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2週間で

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ません。

6月21日書き込みした5歳の患者さん。
2週間後、
2週間で_a0082724_21245217.jpg
見事に治癒状態です。
急性中耳炎は一部貯留液を残すのみ。
急性副鼻腔炎も膿性鼻汁消失しています。

投薬は、
モンテルカスト細粒のみです。

1か月後の確認をお願いしました。

急性中耳炎は、短期であれ長期であれ抗菌薬なしで治っていくのです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:113mg/dl。

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国立国際医療研究センター市民公開講座 ~糖尿病の明日を考える~
2015年8月4日
イベント・フォーラム
[国立国際医療研究センター市民公開講座 ~糖尿病の明日を考える~](1)糖尿病を治る病気に
 植木 糖尿病の人は糖尿病でない人に比べてがんや認知症になる可能性が高いです。肝臓がんや膵臓がんは2倍、大腸がんは1・4倍、がん全体では約2割増と言われています。脳卒中になることも多く、そのために認知症になることは昔から知られていました。最近では、糖尿病予備軍の段階からアルツハイマー型認知症が約2倍増えることも分かっています。いずれも肥満とインスリンが効きにくいことに関係があるようです。

植木浩二郎 国立国際医療研究センター 糖尿病研究センター長 の、ご発言です。
長年にわたり現在も行われている生活習慣病診療の成果です。
悲しいです。

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by hanahanak2 | 2017-06-29 21:38 | 急性中耳炎 | Comments(0)