙げよう。

【骨粗しょう症】

 2014年、世界的に権威のある医学雑誌「ネイチャー」に掲載された。

「骨の先端部にある海綿骨は関節のクッションとなる部分で、この周囲に毛細血管が大量に存在していることが明らかになりました。そしてこれらの毛細血管が劣化して、不安定な状態になると、栄養や酸素が行き渡らず、新陳代謝が行われなくなる。健康な毛細血管では、その血管内皮細胞から生理活性物質が分泌され、骨芽細胞が新しい骨をつくりますが、それも行われなくなり、骨粗しょう症を発症するのです」

【認知症】

 認知症で最多を占めるアルツハイマー病は、脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積することが引き金だが、毛細血管も関係していることが明らかだ。

「必要な物質を血液中から選んで脳へ供給し、また脳内の不要な物質を血液中に排出する関門である血液脳関門は、毛細血管で形成されています。これらの毛細血管の血管内皮細胞の機能が低下し、血液成分が漏れ出るようになると、アミロイドβの排出が滞り、脳内に蓄積するのです」

 欧米の認知症治療の研究家は、毛細血管にフォーカスした薬の開発に携わっている。アミロイドβの蓄積が始まってからアルツハイマー病を発症するまで10年ほど。

 蓄積が始まった頃から脳の毛細血管を活性化する薬を投与できれば、認知症の予防・進行を遅らせることが期待できる。

 劣化した毛細血管は、若返らせことが可能。

「血流を良くして未成熟な毛細血管を血液が大量に流れるようになれば、酸素や栄養素が細胞に届きやすくなり、毛細血管が若返る」

 最も効果的なのは運動。20~30分のウオーキングなどを毎日続けるといい

NHKスペシャル「ゴースト血管」と似ている記事ですね。
過剰糖質摂取⇒⇒高血糖⇒⇒ゴースト血管です。
最も効果的なのは糖質制限、です。

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by hanahanak2 | 2019-04-09 22:11 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

鼻が臭い。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳代の患者さん。
3週間前に鼻水が出現。
次第に粘性鼻汁に変化し、前日より臭い(くさい)鼻汁に変わって、右頬部不快感も出現、
思いあまって当院受診されました。
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右に注目です。
右中鼻道は大量膿性鼻汁で溢れております。
前部副鼻腔(上顎洞・篩骨胞・前頭洞)起源の膿性鼻汁が考えられます。
末梢血液白血球数:9,800/µl
白血球3分類 リンパ球数  3,400/µl H
       単核球数    800/µl
       顆粒球数   5,600/µl

典型的なウイルス感染症パターンです。

重症急性副鼻腔炎ではありますが、
疑いようのないウイルス感染症には抗微生物薬の使用は避けることになります。

薬剤選択は、
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル
としました。

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「警報レベル」インフルエンザ拡大 患者数激増、どう防止?
1/23(水) 21:22配信 産経新聞

 インフルエンザは現在、大流行の発生・継続が疑われる「警報レベル」で、全国的に猛威を振るっている。感染力は非常に強く、病人や高齢者は肺炎などを併発し重症化しやすい傾向にある。

 厚生労働省によると、今月13日までの1週間に報告されたインフルの患者数は前週の推計約58万6000人から、約163万5000人と3倍ほどに増加。小学校などを中心に約600施設で学級閉鎖や休校が相次ぐ。

 特に高齢者や子供は要注意だ。厚労省によると、年間のインフルの感染者数約1000万人のうち死者は年間数百人程度で、平成17年には1818人に達した。肺炎などによる併発も含めた死者は、年間約1万人と推計されている。

 インフルは、くしゃみやせきなどの飛沫(ひまつ)や、スイッチやドアノブなどの接触で感染する。拡大を防ぐには、マスクや手洗いなどでウイルスを体内に侵入させないことだ。特に施設内での集団感染は、職員や訪問者らがウイルスを持ち込むケースがある。厚労省は22日、都道府県などを通じ介護など高齢者施設に対し、感染対策を徹底するよう呼びかけた。

