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右蝶形洞が・・・・・

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当然、抗菌薬は使わないで経過観察しますが、治癒状態達成出来ない場合には・・・・・・・・

85歳の元気な患者さん。
結構肥満体です。
主食をきちんと摂っておられます。
いくら言うてもダメです。

昨年11月、鼻汁・咳・痰・咽頭痛で受診されました。
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末梢血液白血球数:6,700/μl
ウイルス性急性副鼻腔炎、です。
11時血糖値:100mg/dl。朝食:ご飯・みそ汁。
投薬、
モンテルカスト錠
レルベア200エリプタ。

今年2月に、
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右蝶形洞からの湧くような鼻汁を認める以外は収束しました。
10時半血糖値:109mg/dl。
HbA1c:5.8%。
朝食:ご飯・みそ汁。

今月、
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右蝶形洞自然口は小さすぎです
本来は、蝶形洞自然口の拡大が必要とは思いますが・・・・・・・。
10時半血糖値:138mg/dl。朝食:ご飯・みそ汁。
ご飯をきっちり摂っても血糖上昇は少ないので、健康を維持しておられるのでしょう。
しかし、体重増加は確実にジワジワと進んでおります。

患者さんは、当初の最大級の症状が無くなって来ましたので喜んでおられます。
高齢ではありますが蝶形洞自然口のみへの手術操作は十分可能とは思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:109mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-03-31 21:53 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

白血球数2万超え。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎と急性咽頭炎・扁桃炎では上記判定基準をそのまま当てはまらい可能性もあります。

20歳代の患者さん。
3日前激しい咽頭痛の為掛かりつけ医受診、
急性扁桃炎の診断で、
多分、抗菌薬の点滴を実施(初診時のみ)
クラビット後発品500mg1T/日 ニューキノロン系抗菌薬
ロキソニン60mg3T/日 鎮痛解熱剤
その他の内服するも改善せず、
何故か、当院へ来られました。

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咽頭扁桃・両口蓋扁桃に白苔が中等量。
左扁桃周囲炎、軽度認めます。
末梢血液白血球数:23,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数  4,300/μl H
       単核球数   1,900/μl H
       顆粒球数   16,900/μl H
リンパ球数3千以上ですから、ウイルス感染症はほぼ確実です。
白血球数と顆粒球数の著しい増加は細菌感染症も合併しているとも考えられます。

従って、投薬は
L-ケフレックス顆粒
モンテルカスト錠
麻黄附子細辛湯カプセル
を、選択しました。
悪く言えば、二股選択です。

そして、体調管理に問題ありでした。
18時血糖値:80mg/dl。昼食:菓子パン1個。
血糖を上げる食事は回復の邪魔です。
無理をして仕事を続けておりました。
休養を勧めるも、仕事は休めないので明日も行きますとの事でした。

細かく経過観察したい患者さんでした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:100mg/dl。

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【マイアミOP】錦織ストレート負けで4強入りならず



期待の錦織圭選手。
故障が多いです。
糖質の多い食事からの脱却が必要です。

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by hanahanak2 | 2017-03-30 22:32 | 急性咽頭炎・扁桃炎 | Comments(0)

翌日再検査

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

「抗菌薬適正使用」で迷った時には翌日再検査をお願いすることがあります。

75歳の徳島市外からの患者さん。
長年、後鼻漏にてモンテルカスト錠内服を続けております。
副鼻腔炎急性増悪を来しても、現在まで当院では抗菌薬使用に至ったことはありません。
当院では抗菌薬は使わないを納得して頂いておると私は理解しております。

先日、咽頭痛にて受診されました。
発熱・咳はありません。

末梢血液白血球数:13,800/μl H
白血球3分類 リンパ球   2,500/μl
       単核球数    800/μl
       顆粒球数   10,500/μl H
当院抗菌薬使用基準では、クリアしております。
白血球数・顆粒球数の増加傾向、リンパ球の減少傾向、ともに動きが軽度の印象。
13時半血糖値:193mg/dl。昼食:おかゆ。
最悪値でした。
強い倦怠感は血糖上昇では?

