血糖を上げるのは糖質だけです。


2018年5月5日徳島新聞です。
非常に悲しいです。

a0082724_22063629.jpg
江部康二先生は、
a0082724_22074546.jpg
ということを10年以上前より発言・発表しておられます。

私は、江部康二先生の糖質制限食に賛同します。
「スーパー糖質制限」6年目を経過中です。
血糖値は、24時間80~140mg/dlです。
この快適さは何者にも代え難い経験です。

皆さんにお裾分けしたくて外来診療に取り入れているのです。

==============================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-06-05 22:18 | 糖尿病 | Comments(0)

抗微生物薬は使いません。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗微生物薬は使わないのが正解です。

1歳4カ月児。
38度超えの発熱と大量膿性鼻汁で受診されました。
繰り返しの大量膿性鼻汁だそうです。
小児科にて、大抵は抗微生物薬なしの投薬を受けておられます。
a0082724_22000465.jpg
1歳前後の乳幼児での繰り返す大量膿性鼻汁では、繰り返す急性中耳炎は避けがたいです。
末梢血液白血球数:14,000/μl H
白血球3分類 リンパ球数  7,400/μl H
       単核球数   1,600/μl H
       顆粒球数   5,000/μl

迷うことなくウイルス感染症パターンです。

従って、
モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップ
を、選択しました。

RSウイルス等への抵抗力が出来てくると治ってきます。
クスリで治すことは到底無理です。
如何に体力を増強するかがイチバン重要です。

ヘモグロビン(Hgb):10.5g/dl。
貧血でもあります。
食事が大切です。
糖質制限の実行を要請しました。
「低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー」食です。
間違った常識にはオサラバいたしましょう。

=============================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-06-03 22:17 | 急性中耳炎 | Comments(0)

内視鏡下下鼻甲介超音波凝固です。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗微生物薬適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

重症アレルギー性鼻炎に対しては、
①鼻中隔矯正術
②内視鏡下下鼻甲介超音波凝固術
を、お勧めしています。

やれば必ずと言っていい程、何らかな効果が得られます。

50歳代の患者さん。
何十年も前から、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりが続いているとの事で受診さました。
たまには受診されていましたが、私の説明を真剣に聞いてもらえた事はありません。
所が今回は即刻即断されました。
5月19日です。
a0082724_22125687.jpg
当日、特に症状がひどい分けではありません。
下鼻甲介の肥大・腫脹もですが、
中鼻甲介に注目して下さい。
局所麻酔下内視鏡下中鼻甲介超音波凝固術の準備を約30分で完了、実施しました。
手術時間は10分でした。

重症な為、凝固は強めに行いましたので、術後反応はかなり強く、
激しい鼻閉が1週間余り続きました。

今日(6月2日)
a0082724_22211243.jpg
下鼻甲介術後反応が下火になり、鼻道が開いて来ました。
特に、中鼻甲介の肥大・腫脹の改善が著明です。

「楽になった」
でした。

患者さんにとって、色んな意味でハードルが低い手術と思います。
そして、確実な効果が期待出来ます。

また、人生100年時代です。
糖質制限で健康寿命延伸をくれぐれもお願いしました。
この点についても前向きのお言葉をいただきました。

===========================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-06-02 22:31 | アレルギー性鼻炎 | Comments(0)

急性中耳炎での使用は、ここ10年以上記憶にないです。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですから、
抗微生物薬は使わないのを原則として診療しています。

現在3歳1カ月児。
4月4日。右耳痛にて受診されました。
右鼓膜は「飴色帯びた軽度膨隆」でした。
滲出性中耳炎状態で急性炎症が加わった状態と判断しました。
末梢血液白血球数:10,900/μlH。
ウイルス感染症パターンですから、
モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップ、です。

11日、耳痛はありません。
a0082724_22154453.jpg
右増悪です。
左も貯留液は鼓室内全体に及んでいます。
5月2日、
a0082724_22182657.jpg
両側、改善しています。
15日、
右耳痛、体調不良食欲不振。
a0082724_22202903.jpg
再び増悪です。
末梢血液白血球数:19,200/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,400/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    14,600/μl H

リンパ球数3千以上ですのでウイルス感染症と考え投薬変更なし。
16日、体調不良増強。
末梢血液白血球数:24,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,500/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    19,200/μl H

リンパ球数3千以上でしたのでウイルス感染症と考えるも、
明日の検査で抗微生物薬をと考え始めました。
17日、
体調不良続いていました。
末梢血液白血球数:17,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数   2,600/μl H
       単核球数    1,200/μl H
       顆粒球数    13,300/μl H