 山野医療専門学校副校長の中原英臣(ひでおみ)氏(医学博士)は「体力が低下しがちな高齢者は発症しやすく、多くの人が生活を共にする施設では感染が広がりやすい。予防にはワクチン接種のほか、こまめな手洗い、うがいが何より重要だ。免疫力維持のため、十分な睡眠の確保なども習慣にしてもらいたい」と話す。

兎に角、食事がイチバンと思います。
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」食である「糖質制限」食を日常的に習慣として欲しいです。

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by hanahanak2 | 2019-01-24 21:43 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

毎年、急性蓄膿症を起こしています。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

30歳代の患者さん。
年末より「ひどい鼻風邪」に罹り「左耳が詰まった感じ」になり正月早々受診されました。
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左への鼻中隔湾曲は猛烈です。
大量膿性鼻汁は両側ともにひどいです。
ノドは狭いです。
左滲出性中耳炎へ移行しています。
末梢血液白血球数:14,800/µl H
白血球3分類 リンパ球数  4,900/µl H
       単核球数   1,200/µl H
       顆粒球数   8,700/µl H

典型的なウイルス感染症パターンです。
投薬は、
モンテルカスト錠+メプチンドライシロップを選択しました。

1週間後、
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鼻汁は改善傾向を示しています。
患者さんは、「鼻が臭い」と申しています。
左耳は、「治った」との事です。
末梢血液白血球数:13,200/µl H
白血球3分類 リンパ球数  6,100/µl H
       単核球数    900/µl H
       顆粒球数   6,200/µl

白血球数:減少。リンパ球数:増加。顆粒球数:減少
これは、ウイルス感染症が経過良好に推移しているという事です
咳も改善したので、モンテルカスト錠を続けてもらいました。

毎年の猛烈な急性副鼻腔炎は辛いものがあります。
解決には、鼻中隔手術+内視鏡下副鼻腔手術が最適とは思いますが・・・・・・・。
あと、
ノドが狭い、過体重気味もあります。
糖質制限は欠かせません。

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by hanahanak2 | 2019-01-15 22:41 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

急性中耳炎・副鼻腔炎は、ほとんどがウイルス感染症です。

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末梢血液白血球数:9,400/µl

確定的です。
ウイルス性急性副鼻腔炎です。

抗微生物薬は使いません。
モンテルカスト錠+麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。

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基幹病院からのおたよりです。
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過剰糖質摂取が続く限り低栄養は避けられません。
かけうどん1杯で、糖質:約55gですよ。
正しい糖質制限を行うと、蛋白質摂取量は、100g/日前後にアップします。
自動的に脂肪摂取量も増加しますから、低栄養からはオサラバになります。

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by hanahanak2 | 2018-11-05 22:04 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

2か月児

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

2か月児。
膿性鼻汁が続くと受診されました。
元気そうでニコニコです。

鼓膜・咽頭は著変ありません。
大量膿性鼻汁が際立ちます。
末梢血液白血球数:17,400/µl H
白血球3分類 リンパ球数   11,100/µl H
       単核球数    1,900/µl H
       顆粒球数    4,400/µl

ウイルス感染症は確定的ですが、リンパ球数の増加は半端でないです。

2か月児です。
1歳未満ではプランルカストを使う場合が多いですが、効果は、あんまりと思います。
投薬無し、という選択もありと思い。
投薬なしとしました。

ヘモグロビン(Hgb):11.3g/dl。
人工乳での対応との事。

離乳食は補完食の意味あいがあります。
それで、動物性のたんぱく・脂肪の摂取をお願いしました。
また、母さんは妊娠・出産を通じて35kgの体重増加との事。
「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」である糖質制限をおねがいしました。

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実験医学増刊 2012 年 7 月 「こころとからだのクロストーク 精神・神経疾患のメディカルサイエンス」
「マウスの養育(子育て)行動とその異常: スクリーニングのためのプロトコル」
理化学研究所 脳科学総合研究センター 黒田親和性社会行動研究ユニット 大西 竜子、恒岡 洋右、黒田 公美

