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育メンです。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

40歳代の患者さん。
月単位で繰り返す急性副鼻腔炎で受診されております。

今回は、
育メンです。_a0082724_21375844.jpg
右中鼻道に大量膿性鼻汁です。
抗菌薬は要りません。
モンテルカストを選択しました。

昨年末には、
育メンです。_a0082724_21403545.jpg
左中鼻道と右嗅裂に大量膿性鼻汁です。
ウイルス性急性副鼻腔炎ですから、選択はモンテルカストでした。

こんな急性副鼻腔炎が昨年中に数回です。
子供さんが小さいです。
本当、診察中も育メンの様子が伺われます。
仕事中以外は育メンのようです。

子供さんが小さい間は、父さんの繰り返す急性副鼻腔炎は致しかたないです。

①いくら繰り返しても急性副鼻腔炎には抗菌薬は使わない。
②子供さんも同じく抗菌薬を使わない。
③一家で糖質制限に努力する。

当院、本日も抗菌薬使用ゼロの一日でした

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:94mg/dl。

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筋ジストロフィーのマウス、ゲノム編集で回復
読売新聞 2/20(月) 14:30配信
 筋力が徐々に衰える遺伝性の難病、筋ジストロフィーになったマウスで、遺伝子を自在に改変できるゲノム編集技術を使って遺伝子を修復し、筋力を回復させる治療に成功したと、米ワシントン大の研究チームが発表した。
 論文が英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。
 筋ジストロフィーのうち、患者数が最も多い「デュシェンヌ型」と呼ばれるタイプは、遺伝子の異常によって筋肉の構造を支えるたんぱく質「ジストロフィン」が作れず筋肉が衰える。国内に推定約4000人の患者がいるとされるが、根本的な治療法は見つかっていない。

どうして遺伝子異常が起こるのか?
幾世代にわたる大量糖質摂取で遺伝子を傷つけているのではと思います。
幾世代もの糖質制限の実験は無理なんでしょうか。

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by hanahanak2 | 2017-03-06 22:07 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)