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慢性副鼻腔炎 症例5 その5

四国徳島からです。

ウイルス感染を考慮した診療に心掛けています。

現在64歳、
初診は59歳でした。
平成21年11月30日、12月1日、12月2日、12月11日に書き込んだ患者さん。
平成22年5月に右鼻茸(ポリープ)切除術を実施、
その後、いつものように、「治った治った」と通院は途切れていました。
平成23年3月になって、「左が詰まる」と来院されました。
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①左鼻閉の原因は、嗅裂からのポリープ。これだけを今回やりましょう、と勧めるのです。
②右は大量膿性鼻汁で残存ポリープが見えません。
右の通気性が良好なので、鼻汁は全く気にならないようでした。
....膿性鼻汁に抗菌薬(抗生物質)投与は、耐性菌を作るだけですので使いません......
「分かった分かった。考えとくわ」と帰って行きました。

ポリープ切除術は、パワーパンチとかマイクロデブリッダーを使えば、本当に楽にきれいに手術が出来るようになっています。
怖々でも、一度試して下さい。

by hanahanak2 | 2011-05-16 21:44 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)