四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
命に関わる事がある急性喉頭蓋炎を経験しましたので参考にしていただきたいと思います。
当院受診2日前、咽頭痛来し、次第にひどくなり、
1日前近所の内科受診。
咽頭炎?との事で、抗菌薬?点滴療法+抗菌薬?内服+ロキソニン内服。
痛みが強く嚥下困難だったので再受診。
抗菌薬?静脈注射+抗菌薬?追加処方。
当日、改善の気配なく耳鼻咽喉科の当院受診されました。
喉頭ファイバースコープ検査が必要です。
黄色〇:喉頭蓋の腫脹は高度。喉頭が見えません。呼吸困難の危険が迫っています。
末梢血液白血球数:15,800/μl H
白血球3分類 リンパ球数 1,300/μl
単核球数 900/μl H
顆粒球数 13,600/μl H
はっきりとした細菌感染症です。
呼吸管理が必要ですので、急いで基幹病院耳鼻咽喉科へ紹介お願い致しました。
耐性菌が巻き散らされている現状があり、抗菌薬が奏功することを祈るものです。
こういう患者さんに遭遇する度に思います。
糖質まみれの食事では抵抗力の低下を来します。
思わぬ体調不良を予防する為にも糖質制限をお願いしたいです。
赤ちゃんから高齢者まで。
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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:109mg/dl。
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