急性中耳炎 症例218 その2
四国徳島からです。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎、そのほとんどはウイルス性上気道感染症です。
「白血球数とその分類」検査で、分かると思います。
現在2歳9ヶ月です。
3月27日に書き込みした患者さんです。
断続的な受診です。
今回は「高熱」での受診でした。
1歳1ヶ月の初診以来、鼓室内貯留液が消失した状態は未だ確認していません。
待機作戦です。
血球計測、
末梢血液白血球数 12,400/μl H
白血球3分類 リンパ球 4,600/μl H
顆粒球 6,700/μl(その内300は好酸球でした)
頻回に登場するウイルス感染症のパターンでした。
このように、抗菌薬(抗生物質)を使用する場面は非常に少ないと思うものです。
by hanahanak2 | 2011-10-20 17:00 | 急性中耳炎 | Comments(0)