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頻繁に目に付く「抗菌薬」

四国徳島からです。

抗菌薬(抗生物質)の適正な使用方法を求めて、当ブログを綴っております

こんな新聞記事が目に留まりました。

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インフルエンザを筆頭に、ウイルス感染症では、抗菌薬は使わないですねぇ。

ウイルス感染で気道表面の防御機能が低下し、膿性鼻汁喀痰に変化すると細菌感染を疑い抗菌薬が必要と述べております。

私も経験しますが、「青痰」「黄ばな」では抗菌薬は飲みませんよ。大量でも日にち薬で改善することが分かっておりますので、我慢しますよ。

「細菌による二次感染を防ぐための抗菌薬」は術後には使いますが、通常、こういう使い方はやらないのが適切と思います。

肺炎だから抗菌薬投与ではなく、細菌感染症か否かを判別し適切な抗菌薬による治療をやりましょうと締めくくられていました。

その通りです。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎だから抗菌薬、

気管支炎・肺炎だから抗菌薬、

「感染症には抗菌薬」は、改める必要があると思います。

by hanahanak2 | 2012-06-14 09:36 | 記事から | Comments(0)