<   2016年 02月 ( 22 )   > この月の画像一覧

ウイルス性急性副鼻腔炎でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎では、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎では、抗菌薬診療は不正解です。

30歳代の患者さん。
5日前、左頬部痛を伴う鼻汁で近医を受診しました。
急性副鼻腔炎の診断で、クラビット後発品その他の投薬を受けましたが、改善せず当院へ来院されました。

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鼻中隔の突出・弯曲で総鼻道は非常に狭くなっています。
粘性鼻汁を大量に認めます。
ノドが狭いです。
④右外耳道損傷で皮膚の翻転・出血認めます。

末梢血液白血球数 10,600/μl H

ウイルス性急性副鼻腔炎と診断、
ロイコトリエン受容体拮抗薬
メプチンドライシロップ
を、選択しました。

急性副鼻腔炎はウイルス感染症で、抗菌薬は要らないのです

肥満傾向ありました。
鼻腔通気度が低く、ノドが狭いと、イビキ必発で睡眠時無呼吸症候群の可能性も高くなります。

解決には、
①糖質制限です。筋肉を付けながら体脂肪を取るのです。
②鼻中隔矯正術です。

外耳道損傷については、アルゴダームを数時間のみの挿入し、その後は放置します。
1週間後の確認は予定しましたが。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:120mg/dl。

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臨床ニュース
PPIで高齢者の認知症リスク4割増
ドイツ健康保険データで有意な関連
m3.com編集部2016年2月26日 (金)配信 消化器疾患精神科疾患神経内科疾患

 プロトンポンプ阻害薬(PPI)を日常的に服用する高齢患者では、認知症リスクが4割以上高まることが、ドイツ公的健康保険データを用いた前向きコホート研究から明らかになった。ドイツ神経変性疾患センターのWilly Gomm氏らがJAMA Neurology2月15日オンライン版に報告した論文で、動物実験や薬物疫学の結果を裏付ける内容という。

 研究では、ドイツ最大の公的医療保険Allgemeine Ortskrankenkassen から2004-11年の入院および外来における診断記録とPPI処方データを抽出。75歳以上でベースライン時に認知症のなかった約7万3,679人について、年齢、性、既往、多剤併用などを調整した解析を行った。

 その結果、日常的にPPIを服用する群(2950人、平均83.8歳)では、非PPI服用群(7万729人、83.0歳)に比べ、認知症発症リスクが44%有意に上昇することが分かった(ハザード比1.44 [95% 信頼区間1.36-1.52]; P < .001)。

 Gomm氏らはこの結果から、「PPIの服用回避が認知症発症を抑制するかもしれない」と結論。PPIによって脳内アミロイドβ値が上昇したというマウス実験や薬物疫学の一次データの裏付けにもなるとして、さらなる検討のため無作為化前向き臨床試験が必要と指摘している。


大量に、何気なく使われているPPIですが、
やはり、クスリはリスクなんですね。

医師も患者さんも、減薬・断薬を目指した医療を求めるべきです。
それには、糖質制限が絶大な威力を発揮するはずです。

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by hanahanak2 | 2016-02-29 22:11 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

お薬手帳

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎では、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬不使用が正解です。

園児です。
県西部より当ブログを頼りに受診されました。
くり返される抗菌薬処方に疑問を持たれたからです。

2歳時に睡眠時無呼吸症候群にて、アデノイド切除+口蓋扁桃摘出術を受けておられました。
現在の悩みは、①イビキ②くり返す急性副鼻腔炎でした。

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急性中耳炎は沈静化しております。
②鼻腔・鼻咽腔の状態は、ファイバースコープの挿入を拒否されたので無理はしません。
この画像からは、粘性鼻汁は中等量と思います。
典型的な、アデノイド顔貌はありません。

当日の「白血球数とその分類」検査。
末梢血液白血球数 13,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数  6,400/μl H
       単核球数   1,500/μl H
       顆粒球数   5,200/μl 


現在、ウイルス性感染症の真っ只中。

抗菌薬は中止していただき、
ロイコトリエン受容体拮抗薬の内服に切り替えていただきました。
月単位の投薬になります。

最近の投薬状況をまとめられておりましたので見せていただきました。
2015年
3月
クラリスロマイシン 7日
4月
バナン 後発品 5日
5月
クラリス 4日
クラバモックス 3日
メイアクト後発品 5日
クラリスロマイシン 7日
6月
メイアクト後発品 5日
キプレス(ロイコトリエン受容体拮抗薬)7日分+7日分 県外で
8月
クラリスロマイシン 5日分
9月
オゼックス 7日分
クラリシッド 14日
10月
メイアクト 7日
クラリシッド 14日28日
11月
クラリシッド 7日分
12月
クラリシッド 7日+14日+14日
2016年
1月
クラリシッド 14日+14日
2月
オゼックス 5日

