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神奈川県からの再診でした。

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

年末、神奈川県から当院を受診された難治な外耳道皮膚炎の患者さん。
1月7日に書き込みしましたが、「ブロー液」でも治癒状態に至らなかった外耳道皮膚炎。

初診時には、書き込みしたように、フェノール液で傷を新鮮化後ステロイド剤リンデロンV軟膏を塗布しただけ。
後は、頻回に通院不可能ですので、自分で軟膏を塗布してもらっていました。

本日、突然の再来でした。

神奈川県からの再診でした。_a0082724_2264883.jpg


ビックリの改善、でした。

軟膏塗布回数を減らす、撤退作戦を指示しました。

本当に、ビックリしました。

当患者さんから学んだ事は、
軟膏使用量はケチケチしない、事でした。

患者さんから教えていただいた格好になった出来事でした。

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「スーパー糖質制限食」実施、4ヶ月経過中。
本日昼食開始後60分血糖値:135mg/dl。
主食を豆腐に置き換えると非常にハードルが低くなります。
煮たり、焼いたり、炒めたり、そのままでも。

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by hanahanak2 | 2013-01-22 22:21 | 外耳道皮膚炎 | Comments(3)

Commented at 2013-02-26 09:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hanahanak2 at 2013-02-26 11:17
ご苦労が伝わってきます。
軟膏の量的な問題もあるかも知れません。
試行錯誤はやりたくないですが、また診察してみましょう。
Commented by hanahanak2 at 2013-05-08 23:43
お便りありがとうございました。
実際に診察室で外耳道鼓膜を観察しているような臨場感を感じます。
前回のフェノール処置でビラン部が治癒に向かい 痂皮が浮いてきたのだったらと良い方に思いをはせるものです。
前回説明した、鼓膜辺縁の溝状の傷を修復に向かわせると治ります。
時間が許せば診てみたいとは思います。