しんどいですが翌日再検査をお願いしました。
勿論、砂糖・デンプン禁止です。

末梢血液白血球数:12,600/μl H
白血球3分類 リンパ球  2,800/μl H
       単核球数   900/μl H
       顆粒球数  8,900/μl H
数値の動き、
白血球数と顆粒球数は減少、
リンパ球数が増加、
これはウイルス性感染症の動きです。
または、細菌感染症の自然治癒過程かも知れませんが?
15時半血糖値:113mg/dl。昼食:ゆで卵1個・ギョーザ1個。ギョーザの皮は・・・まあいいか。

食後高血糖は体調不良を増幅するようです

咽頭喉頭の状態、
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披裂軟骨隆起の腫れ以外は、変化はありません。

当患者さん、過去の右中耳根本術以来の鼓膜炎が続いています。
非常に難治です。
現在、ビラン部のフェノール処置→リンデロンVローション塗布→アルゴダーム糸くくり留置を始めました。

これからも食事指導を中心とした診療を続ける予定です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:106mg/dl。

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ぶつからない自動車は死傷者を出さなくなります。
当たり前の事です。

血糖を上げない食事(糖質制限食)は糖尿病予備軍・糖尿病を発生させません。2型糖尿病で。
医療の世界も進化しないとと思います。
クスリ・手術・移植でも、結局は糖質管理は必要と思います。

国民を欺くことは許されなくなりますよ。

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by hanahanak2 | 2017-03-29 22:18 | 微妙な判定 | Comments(0)

左耳管扁桃から液体が出てくる。

学生さんです。
「左耳管扁桃から液体が出てくる」という事で受診されました。
約10年前からとの事でした。

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ビックリでした。
左耳管扁桃にベッタリと膿性鼻汁が付着しています。
まさしく耳管扁桃です。
膿性鼻汁の起源は、蝶形洞または後部篩骨洞です。
今回はここまでの説明にしました。

再診あれば徐々に診断を進めて行きたいと思います。

診断は、
慢性副鼻腔炎。
投薬は、
モンテルカスト錠。

患者さんの叫びは十分受け入れなければと思った診察でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:114mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-03-28 22:45 | 後鼻漏 | Comments(4)

風邪症状には抗菌薬は控えて欲しい。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
当然、抗菌薬使用は控えて欲しいです。

左耳痛で受診された小学生。
当院へは初めてでした。
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左急性中耳炎です。
末梢血液白血球数:19,300/μl H
白血球3分類 リンパ球数   6,800/μl H
       単核球数    1,400/μl H
       顆粒球数    11,100/μl H
決め手は、リンパ球数3千以上です。
これにて、ウイルス性急性中耳炎、と診断します。

投薬の選択は、
モンテルカストチュアブル錠
メプチンドライシロップ。

おくすり手帳を拝見しました。
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3か所の医療機関から処方されていました。
サワシリンはペニシリン系抗菌薬
フロモックス・メイアクトは経口第3世代セフェム系抗菌薬。「経口三世代セフェムへの決別」検索してみて下さい。
オゼックスはニューキノロン系抗菌薬。昨日の当ブログを参照下さい。
クラリシッド・クラリスロマイシン・ジスロマックはマクロライド系抗菌薬。
現在外来で使われている抗菌薬が断続的に次々と使われておりました。
こんだけの抗菌薬を使わないと生きていけないはずはないと思います。

ちなみに、私自身には約30年間、抗菌薬・解熱鎮痛薬を使っておりません
ちゃんと生きております。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:101mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-03-27 22:12 | 急性中耳炎 | Comments(0)

右耳痛での受診です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
ウイルス感染症には、抗菌薬は使いません。

2歳児の患者さん。
右耳痛での来院です。
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右急性中耳炎は明白です。
左鼓膜、透明性良好ですが、内陥傾向あり、過去の長引いた急性中耳炎が疑われます。

