咳が止まりません。
四国徳島からです。
気管支喘息もそうですが、咳痰が続く、咳痰症状が繰り返す場合には、鼻腔の詳しい観察が必要です。
50歳代の患者さん。
2月に、咳痰鼻閉での受診があった患者さん。
再び今月、同じ症状で受診されました。
御覧のように、両側鼻腔は鼻ポリープで埋め尽くされていました。
カルテに記載された最初は14年前。
当院初診は21年前。
この間、1度だけ、鼻茸絞断器による額帯鏡下による手術をやりましたが、患者さんの体調不良により通院もままならない状態でした。
今回も依然体調不良ですが、ご家族の介助で何とかしようと言うことになっております。
体力、気力、時間、経済力、家族のサポートが必要です。
最近は、子供さんの場合でも、収入が少ないから手術はさせられませんと断られる事があります。
世の中は、30年40年前とでは激変しているようです。
鼻腔鏡+マイクロデブリッダー+パワーパンチの介助でのポリープ切除術。
屋根裏まで取り尽くせば、内視鏡下副鼻腔手術となります。
術後の快適さを実感して欲しいものです。
by hanahanak2 | 2012-04-24 12:07 | ポリープ | Comments(0)