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毎年?

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ません。

30歳代の患者さん。
2日前より両頬部痛を来し受診されました。
毎年?_a0082724_21481831.jpg
左中鼻道には大量粘膿性鼻汁
右には、少量ですが膿性鼻汁が湧出しています。
左下鼻甲介は、2015年にソノサージによる凝固術を行っております。
その効果は現在も持続しています。
末梢血液白血球数:10,700/μl H
ウイルス性急性副鼻腔炎、です。
投薬は、
モンテルカスト錠と麻黄附子細辛湯カプセル。

気掛かりは、毎年のように急性副鼻腔炎を来していることです。
しかし、患者さんは深刻な感じではなかったです。

毎回、きちんと治癒していれば問題なしではあります。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:103mg/dl。

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毎年?_a0082724_22074879.jpg
椎間板ヘルニアに対する経皮的内視鏡下椎間板摘出術(PED)の記事ですね。
しかし、この記事では2回の手術で克服出来たとの事。
強い負荷が掛かる場合は困難性が高くなるんですね。
支持療法としての食生活に触れていないのが不満です。

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by hanahanak2 | 2017-06-09 22:20 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)