細菌感染症パターンでした。
アモキシシリン細粒+ビオフェルミンRを毎食後と寝る前の設定で投薬追加しました。
所が、
①服薬量が多くて飲ませにくい。
②夕食後即寝てしまうので寝る前の服薬が難しい。
とのことで、
L-ケフレックス顆粒に変更しました。
これは朝夕食後できちんと服用できました。
合計、抗微生物薬は7日間の服用になりました。

19日、やっとニコニコ表情が戻ってきました。
「白血球数とその分類」検査は、患者さんが非常に嫌がって来ましたので、17日を最後に中止しました。
表情・鼓膜所見より改善傾向がはっきりしてきたのもその理由です。

30日、
a0082724_22402016.jpg
治癒達成しました。

投薬も終了しました。
点検作業に移ります。

今回は、
ウイルス感染症と細菌感染症の混合感染症が最も考えられます。

最後に、糖質制限で元気な身体作りをお願いしました。

================================================-


[PR]

# by hanahanak2 | 2018-06-01 22:56 | 抗微生物薬使用患者さん | Comments(0)

1月に治癒状態達成していましたが・・・・・・

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

現在7歳1ヶ月児。
今年1月9日に書き込みした患者さん。
繰り返し、ウイルス性急性中耳炎・副鼻腔炎に見舞われております。

4月25日、再び「右耳痛」です。
a0082724_21394902.jpg
末梢血液白血球数:10,500/μl H
ウイルス感染症パターンです。
投薬は、モンテルカストチュアブル錠+メプチンドライシロップ。

翌日には、「もっと痛くなった」
a0082724_21435015.jpg
末梢血液白血球数:11,900/μl H
ウイルス感染症です。

翌日にも、まだ痛いと・・・
a0082724_21463944.jpg
峠を越えました。

5月10日
a0082724_21490311.jpg
あっけなく、治癒状態。

5月18日。
a0082724_21501154.jpg
右鼓膜は飴色。
逆戻りかと思いましたが、

今日30日、
a0082724_21520091.jpg

治癒状態達成でした。
大量膿性鼻汁ではないですが、多い鼻汁が気掛かりです。

現在も、これからも、
①ウイルス感染症には抗微生物薬は使わない。
②糖質制限への努力、
です。

付き添いのお母さんの反応は、イマイチです。

==========================================

「スーパー糖質制限」実行中。
21時半血糖値:123mg/dl。

==========================================

<糖尿病>「主食は穀物」は人類の大きな誤解
5/12(土) 10:00配信 毎日新聞

 現代人の主食は穀物です。多くの人は、これについて何の疑問も持っていないでしょう。しかし、現代人に糖尿病が多く発生するのは「穀物が主食の食事に適応できていないから」という考え方もあるようです。糖尿病治療の研究を長年続け、「糖質制限食」の体系を確立した、高雄病院の江部康二理事長が解説します。【毎日新聞医療プレミア】

 最も権威ある英国の栄養学の本「ヒューマン・ニュートリション(第10版)」(日本語版、医歯薬出版株式会社)には、「人類の本来の主食は穀物ではないし、まだまだ穀物ベースの食物に適応していない」と明記してあります。私も全く同感です。

 このことを、あるホルモンの特徴から考えてみたいと思います。

 ◇血糖値を下げるホルモン「インクレチン」

 糖尿病の内服薬は、現在7種類あります。その中に「DPP-4阻害剤」という薬があります。DPP-4阻害剤は、「インクレチン」という消化管ホルモンを血中にとどめる作用があります。

 現在知られているインクレチンは、小腸上部から分泌されるGIPと、小腸下部から分泌されるGLP-1の二つです。血糖値を低下させるホルモン「インスリン」が膵臓(すいぞう)から分泌されるのを促進します。

 食事によって消化管内に炭水化物や脂肪が流入すると、その刺激を受けてインクレチンが分泌されます。そして、血糖値の上昇と共に、膵臓のβ細胞からインスリン分泌を増加させ、α細胞から分泌されて血糖値上昇に働くホルモン「グルカゴン」を抑制します。

 ◇DPP-4阻害剤の働き

 インクレチンは、血中でDPP-4という酵素によって速やかに分解されます。血中のインクレチンの量が半減する「血中半減期」は、GIPが約5分、GLP-1は約2分と非常に短いことが特徴です。

