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「白血球数とその分類」検査を省略。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は非常識なんです。

30歳代の患者さん。
1週間前より、「鼻閉・咳痰」が続くので受診されました。
「白血球数とその分類」検査を省略。_a0082724_21353875.jpg
物凄い大量膿性鼻汁です。
鼻中隔は、左へ突出、右へ弯曲しています。
口蓋垂に肉芽を認めます。

通常は、「白血球数とその分類」検査を行うのですが、省略することもあります。
経験上、症状とファイバースコープ観察から、
ウイルス性急性副鼻腔炎は、ほぼ確実です。

よって、
モンテルカスト錠とフルティフォームエアゾール
を、選択しました。

それにしても、驚きの大量膿性鼻汁でした。
しかし、ウイルス感染症と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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「白血球数とその分類」検査を省略。_a0082724_21481142.jpg
健康生活の基本は、
低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー、ですよ。

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by hanahanak2 | 2017-12-24 21:52 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)