出産時の行動
母親マウスは一腹 4~9 匹の仔を、約 10 分毎の間隔で 1 匹ずつ出産する。1 匹産むごとに、母親は 仔の身体をなめることで羊膜と羊水を取り除くと共に、臍帯と胎盤を食べる(胎盤食 Placentophagia)5。これ らの組織は粘着性があるため、胎盤食が不十分な場合、仔の皮膚に残った羊膜に床敷がくっついたり(図 2) 、 臍帯同士がからまって何匹もの仔がもつれあったままになる場合もある。出産時の仔なめ行動には仔の呼吸 を刺激する機能もある。

九州大学附属図書館
動物実験の基礎(マウス): マウスの生活環
産後直後
雌マウスは仔に付着した胎盤と羊膜をきれいに食べて産後処理を行う。

例外を除いて大多数の哺乳類は、出産後胎盤を食べるのは普通の事です。
大量の「ケトン体・たんぱく質・脂肪」かつ糖質はわずかです。

人類の食事を考える上で非常に参考になるのではないでしょうか。

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by hanahanak2 | 2018-11-01 22:14 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

急性副鼻腔炎も、その殆どはウイルス感染症です。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」と当ブログご訪問がきっかけで受診された40歳代の患者さん。
約1か月続く「大量膿性鼻汁・夜間の激しい咳」が訴えでした。
昨年からの糖質制限で、10Kg減量しHbA1cは6.1%が5.6%に改善したとのうれしいご報告。
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①大量膿性鼻汁の急性副鼻腔炎。
②総鼻道を狭くしている鼻中隔湾曲症。
③耳掃除過剰が引き起こした外耳道皮膚炎。

末梢血液白血球数:8,500/µl。

ウイルス性急性副鼻腔炎は確定的です。
モンテルカスト錠+フルティフォームエアゾールを選択しました。
モンテルカスト錠と糖質制限で、どこまで改善するかをまず見ていきたいと思います。

外耳道皮膚炎については、プロペト塗布をお願いしました。
耳かきは止めましょう。
綿棒ゴシゴシもやめましょう。
綿棒にプロペトを付けてさすりましょう。
難治性の外耳道皮膚炎は、年単位の地道な努力が改善の近道です。

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コオロギは食料問題の救世主となるか?
10/29(月) 10:03配信 ナショナル ジオグラフィック日本版

人口増加で食料の確保が心配される中、新しい食材に注目が集まる

 世界の人口は2050年までに90億人を超える。そのとき、必要となる食料は、現在の1.5倍。森林を伐採したり、工業型農業の用地を拡大したりせずに、食料需要を満たすにはどうすればよいのだろうか? また、作物を育むための豊かな土壌を維持していくには、どうすればよいのだろうか?

 食料問題を解決するための一つの課題が、タンパク質を作り出す新たな方法を見つけること。なぜなら、牛や豚を育てる大規模な工場式畜産が環境に与える負荷は非常に大きく、限界に近づきつつあるからだ。

 畜産は、人間活動による温室効果ガス排出量の約7分の1を占めている。集約的で大規模な畜産によって牛肉を生産する場合、カロリーベースで比較すると、必要な水は野菜や穀物を栽培する場合の8倍、必要となる土地の広さでは160倍に上る。国連が牛肉の消費を減らすように呼びかけているのも無理はない。そうした動きを受けて、新たな食品会社が誕生してきている。

 米国のビヨンド・ミートという企業もその一つで、えんどう豆のタンパク質とテーブルビートの赤い色素を使って、ハンバーガー用のパティなどを製造している。ほかにも「インポッシブル・バーガー」という商品を販売する会社もある。これは、植物を原料にして作られたパティで、赤い色素をもつ「ヘムタンパク質」を使うことで、肉汁さながらの赤い汁が滴っているように見える。いずれの商品も、米国や香港で販売されている。

