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右耳痛

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査の数値を検討してみて下さい。

8歳の患者さん。
受診理由は、右耳痛。

右耳痛_a0082724_21354932.jpg

右急性中耳炎です。
診察時には、鼓膜自壊していました。

末梢血液白血球数 14,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,600/μl H
       単核球数   1,700/μl H
       顆粒球数   8,600/μl H


白血球1.3万以上でも、顆粒球数1万以下は、ウイルス感染症です。
白血球1.3万以上でも、リンパ球数3千以上は、ウイルス感染症です。

つまり、
ウイルス性急性中耳炎ですので、抗菌薬は使わないのです。
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスを使用しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:76mg/dl。

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ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」からです。
じっくりとお読み下さい。

江部先生こんにちは 丁寧に解説いただき光栄です。ありがとうございます。

私は糖尿発覚した4年前、LOW-CARBO推奨のクリニックは
ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク市の一部だけでしたが、
現在はほとんどの大都市では糖質制限の指導が受けられると思います。
私のドクター曰く、医師ほぼ全員が藤質を減らすとA1c値が改善すると認識していても
ADAガイドラインに忠実なクリニックでは積極的に推進しないんだそう。
アメリカは患者の希望で治療が選べるので
自分から申し出れば糖質制限の選択はできるようです。
患者の認識としても、ダイエット法としてのAtkins、Macrobipticなどとよい意味で混同されていて
白いパンや砂糖はダメ、WHOLE FOODS(全粒粉や玄米)はセーフ、野菜類は更に良しという感じで、
厳密でないものの、比較的簡単に実践できる環境にあります。
薬についてですが、保険の種類や保険非加入など経済的条件により様々です。
国柄食べ過ぎ肥満が多く、まず痩せることに集中します、医療費に制限のない高い保険の人にはたんまり薬がでる反面、保険の無い人には絶食してでも痩せろという過激な先生もいるようです。
体重と食事をコントロール出来るようになった患者には
投薬なし&糖質制限でずっと観察のみの人は非常に多いです。
食事をコントロールしても数値が安定しない人、食欲を抑えるのが難しい人などは投薬が続くことになり、 その際には低血糖を心配してか糖質制限を薦めなくなります。
薬を飲みながら糖質を控えるくらいで低血糖になるものなのでしょうか?
投薬なりの割合、糖質制限の認知度ともに地域差はかなりあると思います。
New York、Bostonなどの北東部、西海岸でもLA、San Francisco、Seattleなど都市部では糖尿持ちの過半数は
何らかの形でLow Carboを実践していると思います。
肥満率が低く投薬なしの人が多いです、上記のようにDietとDIabeteが言葉から似ていて、血糖を下げること=痩せること=糖質を減らす
のような概念が広く浸透しています。
それ以外の南東部、中西部などは肥満率も高く経口薬インスリンとも投与率は高いです。 食事が肉とパン、パスタ、ポテト中心にサラダ少量と、大量の炭水化物を含み糖質制限しようにも食べる物がなくなってしまいそうです。
余談ですが、アメリカでもアジア系の糖尿率は高いそうで、一番はインドなど西アジア系だそうです。
やはり食事の影響は大きいんですかね。
2014/11/20(Thu) 04:10 | URL | 米国在住 | 【編集】


医師は、どうしたら患者さんが楽になるか、その基本を考えるべきと思います。

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by hanahanak2 | 2014-11-20 21:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)