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急性咽頭炎・扁桃炎

四国徳島からです。
「抗菌薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

20歳代の患者さん。
前日からの咽頭痛で受診されました。
急性咽頭炎・扁桃炎_a0082724_21391628.jpg
咽頭後壁には巨大な白苔。
口蓋扁桃も、はっきりと白苔。
末梢血液白血球数:11,900/µl H
白血球3分類 リンパ球数  2,300/µl 
       単核球数    700/µl
       顆粒球数   8,600/µl H
このパターン、ウイルスと細菌の混合感染症と判定しました。

投薬は、
①アモキシシリン250mg4カプセル+ビオフェルミンR
②モンテルカスト錠

翌日、
急性咽頭炎・扁桃炎_a0082724_21461759.jpg
白苔は、ほとんどなくなっていました。
末梢血液白血球数:9,500/µl
重要なのは、①②を都合1週間、きちんと服用することです。
きっちり1週間で仕留めたいのです。

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ヨミドクター
 線維筋痛症は、様々な肉体・精神的ストレスが引き金となって起こります。働き盛りの20代後半から40代の女性に多く、生活の質が著しく低下する病気です。難治性の激しい 疼痛が全身の筋骨格系に表れ、このほか不眠、うつ状態、ドライアイ、ドライマウス、過敏性腸症候群などを合併することがしばしばあります。
 病気の認知度はまだ低く、診療医療機関も少ないですが、私たちがインターネットを用いて実施した疫学調査では、患者数は全国で約220万人に上ることが明らかになっています。
 近年、国内でも様々な新薬が登場しています。プレガバリン、デュロキセチンの2剤は線維筋痛症治療薬として承認され、痛みを和らげる優れた効果が得られています。これらの薬を中心に、睡眠障害や自律神経障害などの多様な副症状を和らげる薬を併用すれば、症状は軽減すると思います。ただ、服用中は眠気やふらつき、肥満などの副作用があるので、運転をしないなど注意が必要です。
 現状では、痛みから完全に解放されることは難しいですが、治療や診断法は大きく進歩しています。軽い運動を行うことを心がけ、精神的なストレス要因を除くことも重要です。座薬の長期使用は好ましくありません。寒冷時や温度・気圧、季節の変化などにより症状が悪化することがあるので、気をつけてください。


昨日に続き線維筋痛症の治療を検索してみました。
決定的なものはないようです。
やはり、「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」食が期待できると思います。

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by hanahanak2 | 2019-09-20 22:45 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)