好酸球性副鼻腔炎

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

日経メディカルからの記事です。

トレンド◎注目される好酸球性副鼻腔炎
喘息管理で困ったら吸入ステロイドは鼻から呼出
2016/4/21
加藤勇治=日経メディカル

 重症あるいはコントロール不良の喘息患者において、副鼻腔炎の評価も行い治療に役立てようという動きが活発化してきた。成人発症の喘息に高率で合併する好酸球性副鼻腔炎を治療することで、喘息を良好にコントロールできるようになるからだ。喘息治療で使用している吸入ステロイドを吸入後に鼻から呼出するだけで、好酸球性副鼻腔炎を改善できることも分かりつつある。

 ある日、78歳男性が大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)の救急外来を受診した。主訴は呼吸困難と湿性咳嗽で、買い物からの帰宅後のトイレで喘鳴を伴う呼吸困難を生じていることを家人が発見。同日入院となった。患者は18年前から他院で気管支喘息の治療を受けており、最近はサロメテール/フルチカゾン吸入薬(商品名「アドエア250ディスカス」)を単剤使用していた。大阪赤十字病院呼吸器内科副部長の吉村千恵氏は、呼吸機能などの評価を行うと同時に、いつものように副鼻腔のCTを撮影。予想通り、副鼻腔炎が確認された(写真1左側)。

 吉村氏によれば、同院に来院もしくは紹介される喘息患者は重症例やコントロール不良例が多い。そのため、ほぼ全例、初診時に副鼻腔のCTを撮影するという。この患者には、経口ステロイドと吸入ステロイドなどでまず対応した後、サロメテール/フルチカゾンエアゾール製剤(アドエア250エアゾール)を口から吸入し、鼻から呼出するという鼻呼出法を指導。その結果、呼吸機能が回復するとともに副鼻腔炎も改善(写真1右側)。現在も喘息の管理は非常に良好だ。

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喘息の管理で重要なのは鼻腔・副鼻腔管理です。
鼻腔・副鼻腔診断は、第一にその観察(視診)です。
それをいきなりCT撮影?
それはないでしょう。
放射線暴露は最小限度が原則です。
ファイバースコープ検査で治療前後の状態は分かるはずです。

アドエアエアゾールのステロイド剤は、フルナーゼ点鼻液のステロイドと同じ成分です。
フルナーゼ点鼻液で好酸球性副鼻腔炎のポリープが多くの患者さんで確率高く著明改善したという報告はないと思います。
自分では経験していません。

鼻腔・副鼻腔のポリープ(ポリープ様変化)に有効だったのは、経口ステロイド剤だったと思います。
経口ステロイド剤は高い確率で改善します。
発作の度に経口ステロイド剤を使用するのは考えもんですね。

従って、
①ロイコトリエン受容体拮抗薬
②アドエア等のステロイド吸入薬
を、基本にするようにしています。
ファイバースコープ検査で病変が高度の場合は、体力も考慮して内視鏡下副鼻腔手術を提案しています。

この記事を読んだ多くの医師は試してみるはずです。
評価はいずれ出るはずです。
私も、読んだ当初はユニークと思いました。
しかし
待てよ、フルナーゼ点鼻液の成分だと理解しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:111mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-06-16 22:37 | ポリープ | Comments(0)