白血球数 15,900/μl。
四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。
急性咽頭炎・扁桃炎の診療には、「白血球数とその分類」検査は欠かせません。
40歳代の患者さん。
昨年6月13日に書き込みした患者さん。
通常では考えられない頻度で急性咽頭炎・扁桃炎をくり返しています。
受診前日よりの咽頭痛で来院されました。
口蓋扁桃には中等量の白苔を認めました。
舌根扁桃にも少量の白苔?
イビキの為の口蓋垂腫脹を認めました。
末梢血液白血球数 15,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数 2,400/μl
単核球数 1,100/μl H
顆粒球数 12,400/μl H
細菌感染症パターンでした。
前回と同じように、選択は、
ジェニナックを5日分。
1日1回服用ですから、つい使ってしまいます。
5日後の本日再来。
若干の白苔残っていました。
末梢血液白血球数 6,700/μl
抗菌薬の追加投与として、
ジスロマックRS2gを使いました。
1回の服用で1週間の有効血中濃度が得られるので、これも便利です。
経過を振り返ってみると、
本当に細菌感染だったか100%確信を持てません。
ジェニナックに耐性があったのか、
ウイルス感染症だったのか。
このあたりの判断は、結局、試行錯誤です。
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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:86mg/dl。
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班長先生の苦しい説明、ご苦労様です。
「高カロリーのため、肥満になりやすく、糖尿病のリスクが高いといえます」
これは間違いです。
しっかりとカロリーを摂る糖質制限が、肥満になりにくく糖尿病を防いでくれるのです。
ですから、
浜内千波さんは、実際の糖質制限レシピを提示してくれているのです。
浜内千波さん。
本当に尊敬します。
恥ずかしい。
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by hanahanak2 | 2015-04-13 21:49 | 抗菌薬(抗生物質)使用患者さん | Comments(0)