急性咽頭炎・扁桃炎
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
典型的な細菌性急性咽頭炎・扁桃炎の患者さんに遭遇致しました。
来院理由は、咽頭痛と発熱。
「白血球数とその分類」検査でウイルス性か細菌性かを確認します。
末梢血液白血球数 15,400/μl H
白血球3分類 リンパ球数 1,400/μl
単核球数 900/μl
顆粒球数 13,100/μl H
症状・局所所見・「白血球数とその分類」検査を総合し、
細菌性急性咽頭炎・扁桃炎と診断し、
L-ケフレックス顆粒 (第1世代経口セフェム)
ビオフェルミンR
を選択しました。
抗菌薬適正使用の為、
狭域抗菌薬であり組織移行性に優れているからです。
広域抗菌薬で組織移行性にすぐれている抗菌薬は、次世代に残さねばと思います。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:98mg/dl。
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ここに大きなコストが掛かるのでは?
治験が進むことに期待です。
キーワード「糖質」のはずなのに、どうして「糖分」という中途半端な言葉を使ったの?
「糖質制限」を加えると、もっと成績は向上すると思うんですが。
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by hanahanak2 | 2016-08-21 17:33 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)