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重症化は鼻中隔弯曲症が関係。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

鼻中隔弯曲症は、鼻腔・副鼻腔症状に深く関わっております。

20歳代の患者さん。
毎年春と夏に花粉症が起こりますと来院されました。
症状は、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目の痒み、でした。
当時は台風の関係で湿度の高い時分でした。
花粉飛散は不可能な気象条件ではありました。

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①膿性鼻汁は認めません。水様性鼻汁でした。
②鼻中隔の突出・弯曲は、中等度かそれ以上でした。
③受診時は、右中鼻甲介・下鼻甲介腫脹、高度でした。
④鼓膜内陥。乳幼児期のくり返す急性中耳炎が想定されます。
⑤左外耳道には擦過傷を認めます。痒いから擦るの悪循環を断ち切る必要があります。
⑥結膜炎は鼻症状に伴った病変と考え、

投薬は、
①ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
②フルナーゼ点鼻液の後発品
③パタノール点眼液
④リンデロンVローション。

経過により、鼻中隔手術をと、説明だけはしておきました。
鼻腔症状の改善には、鼻中隔矯正術が非常に重要と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:96mg/dl。
糖尿病薬その他内服なしです。

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イスラム食であろうが、日本食洋食中華であろうが、
滅茶苦茶大量糖質の献立は止めて欲しいものです。
血糖上がりますよ。

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by hanahanak2 | 2015-07-29 13:01 | アレルギー性鼻炎 | Comments(0)