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気管支喘息、発症。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

鼻茸(ポリープ)を認めた患者さんには、取りましょうとは言うことにしています。

50歳代の患者さん。
当院初診は昭和62年。
受診理由は、嗅覚障害。
頭部単純X-Pで、強い副鼻腔炎の像。
平成19年に初めてのファイバースコープ検査。
多量の鼻茸を認め、手術を勧めるも同意に至らないまま今日までズルズルと。

現在の状態。昭和62年と同じです。
気管支喘息、発症。_a0082724_21263554.jpg

平成22年より、気管支喘息も発症しました。
中鼻道と嗅裂はポリープで塞がれていました。
嗅覚障害は当然です。
総鼻道の閉塞が無いので鼻閉感が少なく手術の決心が付かなかったのでしょう。

まだまだ、ズルズルと経過しそうです。

血圧:問題無し
最悪随時血糖:151mg/dl。1時間半前に、食パンとブラックコーヒー摂取。
HbA1c:6.0%。
BMI:25.9。
糖質制限も指導していますが、実行は延び延びになっています。

現在の投薬
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレス
リノコート パウダースプレー鼻用
フルティフォーム エアゾール

元気なうちに、①ポリープを取り尽くし②糖質制限を軌道に乗せてしまいたいのですが、私の身体ではないので、これも人生だと納得せざるを得ないです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:106mg/dl。

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気管支喘息、発症。_a0082724_2243573.jpg

現在、話題になっている加齢黄斑浮腫を始め糖尿病性網膜症等も、血管障害で起こるのですね。
深く関わっている血糖値のコントロールが必要です。
しかし、HbA1c:7%以下では不十分では?
やはり、基準値の5.5%を目指すべきと思います。
それを達成出来るのは、糖質制限と思います。
クスリでは到底無理です。

難聴も同じと思います。
高齢者のおびただしい難聴の方々。
年齢と共に、より糖質に偏った食事になっている印象を受けます。

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by hanahanak2 | 2014-10-15 22:20 | ポリープ | Comments(0)