末梢血液白血球数:11,300/μl H

予想通り、
ウイルス性急性中耳炎が確定します。
投薬は、
モンテルカスト細粒
メプチンドライシロップ

今日も抗菌薬使用ゼロの一日でした

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:87mg/dl。

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医療プレミア実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-
難敵耐性菌を制圧した英国の“王道”政策
2017年3月19日 谷口恭 / 太融寺町谷口医院院長

抗菌薬の過剰使用を考える【7】
 既存の抗菌薬が効かず、アメリカでは年間3万人を死に追いやっているクロストリジウム・ディフィシル(以下「CD」)。次第に種類が増えてきている薬剤耐性菌のなかでも現在最も厄介な、いわば横綱級の耐性菌です。糞便移植という“秘密兵器”はあるものの、実用化にはまだまだほど遠く、実際には悪化して抗菌薬が効かなければ、もはや打つ手がありません。しかし、このCDを10年足らずで8割も減少させることに成功した地域があります。イングランド(注1)です。
クロストリジウム・ディフィシル感染を8割減少
 「イングランドにおけるCDの発生率は2006年以降約80%減少した。それは国家統制政策(national control policies)の結果である」
 医学誌「The Lancet Infectious Disease」2017年1月24日号オンライン版(注2)でこのような報告がおこなわれました。イングランドでは、21世紀に入ってから急激に感染者が増加していたCD感染を脅威と考えた当局が、国を挙げて感染者減少を目指す取り組みを始めました。彼らが取った主な対策は二つ。一つは全般的な院内感染予防を徹底すること、もう一つは抗菌薬の使用制限です。
カギはニューキノロン系抗菌薬の使用制限
 この政策は見事に功を奏し、上述の論文によると06年から13年の間になんと80%ものCD感染減少に成功しました。そのプロセスを分析した結果、最も効果があったのは「特定の抗菌薬の使用を控えること」でした。その抗菌薬とは「ニューキノロン系」です(注3)。なぜ、ニューキノロン系抗菌薬の使用を控えたことがCD感染減少につながったと断定できるのか。それは、ニューキノロン系抗菌薬に耐性を持ったCDの減少率が際立っていたからです。地域によっては、06年時点でニューキノロン耐性CDが占める割合が67%もあったのに、13年には3%にまで減少しました。
米国で大きく報道されたイングランドの成果
 ところで、医学誌に興味深い論文が掲載されると一般のメディアが取り上げて分かりやすく解説することがあります。これは日本でも同じで、例えば「納豆が脳卒中に有効」といった研究が英文の医学誌に掲載されると日本の新聞などでも紹介されます。「特定の抗菌薬の使用を控えれば8割ものCDが減少した」という報告を大ニュース(特ダネ)と考えた私は、英国のメディアのウェブサイトで検索をかけてみました。英国のニュースソースで私がよく参照するのはインディペンデント(Independent)とガーディアン(Guardian)の新聞2紙、そして放送局のBBCです。ところが意外なことに3社のサイトに、この論文関連のニュースが見当たりません。そこでGoogleで検索をかけてみると米国の通信社UPIが大きく取り上げていることがわかりました。
 UPIの報道の切り口が非常に興味深いので紹介したいと思います。記事のタイトルは「イギリスの病院での“スーパーバグ”の大発生は抗菌薬の使いすぎが原因」で、スーパーバグとはもちろんCDのことです。この記事のなかで最も注目すべき点は、ある識者の次のコメントです。
 「今回の知見は国際的に重要である。なぜなら、北米のようにニューキノロン系抗菌薬の処方が制限されていない地域では、依然としてCDが流行しているからである」(筆者訳)
