人気ブログランキング |

薬剤性肺炎

日経メディカルから。
30歳女性の患者さんを紹介していました。

2週間ほど前に咳嗽を主訴に近医を受診した。
マクロライド系抗菌薬(一般名ロキシスロマイシン)などを数日間内服したが、咳嗽の増悪と発熱および胸痛が出現したため、当院を受診し、同日入院となった。
血液検査所見は、白血球数18,700/μl、好中球
30%、リンパ球6%、単球3%、好酸球61%、好塩基球0%、CRP6.44mg/dL。
胸部単純X線写真、胸部CT像では胸水を伴う肺炎像
薬剤リンパ球刺激試験にて、ロキシスロマイシンで陽性を示した。
薬剤性好酸球性肺炎と診断しステロイド治療により劇的に改善した。
抗菌薬、非ステロイド性抗炎症薬や降圧剤による発症が知られており・・・・・。

という記事でした。
何気なく処方した抗菌薬で大変な出来事になってしまうことが、確率は非常に少ないですが、確実にいつかは誰かの身に襲いかかってくるのです。

風邪症状には抗菌薬は使わない事を、原則にするべきです。何故なら、風邪はそのほとんどがウイルス感染だからです。
②血球計測をする場合、白血球増多が強く、3分類でリンパ球が低値、顆粒球高値の場合は、必ず、5分類を実施する必要があることを教えてくれました。

抗菌薬、非ステロイド性抗炎症剤は、高頻度に何気なく使われております。
本当に必要と思われる時に限るようにすれば、びっくりするほど減少するはずです。
抗菌薬メーカーのMRさんの訪問が途絶えるほど、減少するはずです。

by hanahanak2 | 2009-12-12 22:20 | 記事から | Comments(0)