四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
従って、抗菌薬診療は耐性菌をまき散らす行為と言わざるを得ないです。
現在4歳7か月児。
3月に急性中耳炎で1週間前から通院しているが抗菌薬が続くのを疑問に思い当院受診されました。
オラペネムというカルバペネム系抗菌薬でした。
7日間服用していました。
広域抗菌薬で耐性菌が問題になりWHOが使用を控えるように勧告しています。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、依然継続中です。
大量粘膿性鼻汁もあります。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断し、
モンテルカスト細粒とメプチンドライシロップ、を選択しました。
ウイルス感染症には抗菌薬は要りません。
4月6日、
左鼓室内貯留液の排液は順調ですが、
右急性中耳炎の増悪認めました。
咳の軽減ありましたので、モンテルカスト細粒続行しました。
5月8日、
急性中耳炎のは治癒状態。
急性副鼻腔炎は沈静化していませんが投薬中止で経過観察に移りました。
気温上昇と共にウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、改善の季節になります。
貧血の有無が気掛かりだったので今回測定してみました。
末梢血液白血球数:9,800/μl。
末梢血液赤血球数:390万/μl。
ヘモグロビン(Hgb):10.7g/dl。極めて低値と思います。
離乳食以降の貧血が4歳児になっても続いています。
早期解決が望まれます。
低糖質・高たんぱく・高脂肪・高カロリー食をいつもに増して強調しました。
取っ掛かりとして、主食の前にゆで卵とか目玉焼きを提案しました。
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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:102mg/dl。
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堂本剛が退院 突発性難聴まだ完治せず今後は通院へ
7/5(水) 5:01配信 日刊スポーツ
突発性難聴のため、先月27日から入院していたKinKi Kids堂本剛(38)が4日、退院した。所属するジャニーズ事務所が公表した。また「現時点ではまだ完治に至っておりませんため、今後は通院して治療を続ける予定です」としている。
先月20日ごろから左耳の不調を訴え、検査したところ、突発性難聴と診断された。入院後は、出演予定だった生放送の音楽番組への出演を見合わせていた。
発症後直ちに糖質制限、それも「スーパー糖質制限」で改善具合は違ってくると思うのですが・・・・・・
ステロイドを使うにしても糖質制限は重要と思います。
血糖のゼットコースターが病気を作っている可能性大です。
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