 そこで登場したのが、DPP-4阻害剤です。DPP-4の働きを阻害してインクレチンを血中に約24時間存在させ、血糖値の降下作用を発揮させるのです。

 ◇インクレチンが数分で半減する理由

 DPP-4阻害剤は、極めて理論的に構築された、とてもいい薬です。しかし、根源的な疑問が湧いてきます。なぜ、人体に役立つホルモンが、わずか数分で半分に分解されてしまうのでしょうか。

 一番リーズナブルな説明は、人類にとってインクレチンは、食後約2~5分程度働けば十分だったということでしょう。

 農耕を始める前の人類は、約700万年間も狩猟・採集をして生きてきました。魚介類、小動物・動物の肉や内臓や骨髄、野草、野菜、キノコ、海藻、昆虫などが日常的な食料で、木の実、ナッツ、果物、山芋なども時々食べていたと考えられています。

 穀物のような血糖値が上がりやすい物を日常的に食べていないのですから、インクレチンが常時活性化している必然性はないのです。インクレチンが数分で分解されるという生理学的事実は、主食が穀物(糖質)ではない状況で、人類が進化してきたことの証拠といえるのだと思います。

 ◇700万年間の進化の重み

 農耕が始まり、穀物を常食にするようになると、食後血糖値の上昇が日常的に生じるようになります。こうなると、インクレチンに大いに活躍してほしいところです。

 しかし、さすがに700万年間の進化の重みがあるのでしょう。穀物が主食になった4000~1万年ぐらいの歴史では、DPP-4がすぐに分解してしまう体内の“癖”を変えるような突然変異は起こらなかったのだと思われます。

 ◇「生活習慣病の元凶は精製炭水化物」説

 冒頭で紹介した「ヒューマン・ニュートリション」は「穀物の過剰摂取の害、特に精製炭水化物による『血糖およびインスリン値の定期的な上昇』が多くの点で健康に有害」と強調しています。精製炭水化物とは、白いパンや白米などの精製された穀物のことです。未精製のものに比べて、より急激に血糖値を上昇させます。

 インクレチンの特徴からも、穀物を主食とする現代人に糖尿病が多発しDPP-4阻害剤を使わなくてはならないことからも、穀物を主食とした食事が人類に合っていないことは明らかなのではないでしょうか。

=============================================


[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-30 22:03 | 急性中耳炎 | Comments(0)

外耳道壊死?

何かにつけて糖質制限指導を続けています。

2017年9月17日、書き込みした患者さん。
今月、受診されました。
受診理由は、「左耳が痒い・自閉感」。
a0082724_22023192.jpg
泥状の堆積物。
9時血糖値:176mg/dl。
朝食は、ご飯・卵・カスピ海ヨーグルト+パイナップル。
天下泰平の食事でした。
改めて糖質制限を説明しました。

腎透析の合間に通院していただき吸引・清拭していますと、
a0082724_22052448.jpg
今日の状態ですが、
外耳道壁の部分的な崩壊です。
壊死と言うてもいいのかも?
その後の血糖値は110前後で推移しています。

処置は、吸引清拭してはアルゴダーム糸くくりを留置しています。

ビスフォスフォネート製剤の使用はありませんので、
過剰糖質摂取が原因と思われます。
糖尿病と診断する血糖値でもないです。

数々の病歴、全て、過剰糖質摂取がその原因と考えられます。

====================================

「スーパー糖質制限」実行中。
22時血糖値:104mg/dl。

===========================================

a0082724_22261473.jpg
クスリでは解決しないのです。
健康生活の基本は、糖質制限です。
不幸な事態の多くが救われるはずです。

========================================




[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-29 22:29 | 糖質制限 | Comments(0)

抗微生物薬は使いません。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

今年1月3日受診の当時1歳7ヶ月児です。
ひどい咳と大量鼻汁での来院です。
a0082724_22132827.jpg
右鼓膜は全体に膨隆している重症急性中耳炎。
右は、鼓室内に部分的に貯留している中等症急性中耳炎です。
末梢血液白血球数:11,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数  6,000/μl H
       単核球数   1,300/μl H
       顆粒球数   4,600/μl

典型的なウイルス感染症パターンです。
投薬は、
モンテルカスト細粒+メプチンドライシロップ。

4月、
a0082724_22243729.jpg
左は治癒状態達成しています。
右は、改善増悪を繰り返しています。
末梢血液白血球数:7,800/μl
ウイルス感染症パターンです。
投薬に変更なし。
5月24日、
a0082724_22281292.jpg
右も、治癒状態達成です。

風邪症状時には、まず残薬のモンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ服用で経過をみていただくようお願いしました。
1カ月後の経過観察をお願いしました。