 UPIはアメリカのメディアですから、自国の国民に注意を促すために「北米のように」という表現を用いています。記者は、米国では2011年に約50万人がCDに感染し約2万9000人が1カ月以内に死亡したことも合わせて紹介しています。私の知る限り、日本の一般のメディアはこの論文のことを取り上げていませんが、もしも私がジャーナリストなら「北米のように」ではなく「日本のように」として記事を書きます。そうです。日本では(おそらく米国以上に)ニューキノロン系の使用がいわば「野放し状態」なのです。
なぜ患者さんは「抗菌薬をいつももらっています」と言うのか?
 「今日はクラビットをください。以前通っていたクリニックでは毎回風邪を引くとクラビットを出してもらってたんです……」
 このようなセリフを患者さんから何十回聞いたでしょうか……。クラビットとはニューキノロン系の抗菌薬です。つい先日もある患者さんから同じような言葉を聞いてショックを受けました。この患者さんの風邪症状はクラビットが必要どころか、抗菌薬自体が不要、つまりウイルス性の感冒です。全身状態が良好で発熱も微熱程度で、咽頭スワブのグラム染色で細菌感染を示唆する所見もありません。それ以上の検査はするまでもなく「ウイルス性」と診断できます。
不要な抗菌薬の処方をする医師がいる?
 もちろん前医での風邪は細菌性のものでありそのときは他の抗菌薬でなくクラビットが必要だったのかもしれません。しかし「毎回風邪に……」と聞くと、本当に必要だったのか疑わざるを得ません。そして、同じことを言う患者さんが少なからずいるのです。ということはクラビットを簡単に処方しすぎている医師がいるということになります。私は過去のコラム「『医師は抗菌薬を使いすぎ』は本当か?」で、別の医師が後からカルテをみて抗菌薬は不要だったと判断することには疑問があると述べました。しかしながら、あきらかにウイルス性で軽症の患者さんから「毎回風邪にクラビット」と繰り返し言われると不要な処方をする医師の存在を否定できません。
腸内フローラを壊滅させる抗菌薬 患者も正しい知識を
 ニューキノロン系の抗菌薬はクラビット以外に、タリビッド、オゼックス、シプロキサン、スオード、アベロックス、ジェニナック、グレースビットなどがあります(すべて先発品の商品名)。ニューキノロン系は、多くの種類の細菌に作用しますが、特にグラム陰性菌には著効します。そして腸内細菌の多くは、大腸菌、クレブシエラ、セラチアなどのグラム陰性菌です。つまり、ニューキノロン系抗菌薬を使えば、腸内細菌の多くが死滅してしまい腸内フローラが大きく乱されます。その結果はびこるのがCDです。また、ニューキノロン系は結核にも“多少”効きます。それはは「いいこと」ではありません。中途半端に効くことで、結核の診断が遅れてしまうからです。
 抗菌薬のなかでも特にニューキノロン系の使用を控えましょう、というのはもちろん医師に対して発信すべきメッセージです。しかし、毎回風邪にクラビットを処方する医師が存在するならば、患者さんの方も正しい知識を持つべきだと思います(注4)。感染症は「知識で防ぐ」が原則だからです。
   ×   ×   ×
注1:論文には「イングランド」と書かれており、日本で一般的に言う「英国=イギリス(連合王国=UK)」ではありません。つまり英国の他の三つの地域、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドは含まれていないということです。しかしUPIの記事ではEnglandではなくUKと記述しています。
注2:論文のタイトルは「Effects of control interventions on Clostridium difficile infection in England: an observational study」(筆者訳:「イングランドにおけるCD感染に対するコントロール介入の効果:観察研究」)で、こちらで概要を読むことができます。
注3:論文には「フルオノキノロン」と書かれています。日本ではフルオノキノロンのことをニューキノロンと呼ぶのが一般的なので、ここではニューキノロン(系)とします。
注4:最近興味深い研究が報告されました。医学誌「Health Psychology」2017年2月16日号オンライン版で報告されています。英国の医師436人に対し患者を診察する際のシナリオを提示し、抗菌薬を処方するかどうかを調べました。結果、患者が抗菌薬の処方を期待していると医師が感じると、実際に処方する可能性が高くなることがわかりました

