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ウイルス感染症ですよ。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
ですから、検出菌・分離菌は、大抵、常在菌を言うているのです。

小学生の患者さん。
左耳痛での受診でした。

ウイルス感染症ですよ。_a0082724_20415165.jpg

①左鼓膜、中等度の膨隆。
②咽頭後壁には、白苔が少量。
中等量の粘膿性鼻汁。

末梢血液白血球数 11,400/μl


中耳炎・副鼻腔炎・咽頭炎は、全て、ウイルス感染症と診断しました。
これを、細菌感染症とは、言えません。
抗菌薬の使用は避けるべきです。

投薬は
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
メプチン

毎度毎度のウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:100mg/dl。

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ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から。

日本糖尿病学会は あれほどSGLT2阻害薬を「夢の新薬」と絶賛していましたが
とうとう死者が出てしまいましたね.
糖尿病新薬,使用の患者2人死亡…利尿薬を併用
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141011-OYT1T50075.html?from=ytop_main1
調べてみると,米国FDAは,SGLT2阻害薬については「効果の割には副作用が多い」と,最初の申請は却下していたのですね.
日本糖尿病学会は,各種メディアを通じて「これまでにない機序の新薬なので,大いに期待される」と持ち上げてきたのに,Recommendationを2回出しただけで,それで責任は免れると思っているのでしょうか?
また厚労省は,現時点でもSGLT2阻害薬について,医薬品・医療機器等安全性情報を出していませんが,死者が出るまでは出す必要はないという立場でしょうか? これでは日本の糖尿病患者は人体実験台ですね.
2014/10/11(Sat) 15:57 | URL | しらねのぞるば | 【編集】


新薬の発売に際しては、効果を強調して副作用は過小評価します。
それに反し、糖質制限に対してはクスリの逆の対応に終始しています。
糖質制限実践者は次第に数を増しております。
この大きなうねりを止める事は出来ません。

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by hanahanak2 | 2014-10-16 21:03 | 急性中耳炎 | Comments(0)