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決戦の12月

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

鼻腔・副鼻腔手術は、一月にまとめると負担金が非常に軽減されます。

そんな分けで、10月11日書き込みした患者さんは今月を、決戦の12月に設定しました。

上旬に鼻腔の広い側の内視鏡下副鼻腔手術を実施。
翌日タンポン抜去しました。
決戦の12月_a0082724_1803985.jpg

右中鼻道と上顎洞内のポリープを切除し、篩骨胞を開放し前頭洞への交通路を確保しました。
黒い物体は、術後に留置した少量アルゴダームシートです。

約2週間後、鼻中隔矯正術と両下鼻甲介超音波凝固切除。
決戦の12月_a0082724_181792.jpg

翌日タンポン抜去。
左鼻腔は十分に広くなりました。
左鼻閉は解消します。
左副鼻腔手術が余裕を持って臨む事が出来ます。
右中鼻道に粘土状に変化したアルゴダームシートを認めます。そのまま経過観察です。

そして、左内視鏡下副鼻腔手術を今週に予定しています。

右内視鏡下副鼻腔手術後に、鼻閉の大きな改善を言うてもらえました。
良くなって当たり前ですが、言うてもらえると嬉しいです。
なんとなく糖質制限で、体重、2kg減りました。

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12月17日に使用した図です。
どうしても気になるんです。
決戦の12月_a0082724_183293.jpg

「徳島県では、糖尿病で治療を受けている人の比率は高いが、治療中断者の比率も高い」とのコメントです。
貧乏県でありながら治療率は非常に高いのです。
治療薬は全国共通です。
食事指導・運動指導もほとんど同じと思います
例えば、野菜摂取量が少ないという事は、その分、糖質・たんぱく質・脂肪のうち何が増えるの?
その当たりの考察を省いてはならないと思います。

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by hanahanak2 | 2014-12-23 18:45 | 鼻中隔矯正術 | Comments(0)