実は高タンパクなコオロギ

 米国では、高タンパクの家畜飼料や加工食品の原料として、食用に適した昆虫が注目されている。昆虫、特にコオロギは環境面でも魅力が大きい。キロ当たりの含有量で比べた場合、コオロギのタンパク質と微量栄養素は牛肉を上回る。また、高密度かつ暗い飼育環境でもよく育つため、狭い面積で大量に養殖できる上、処分する排せつ物も比較的少なくて済む。

 テキサス州オースティンにあるアスパイヤ社は全米最大の食用コオロギ養殖場を運営していて、業績は順調に伸びている。主力製品であるコオロギをすり潰したパウダーは、焼き菓子やエネルギーバー(栄養補助食品)、スムージーなどに使われる。

 50年後に私たちの食べ物がどうなっているかはわからないが、気候変動に直面している現実を考えると、現在ある原料をより賢く活用する必要がある、と世界の食料問題を研究するラジ・パテルは語る。「21世紀は、かつて雑草や害虫としか思っていなかったものが、食べ物になる可能性があることに気づきつつあるのです」

※ナショナル ジオグラフィック11月号「未来の食べ物」では、食料問題を解決する方法として、昆虫などを新しい食材として活用する取り組みを紹介しています。
.
トレイシー・マクミラン/ジャーナリスト
:最終更新:10/29(月) 10:03
ナショナル ジオグラフィック日本版

食料輸入大国の日本の出遅れ感が際立ちます。
効率的なタンパク源がどうしても必要です。
糖質制限に関係なく。

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by hanahanak2 | 2018-10-29 18:13 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

毎年の恒例です

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗微生物薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の指導。

80歳代前半の患者さん。
2016年7月8日に書き込みした患者さん。
毎年、急性副鼻腔炎を1~2回発症?増悪?されています。
今回も「鼻汁・鼻閉・不眠」の訴えで来院されました。
「杖」を突いていました。
変形性膝関節症の診断受けておられました。
右膝関節の腫脹を認めました。

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重症の急性副鼻腔炎です。
咽頭炎・扁桃炎のない急性副鼻腔炎は、ウイルス感染症です。
投薬は、モンテルカスト錠のみ。

2日後、
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左が重症です。

その2日後、
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改善していますが、まだまだ大量膿性鼻汁です。
両側前腕に皮下出血が・・・・・。
聞いてみますと「だいぶ前から」との事。
2016/07/08の当ブログ記事のように、多種のクスリを漫然と飲み続けておられます。

危険なのは「プラビックス」です。
皮下出血を来しているとすれば、他の場所でも同じことが起こっていますよ。
関節とか、脳とか。

今回も、クスリに頼るのでなく食事の改善をお願いしましたが、「チーズ嫌い肉嫌い・魚すかん」でした。
運転免許証更新時の「認知症検査」で92点との事。
しかし、食事の理屈は理解していない理解しようとしてくれません。

皆さん、
クスリは最小限度、
正しい食事がイチバンです。

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高血圧治療薬「ディオバン」論文、米科学誌掲載を撤回...名大申し入れ〔読売新聞〕
2018年08月24日 15:02

 製薬会社ノバルティスファーマの高血圧治療薬「ディオバン」の臨床研究データ改ざん問題で、名古屋大の研究チームが「心不全の治療ではディオバンが他の薬よりも優れている」と結論づけた論文について、2012年に掲載した米科学誌が掲載を撤回したことがわかった。名大が今年5月、「研究は不適切だった」と同誌に伝えていた。
 撤回は今月8日付。名大によると、研究チームが大学側に提出した計画では、心不全による入院や通院治療を研究対象の症例に含めると説明していたが、心不全による入院とされたうち5例は実際に入院していなかったことが判明。
 さらに、症例を判定する委員会について、メンバーではないノ社の元社員が運営に関わっていたこともわかり、名大は昨年11月、「不適切な前提で研究が行われており、論文は妥当性を欠く」として、論文の撤回を研究チームの教授に勧告していた。教授側は論文撤回を拒否しているという。
(2018年8月24日 読売新聞)

効く効かないの判定は人間(通常は医師)です。

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by hanahanak2 | 2018-08-27 16:35 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)