確定的なウイルス感染症には抗微生物薬を使わない。
四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
左耳痛にて受診された9歳児。
急性副鼻腔炎もあります。
末梢血液白血球数:11.300/µl H。
ウイルス性急性中耳炎・副鼻腔炎の診断は確定的。
投薬は、モンテルカストチュアブル錠+メプチンドライシロップを選択。
所が、1週間後に右耳痛。
左は改善方向で経過しています。
投薬は続行。
その1週間後、
治癒状態に至りました。
9歳になると急性中耳炎の発症は激減し、改善も速い傾向です。
急性副鼻腔炎の発症も減少してきます。
急性中耳炎・副鼻腔炎に抗微生物薬診療は推奨出来ないと思います。
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先ずは、糖質制限ですよ。
血流障害・栄養不足の解消が確実に図れます。
腰痛は、徐々に改善します。
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by hanahanak2 | 2018-10-22 18:32 | 急性中耳炎 | Comments(0)