抗菌薬がズラリ!
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
糖尿病歴15年 合併症 白内障、網膜症、硝子体出血、人工透析、腎臓移植(両親二回移植7年、4年目継続) インスリン注射(2003~12 ノボラピッド朝、昼、夕各14単位 ランタス朝、就寝前10単位)2012年7月糖質制限開始とともに低血糖の為中止 以後、a1c5.8を維持。 糖質制限の為、タンパク質の高摂取を危惧するが、クレアチニンが2.5平均だったのが、1.9まで下がる。 2月にひと月以上、下痢が続き脱水症状のため、胃腸炎、急性腎不全で10日間入院。8.1まで上がったクレアチニンが2.5まで回復する。 2012年7月83kgが2014年3月時点で58kgになる。身長166.5cm。 高血圧も正常値になり、現在飲んでいる薬は免疫抑制剤と整腸剤、ビタミン剤である。 いかに糖質摂取のコントロールが糖尿病に効果があるのかを身をもって感じました。 本当に糖質制限に出会えて良かったです。ありがとうございます。
by hanahanak2 | 2017-07-23 22:27 | お薬手帳 | Comments(8)
先月からブログを興味深く読ませて頂いてます。
当方40代男性、花粉症から?後鼻漏を長年煩っており、昨年はじめて眉間に強い痛みを伴う副鼻腔炎となりまして、マクロライド療法を5ヶ月、合わせて、カルボシステイン錠500mg、モンテルカスト錠10mg、エピナスチン塩酸塩錠20mg、を飲んでいました。
ほぼ痛みが引いて、直近1ヶ月は、カルボシステイン錠500mg、モンテルカスト錠10mg を処方されています。
カルボシステイン錠を飲むと、粘い鼻水が確かに出やすくなる気がするのですが、こちらの効果はいかがなものなんでしょうか。検索すると、当たり前のように処方されていたもので。
また、こちらをきっかけに私もスタンダード糖質制限を開始しました。大きな疾患はありませんが、いろいろなアレルギー反応のようなもの、とくに胸のあたりにでていた湿疹?が3日で非常に出にくくなり、吹き出物も激減。びっくりです。後鼻漏にもいずれ期待できるといいのですが、糖質の取り過ぎと、その影響に驚かされました。
東京なのでお伺いは難しいですが、情報発信楽しみにしています。
急性・慢性副鼻腔炎は、そもそもウイルス感染が原因と思います。
それなのに、マクロライドをはじめ使える抗菌薬が次々と使われています。
耐性菌増加に拍車を掛ける耳鼻咽喉科の診療は、間違っていると思います。
これだけ医学が進歩しているに関わらず、感染症のイロハの段階でつまずいている現状は非常にマズイです。
患者さんのほうで抗菌薬を拒否しないと歯止めが掛からないと思います。
①抗菌薬を使わない
②糖質制限を実行する
③薬剤はモンテルカスト
これらの実行で呼吸器感染症に罹らない身体作りで、副鼻腔炎の改善が図れると思います。
それでも改善なければ手術をお勧めします。
良い結果をお祈りいたします。
基本方針は変わりません。
画像:両側の鈎状突起裏面の陰影が主たる原因と思われます。
血液検査:注目の血糖値は正常です。食後1時間の血糖が最も重要です。スーパー糖質制限なら食後高血糖は起こらないです。
次の注目は、HDL-コレステロールですが未検査ですか?スーパー糖質制限が軌道に乗れば100mg/dl前後になります。
次の検査機会時に注目してください。
増悪してもそれはウイルス性急性副鼻腔炎です。
従って抗菌薬は不要です。
自分の身体は自分で守って下さい。
しかし、ウイルス感染症かどうかの確認は必要です。
「白血球数とその分類」検査で簡単に分かります。
スーパー糖質制限で感染症に罹っても発症しない身体作りに努力してください。
それでも改善しない場合は内視鏡下副鼻腔手術ですね。
症状があっても、CT画像で軽度の場合の手術はほとんどやられていないようです。
参考になれば幸いです。
見過ごすわけにはいかない点があります。
果物を使った「スムージー」は、過剰糖質につながります。
健康人でも、食後高血糖140mg/dl以上を呈します。
危険です。
江部康二先生の理論に死角はありません。
飛行機でのトラブルは、副鼻腔の換気不良が原因です。