大量白苔でも

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

膿性鼻汁・耳漏、咽頭喉頭の白苔は、細菌感染症の根拠にはなりません。
「白血球数とその分類」検査を実施すると明かです。

50歳代の患者さん。
1ヶ月来、咽頭痛・咳・痰・鼻閉の為、抗菌薬を断続的に服用するも、改善しないとの事で受診されました。

初診時、
a0082724_21195085.jpg

咽頭後壁には大量白苔。
大量粘膿性鼻汁
鼻汁が多いと鼻腔粘膜はビランをきたし出血する事があります。
急性咽頭炎・副鼻腔炎ですが、咽頭後壁に白苔を持つ場合には、「白血球数とその分類」検査は必須と思います。

末梢血液白血球数 6,500/μl

分類を待たずに、ウイルス感染症と診断出来ました。
ですから、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
シムビコートタービュヘイラー
を、処方しました。

1週間後、
a0082724_212073.jpg

咽頭後壁の白苔は消失。
右大量粘膿性鼻汁も消失。
左大量粘膿性鼻汁は続いていました。
全体的には、順調な改善を示していました。

ウイルス感染症は、どんな薬剤を使っても結局は治るものですが、
抗菌薬を使ったが為に改善が長引く場合がしばしば見うけられます。

ウイルス性感染症には、抗菌薬は使わないのが原則ですね。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:101mg/dl。

================================================

a0082724_21491656.jpg


色んな記事を読む度に思います。
発症後、直ちに「糖質制限」を実施するのが当たり前の社会になって欲しいです。
そして、重大疾患の地雷を踏まない為には、若い時から糖質制限を始めるのが良いと思います。
正しい食事が健康に直結しているのです。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2015-02-09 21:58 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(1)

Commented by hanahanak2 at 2015-02-10 22:00
中さん、こんばんは。
術後は、手術の出来具合次第の治りとなります。
術後3ヶ月~6ヶ月時点で、通常、評価します。
それまでは、シングレアを続けて下さい。
副鼻腔の病的粘膜が全て正常化すれば治癒となります。
そのまま待機作戦を続けて下さい。