基本方針
①抗微生物薬適正使用。
②糖質制限への努力。

===========================================

「スーパー糖質制限」実行中。
22時血糖値:115mg/dl。

=============================================-

a0082724_22404449.jpg
多職種の医療関係者の方々が、
糖質制限をサポートして上げたならと思います。
減量手術(スリーブ状胃切除術)が当初成功したかに見えても、
過剰糖質摂取の蛋白・脂肪不足の食事が続けば、将来、再び健康問題発生必発です。

==========================================


[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-24 22:47 | 急性中耳炎 | Comments(0)

発症から3週間

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

5月3日に書き込みした急性喉頭蓋炎の患者さん。
抗微生物薬、アモキシシリンを選択した患者さん。
1週間内服で改善していたので受診されなかったのですが、
13日に、再び激しい咽頭痛きたし受診されました。
a0082724_22165777.jpg
喉頭蓋を含めてノド(咽頭・喉頭)の腫れは中等度。
白苔は認めません。
末梢血液白血球数:19,100 H
白血球3分類 リンパ球数   4,000/μl H
       単核球数    1,000/μl H
       顆粒球数    14,000/μl H

細菌感染・ウイルス感染の増悪と判断し、
再び、アモキシシリンとモンテルカスト錠を1週間内服お願いしました。

本日(前回受診から10日目)、「痛いような痛くないような」で、不安で受診されました。
a0082724_22264633.jpg
喉頭蓋の腫れは続いております。
末梢血液白血球数:9,500/μl
白血球3分類 リンパ球数  2,500/μl
       単核球数    700/μl
       顆粒球数   6,300/μl

断続的に抗微生物薬は使いたくない。
「白血球数とその分類」検査では、細菌感染を疑うパターンは消失した。
ことにより、
モンテルカストのみを続けてもらうことにしました。
2週間後の診察予定です。

18時半血糖値:117mg/dl。
食事前は90代の数値が欲しい所です。
直前にサンドイッチを摂っておられました。

重大な循環器疾患をお持ちですので、
きちんと、
「スーパー糖質制限」要請している所です。

============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
22時半血糖値:119mg/dl。

===============================================

a0082724_22432389.jpg
市民公開講座「徳島大学病院循環器内科フォーラム」の模様です。
治療の進歩は目を見張るものがあります。
しかし、
予防が最も重要なんではないでしょうか。
高額医療は出来たら避けたいものです。

個人的には、
「スーパー糖質制限」でどこまで元気で過ごせるか実験している気持ちもあります。

=============================================



=============================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-23 22:51 | 急性喉頭蓋炎 | Comments(0)

長年の繰り返す急性中耳炎と思われます。

四国徳島からです。
「抗微生物薬適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

ウイルス性急性中耳炎・副鼻腔炎の典型的な患者さん。
6歳です。
左耳痛にて受診されました。
a0082724_16515905.jpg

左:滲出性中耳炎で経過していたのが急性中耳炎に逆戻りです。
右:滲出性中耳炎です。
両側とも槌骨が辺縁へ移動しています。
これは、急性・滲出性中耳炎の繰り返しで罹病期間が長期にわたっていると思われます。
末梢血液白血球数:11,600/μl H
白血球3分類 リンパ球数  5,500/μl H
       単核球数    900/μl H
       顆粒球数   5,200/μl

白血球数・リンパ球数・顆粒球数、全てウイルス感染症パターンです。

抗微生物薬は不要です。
よって、モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ、を選択しました。

療養の基本として、
①抗微生物薬の適正使用、
②糖質制限、
を、お願いしました。

=========================================

「スーパー糖質制限」実行中。
17時血糖値:100mg/dl。

==============================================

「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から。
http://bmjopen.bmj.com/content/bmjopen/6/6/e010401.full.pdf
Lack of an association or an inverse association
between low-densitylipoprotein cholesterol and mortality
in the elderly: a systematic review
要約
目的
高齢者において、総コレステロールは、総死亡率と心血管死との関係において、リスクとならないか少ないという研究は多いが、LDLコレステロールと総死亡率との関係を調べた研究は報告されていない。そこで、この論点を調査した。

セッティング、参加者、アウトカム、評価
一般集団で60歳以上の人で、LDLコレステロールが総死亡および/または心血管死亡のリスク要因として調査されたコホート研究を、PubMedで調査した。

結果
我々は、総死亡率が記録された28のコホート、心血管死亡率が記録された9つのコホート、において合計68,094人の高齢者による、30のコホートを含む、19のコホート研究を確認した。
総死亡率とLDLコレステロールとの逆相関は、この関連が記録された参加者の数の92%に相当する16のコホート(統計的有意差を有する14コホートを含む)において見られた。
残りには、関連が見つからなかった。
2つのコホートにおいて、心血管死亡率は、LDLコレステロール値が最低の四分位で最も高く、統計的に有意であった。
7つのコホートにおいて、関連は見出されなかった。