谷口先生の記事。
100%賛同します。
当院でも、
ニューキノロン系抗菌薬は耳鼻咽喉科感染症には使わないを原則としています。
経口第3世代セフェム系抗菌薬も使いません。
クラリスロマイシン等のマクロライド系抗菌薬も最近は使ってないですね。

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by hanahanak2 | 2017-03-26 22:21 | 急性中耳炎 | Comments(0)

受診理由は、右耳痛。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

初診時には来院理由の部位の観察はもちろんその他の耳鼻咽喉科関連部位も観察する習慣にしています。

11歳の患者さん。
「右耳痛」を訴えて来院されました。
診察時、開口少々ありましたの聞くと「大きなイビキ」あるとの事でした。

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右外耳炎です。綿棒・吸引嘴管が触れると痛みを訴えます。
左右外耳道には痂皮を認めます。
左は柔らかい、右は乾燥しています。
吸引・清拭後、リンデロンV軟膏塗布しました。
抗菌薬は使いません。
使わなくても、たいてい治るからです。
むしろ外耳炎の引き金になっている外耳道皮膚炎の軟着陸が困難と思います。

それ以上に問題なのが、鼻腔の状態です。
下鼻甲介・中鼻甲介の中等度肥大と
総鼻道・嗅裂・中鼻道の中等量粘性鼻汁です。

鼻閉・イビキ・嗅覚障害の原因となります。
まとまった副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎の治療は受けたことがないそうでした。

モンテルカストチュアブル錠
リンデロンV軟膏
を処方しましたが、患者さんは鼻処置・耳処置を非常に嫌がっておりましたし、どうしましょう?

総鼻道・中鼻道・嗅裂の拡幅工事が必要と思います。
急ぐこともないので、本人にも理解してもらうように説明を続けたいと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:104mg/dl。

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日本社会が直面する、認知症「1300万人」時代
3/25(土) 9:10 配信
高齢ドライバーによる交通事故、徘徊による行方不明、誰にも看取られることなく逝く孤立死――「認知症」が一因と見られる事件・事故が年々目立つようになってきた。だが、これは、世界に先駆けて日本が直面する「認知症社会」の始まりに過ぎない。2025年、国民の1割以上が認知症またはその予備群になる社会では、何が起きるのか。そして解決策はあるのか。(取材・文=NHKスペシャル「私たちのこれから」取材班/編集=Yahoo!ニュース編集部)
「認知症高齢者の徘徊による行方不明、孤立死・異状死…といった事態が日常化する厳しい現実が待つことを見据え、2025年を安心して地域で暮らしていける社会にできるか」——。国際医療福祉大学大学院の武藤正樹教授は「いまが分水嶺だ」と警鐘を鳴らす。
1300万人以上が認知症およびその予備群に
いまから8年後の2025年。団塊世代のすべての人が75歳以上の後期高齢者に達するこの年を皮切りに、日本は未曾有の「認知症社会」へと突入する。厚生労働省は、認知症の人が2025年に最大730万人にのぼると発表しているが、その予備群とされる軽度認知障害(MCI)の人数は明らかにしていない。
そこで今回、すでに発表されている軽度認知障害の有病率と、複数の専門家への取材を重ね合わせ、独自に数値を算出した。その結果、2025年に軽度認知障害の人は580万人を超える見込みがあることがわかった。認知症高齢者の数と合計すると、総数は1300万人に達する。国民の9人に1人、65歳以上に限れば、実に3人に1人が認知症あるいはその予備群の人になるという「認知症1300万人時代」が来る可能性が浮かび上がってきた。
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2025年のMCIの人数については、2012年時点で認知症の人数の8割がMCIの人数であることから、2025年も同じ割合と仮定した場合をNHKスペシャル「私たちのこれから」取材班が試算した。(図表:EJIMA DESIGN)

赤ちゃん~高齢者まで、血糖値を上げない食事の普及の大号令が待たれるのです。
政府が変わらない現状では、第一線の医師たちがやるべきと思います。

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by hanahanak2 | 2017-03-25 22:16 | 慢性副鼻腔炎 | Comments(0)

