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慢性副鼻腔炎 症例 12

11歳の患者さん。6年生です。
初診は3歳10ヶ月、急性中耳炎でした。
急性中耳炎は繰り返し、6歳時点で終息しました。
しかし
大量粘膿性鼻汁が続くのです。
当院では、今日まで、抗菌薬(抗生物質)の処方は無しです。

ほとんどの患者さんで、
中耳炎は治りやすく、
副鼻腔炎は治り難いんです。
そして、今、
慢性副鼻腔炎 症例 12_a0082724_13595033.jpg


右の鼻汁が依然多いです。
これから夏にかけて、風邪ウイルスの沈静化とともに改善されるか、注目します。

当院では、ファイバースコープでの診断に重点を置いています。
この患者さんも、レントゲン診断は1回もしていません。
レントゲンの被曝が気になります。

by hanahanak2 | 2010-04-10 13:59 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)