結論
高LDL-Cは、60歳以上の大部分の人々の死亡率と逆相関する。
この知見は、コレステロール仮説(すなわち、コレステロール、特にLDLコレステロールは本質的にアテロームを発生させる)と矛盾する。
高LDL-C高齢者は低LDL-C高齢者よりも長く生存するという、
我々の分析はコレステロール仮説の妥当性を疑う理由を提供する。
さらに、我々の研究は、心血管疾患予防戦略の一要素として高齢者におけるLDL-Cの薬理学的減少を推奨するガイドライン再評価の根拠を提供する。


そんな感じはします。

============================================-


[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-21 17:28 | 急性中耳炎 | Comments(0)

マウスの実験

週刊新潮で、聖教新聞(2018/05/09)で、「ドクター江部の糖尿病徒然日記」で話題になった記事。
それに関連して、結論とも思われる記事を見つけました。

「こたろうのブログ」から。
論文のクオリティー NEW!2018-05-18 13:16:33
少し以前に糖質制限したマウスは老化が早まるという記事がありました。しかし私はその逆の内容の論文をいくつも知っていたので、また変なのが出てきたくらいにしか思いませんでした。自然科学の世界では間違った理論はいずれ淘汰していきます。

残念ながらケトン食と癌セラピーに関する人間レベルの論文はまだ正式にはありません(私は見たことがない) しかしマウスレベルでならば2015年11月までに268の論文があったそうです。しかしそれらのすべてを厳密に査定したところ厳しい評価に耐えうる論文はわずか13しかありませんでした。https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5450454/
要旨:厳しい評価基準に耐えて対象となった13の研究はすべて腫瘍増殖に対して有益な効果を持ち、そのうちの9の研究は(マウスの)生存期間(の延長)にも良い効果がみられた。腫瘍のタイプは膵臓癌、前立腺癌、胃癌、結腸癌、脳腫瘍、神経芽細胞腫、肺癌であった。結論としてこの分野の研究はまだ稀で矛盾もある。しかしケトン食が悪性細胞の増殖を阻害し、(本体の)生存期間を増加させる可能性がある

このリストにない癌の場合でも程度の差こそあれ、やはり抗腫瘍効果はあると思います。マウスと人間の違いはどうなのかという問題は残りますが、私はマウスの方が人間よりもケトンに対する反応が鈍いような気がしています。マウスではヒトよりも高ケトン値にしないと効果が現れてこないのです。そのことを考慮に入れてマウスの実験をみれば人間の場合での参考になるように思います。

こんな記事もありました。
「こたろうのブログ」から。
緑内障とケトン 2018-05-17 14:23:03
緑内障とは眼圧の上昇などにより視神経が障害される病気だそうです。白内障とは違い回復が望めない怖い病気らしく放置しておくと失明になることもあるそうです。原因はまだはっきりとわからないようですがネズミの実験では改善効果がみられたそうです。
http://www.jneurosci.org/content/early/2018/05/14/JNEUROSCI.3652-17.2018
要旨:緑内障を発症するように改変されたネズミに、ミトコンドリア機能を高めるために8週間ケトン食を与えた。するとモノカルボン酸トランスポーター(ケトン体を取り込む受容体)の減少を逆転させてエネルギー利用が改善し、グリア(細胞)の異常肥大を減らし、網膜神経節細胞とそれらの軸索変性を保護し、生理的な脳へのシグナル伝達(正常に目が見えること)を維持した。そして強力な抗酸化反応もまたケトン食に付随した。これらの結果は

(ネズミの視神経細胞の)エネルギー損傷とその後の軸索変性はトランスポーター(ケトン体を取り込む受容体)の発現低下に続発する低基質利用性(眼圧の上昇など)によることを示唆している。

この実験ではネズミの視神経のミトコンドリアはケトン食によく反応しその数も増えたそうです。緑内障の真の原因はミトコンドリアの機能不全にあるのかもしれません。ヒトの場合でもミトコンドリアの機能を高めれば緑内障の予防や改善効果になる可能性があります。たぶん私は緑内障にならないでしょう。


情報は冷静に判断し、つかむ事が重要です。

===============================================

「スーパー糖質制限」実行中。
22時血糖値:113mg/dl。

=================================================



[PR]

# by hanahanak2 | 2018-05-18 22:34 | 糖質制限 | Comments(0)