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主訴は、めまい。

四国徳島からです。

当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

食後高血糖が全ての体調不良に関係していると思うに至ったこの頃です。

70歳代前半の過体重無いであろう患者さん。
数日前、起床時に回転性めまいが起こり、しばらくすると治りました。
そんな訴えでした。
「良性発作性頭位めまい」と、診断。

他科の通院状況を聞きますと、30年前より糖尿病の治療を受けているが、コントロール不良で今日まで来ています、との事でした。
γ-GPTも高いとの事。

血圧:129/83mmHg。
脈拍:88/分、不整なし。
12時食後120分血糖値:200mg/dl
HbA1c:7.4%


内服薬は
アマリール
メトグルコ
セイブル
ジャヌビア

私も、2年前まで服用していたジャヌビア。

まとめ。
血糖のコントロールが全てです
アマリール・メトグルコ・セイブルは中止。
血糖を上げない食事である、糖質制限の実行を強く勧めました。
血糖を上げない食事をすれば、薬は不要です。
血糖を上げない食事をすれば、糖尿病ではなくなります。


そして、「良性発作性頭位めまい」の予防にもなると思います。
γ-GTPも正常化するはずです。

結局、私からの投薬は無しになりました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:101mg/dl。

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何故、沖縄県が平均寿命日本一の座から陥落したのかの証拠を探していましたが、これでした。
週刊新潮8月7日号からです。
主訴は、めまい。_a0082724_21525336.jpg

脂肪摂取量を減らし、カロリーを減らすと言う事は、
糖質が増加することになります。
説得力のある証拠と思います。
この記事をお読みになり、徳島県も方向転換して欲しいものです。

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by hanahanak2 | 2014-08-01 22:01 | 糖尿病 | Comments(0)