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3週間後。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬で治そうとする疾患ではないと思います。
長期に亘っても、ほとんど治るのです。

9月7日に書き込んだ患者さん。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断して、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスを服用してもらいました。
鼓膜切開は致しません。

3週間後、
3週間後。_a0082724_17473589.jpg

両側鼓室内貯留液は、排出完了していました。
鼻汁も、ほぼ消失していました。

今後は、呼吸器感染症時の鼓膜チェックをお願い致しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:105mg/dl。

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海外ジャーナル
高齢女性の大腿骨転子下・骨幹部骨折リスク、ビスホスホネート長期使用で上昇
JAMA2011年2月25日 (金)配信 整形外科疾患骨粗鬆症投薬に関わる問題

Park-Wyllie LY et al.Bisphosphonate Use and the Risk of Subtrochanteric or Femoral Shaft Fractures in Older Women.JAMA. 2011;305(8):783-789.

68歳以上の女性1万439人を対象に、ビスホスホネート製剤の使用と大腿骨転子下・骨幹部骨折リスクの関連をコホート内症例対照研究で調査。ビスホスホネート製剤を5年以上使用している女性では、大腿骨転子下・骨幹部骨折リスクの上昇が見られたが(調整オッズ比2.74)、骨粗鬆症性骨折リスクは低下した(同0.76)。

【原文を読む】
Journal of the American Medical Association


健康生活の基本は糖質制限です。

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by hanahanak2 | 2015-10-02 18:26 | 急性中耳炎 | Comments(0)