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睡眠時無呼吸症候群も

四国徳島からです。

当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

糖質制限の威力を目の当たりにし、多数の患者さんに進めるようになったこの頃です。

20歳代の患者さん。
「年中の夜の鼻閉」にて受診されました。
日中の鼻閉は軽度との事でした。

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左嗅裂に中等大の鼻茸(ポリープ)。
右急設にも小さな鼻茸。
鼻中隔は右への弯曲、中等度。
両中鼻甲介はポリープ様に軽度肥大。
そして、
ビックリのノドの狭小化。イビキの原因です。

鼻閉は臥位(上向き・横向き)で、ひどいそうです。

BMI:28.2。過体重です。
15時半血糖値:105mg/dl。昼食はラーメンでした。
血圧は、計測を忘れました。

まとめ。
①アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎の対症療法として、
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスとフルナーゼ点鼻液の後発品
手術は全く考えていないとの事でしたので、言い置くだけにしました。
②ノドを広くする為には、ダイエット。糖質制限を説明しました。若い患者さんですので、これも無理そうでした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:85mg/dl。

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全ての医療機関で処方薬の減量が必要と思います。
それには、糖質制限が非常に効果的です。
しかし、患者さんが協力的でないと成功しません。
減薬を進めようとしても、患者さん本人から抵抗を受けることが多いのも現状です。

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by hanahanak2 | 2014-09-13 22:22 | ポリープ | Comments(0)