四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って。抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ません。
右耳痛にて来院された7歳の患者さん。
右は重症急性中耳炎です。
左には軽症急性中耳炎を認めます。
急性副鼻腔炎も当然合併しています。
末梢血液白血球数:9,200/μl。
以上、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎、の判定になります。
投薬は、
モンテルカストチュアブル錠+メプチンドライシロップ、を選択しました。
感染症の基本は、
起炎微生物を考慮した診療をすべきです。
耳鼻咽喉科感染症において、
検出菌・分離菌を起炎菌と即断するのは危険極まりないです。
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「スーパー糖質制限」実行中。
22時血糖値:109mg/dl。
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2017年も終わろうとしています。
当ブログをご訪問いただき誠にありがとうございました。
来年も、私なりに勉強しブログに反映出来たらと思っています。
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