口呼吸には注意
四国徳島からです。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎、そのほとんどはウイルス感染症と思うものです。
従って、抗菌薬(抗生物質)使用は不適切と思います。
6歳の小学生。
耳鼻科検診で扁桃肥大と診断されたと来院されました。
口呼吸、でした。
大きい「イビキ」があるそうです。
口蓋扁桃は中等度以上の肥大が確かにありました。
口呼吸の場合には、鼻腔・咽頭の広さが問題になります。
①右への鼻中隔彎曲により右鼻腔は非常に狭くなっていました。
②アデノイド肥大、ひどい状態でした。
③水様性鼻汁ではなく粘性鼻汁を認めました。副鼻腔炎の合併が疑われます。
アドバイスは、手術。
この「口呼吸状態」、年齢を問わず多いという印象です。
by hanahanak2 | 2011-06-02 09:02 | 睡眠時無呼吸症候群 | Comments(0)