鼓膜炎あり

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

鼓膜穿孔は何故起こるか。
鼓膜切開とか鼓膜チューブ留置が主な原因と思います。
外傷性鼓膜穿孔はほとんど自然治癒いたします。

76歳の徳島市外から来院の患者さん。
1週間前から左耳漏を来し耳鼻咽喉科を受診、
抗菌薬内服・点耳液を続けていましたが止まらないとの事でした。
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左鼓膜には中等大の穿孔を認めます。
耳漏排出しております。
その上、鼓膜全面の鼓膜炎(鼓膜皮膚層の欠損)です。
まず、吸引・清拭で耳漏停止を待ちましょう、という方針を告げました。
右鼓膜も全面鼓膜炎
まず、清拭→リンデロンVローション塗布→「小さいアルゴダーム糸くくり」鼓膜面に留置、を説明しました。

鼓室内の病的粘膜の正常化を待ち、鼓膜の欠損皮膚の修復を促す処置を行う予定です。
毎週の来院を提案しましたが返事はいただけませんでした。

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日常生活に支障が出る難聴です。
鼓膜の修復完了すれば改善あるとは思いますが、何とかならないでしょうか。
健康状態は良好です。
これからの人生、四半世紀あります。

乳幼児期の急性中耳炎の管理には十分な注意が必要と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:107mg/dl。

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日本での離乳食の典型のようです。
「田舎の小児科医のブログ」への訪問を是非お願いします。
私たちは大きな間違いを犯していました。
気づかれた方は修正をお願いします。

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by hanahanak2 | 2017-03-24 22:11 | 鼓膜穿孔 | Comments(0)

白血球数2万超えでも抗菌薬不要です。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
このウイルス感染症に、「これでもか抗菌薬診療」は非常識と思います。

3月10日に書き込みした患者さん。
37.7度の発熱にて受診されました。
a0082724_12370041.jpg
鼓膜に変化はありません。
右治癒状態。
左滲出性中耳炎状態。
所が、
末梢血液白血球数:21,500/μl H
白血球3分類  リンパ球数  4,700/μl H
        単核球数   1,100/μl H
        顆粒球数   15,700/μl H
RSウイルス感染症に高頻度にみられる白血球数著明増加パターンです。
白血球数・顆粒球の大幅増加があっても、リンパ球数3千以上は、ウイルス感染症です。

投薬選択は、
モンテルカスト細粒
メプチンドライシロップ
の続行です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎の軟着陸には、身体作りが必要です。
①不要な抗菌薬を使わない。
②たんぱく質・脂肪を優先的に摂取する。

①②、いつも、皆さんにお勧めしています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:92mg/dl。

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解決のヒントが提言されていますよ。
境泉洋・徳島大学大学院准教授の
「働く前に元気になる必要がある。」という発言です。
健康生活の基本食、「糖質制限」ですよ。
乳幼児~高齢者まですべての人達に実行して欲しいです。

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by hanahanak2 | 2017-03-23 22:11 | 急性中耳炎 | Comments(0)

高梨沙羅さん


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高梨沙羅さん。
糖質過剰摂取ですよ。
2年前は森永製菓の管理栄養士、細野恵美さんがサポートしています。
おにぎり、カステラ、ご飯、しょうが湯・・・・・
大量のたんぱく質・脂肪で、瞬発力・持久力・集中力の向上が図れると思います。
大量糖質は血糖を上昇させ、インスリンの緊急出動が起こり、エネルギーとして使われることはほとんど無しですよ。
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森永製菓の「inゼリー」に出演した高梨沙羅さんです。
これも糖質過剰です。
「糖質ゼロ」製品もお願いしたいです。

ガンバレ。高梨沙羅さん。

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「スーパー糖質制限」実行中。
8時半血糖値:97mg/dl。

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by hanahanak2 | 2017-03-22 22:38 | 糖質制限 | Comments(0)