私がそれぞれの処方日に診察した分けでないですが、
くり返すウイルス性急性副鼻腔炎に、抗菌薬は不必要と思う者です。


方針として、
①抗菌薬は「白血球数とその分類」検査で判断すること。
②糖質制限に心掛けた食事。
2点を要請しました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:103mg/dl。

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2月25日(木)発売の週刊文春に、桐山秀樹さんと長年パートナーで過ごした、文芸評論家の吉村祐美さんのインタビュー記事が掲載されました。

冒頭、吉村さんは、桐山さんの急死と糖質制限食の関係をきっぱり否定しておられます。


ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」昨日の記事を是非お読み下さい。

糖質制限をきちんと続けておられると防げたと思われる悲劇でした。
講演会等で日本中を駆け回っておられる中で糖質制限が緩んでいたのでしょう。
有名人の場合に食事・健康状態を公開していただくと糖質制限の適否の判断がより明確になると思います。

吉村祐美氏の勇気に感謝したいです。

桐山秀樹氏のご冥福をお祈りします。

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by hanahanak2 | 2016-02-27 22:22 | 抗菌薬適正使用 | Comments(5)

1週間後

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

2月20日に書き込みした患者さん。
1週間後、
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鼓膜膨隆、より強くなっておりました。
しかし、
赤ちゃんの機嫌は至って良好との事でした。

末梢血液白血球数 10,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数 5,000/μl H
       単核球数  1,200/μl H
       顆粒球数  3,900/μl


球数が減少傾向ですから、居座るウイルス感染症は沈静化しつつあると思います。

ウイルス性急性中耳炎は、月単位、半年単位で経過観察するべきです。
自然治癒を待つのです。

その手助けが、
ロイコトリエン受容体拮抗薬であり、
糖質制限 です。

そして、
ヘモグロビン:10.8g/dl。
低いです。
糖質制限をお願いしました。
砂糖・デンプン摂取では治りません。

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<大阪・車暴走>運転男性死因は心疾患「事故直前に発症」
毎日新聞 2月26日(金)18時43分配信

 大阪・梅田の繁華街で乗用車が暴走し、通行人ら11人が死傷した事故で、大阪府警は26日、車を運転していたビル管理会社経営の大橋篤さん(51)=死亡=の遺体を司法解剖した結果、死因は大動脈解離による出血で心臓の機能が低下する心タンポナーデだったと発表した。事故直前に発症したとみられるという。

 大動脈解離は心臓付近の太い血管が裂けて出血する心疾患。胸に激痛が走ったり、意識を失ったりして突然死することもある。


血糖値の推移を知りたいところです。
食後高血糖でのトラブルの確率が非常に高いはずです。
より詳しい報道が待たれる所です。

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by hanahanak2 | 2016-02-26 21:52 | 急性中耳炎 | Comments(0)

白血球数 3,600/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

小学生。
2010年3月5日に書き込みした患者さん。
今回、小児科でインフルエンザB型と診断され、タミフルその他の投薬を受け解熱したが、嘔吐と咳が出てきたとの事で当院(耳鼻咽喉科)を受診されました。

2009年11月に治癒に至った急性中耳炎の再発はありません。
鼻汁は少量。
ヘッドライト下の口腔・咽頭にも著変ありません。

末梢血液白血球数 3,600/μl
ヘモグロビン:13.6g/dl。
貧血はなし。

今回の投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬とメプチンドライシロップ、でした。

インフルエンザはウイルス感染症の代表です。
インフルエンザの場合には大抵白血球数1万以下です。

「抗菌薬適正使用」実践の手始めとして、
白血球数1万以下の呼吸器感染症では抗菌薬不使用を体験してみてはどうかと思います。
ご家族から主治医に申し出ても良いと思いますよ
聞き入れてくれない医師は、????????。

上記患者さん、今日まで、当院では抗菌薬処方無しでの診療が続いています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:105mg/dl。

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徳島新聞に毎週水曜日に掲載されています。
毎週です。
ひうら小児科 日浦恭一先生の執筆です。
今回は、抗菌薬使用の基本の基本です。

当院でも、クラビットを愛用していましたが、耐性化が問題になっていることもあり、
狭域抗菌薬で約40年前発売のL-ケフレックスへの移行を試みています。

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by hanahanak2 | 2016-02-25 22:28 | 白血球 | Comments(0)

2009/12/17 読売新聞

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。


宗田マタニティクリニックのHPで見付けました。

[漢方療法](4)「主食抜き」の大変革

 糖尿病治療の世界にいま、大きな変革が起きようとしている。米、砂糖、イモ類などの「糖質(グルコース)」摂取を極力制限した食事療法だけで、薬を使わずに患者の血糖値が正常値に戻るという。発信元は京都市、高雄病院の漢方医療のベテラン医師たちだ。

 「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」(東洋経済新報社)の著者、江部康二・高雄病院理事長(59)は、「食後、血糖値が急上昇する現象が糖尿病の悪化を招く。原因は糖質の多量摂取で、制限すれば自然に血糖値は安定する」というのだ。

 きっかけは1999年、兄の江部洋一郎・同病院長(61)が糖質制限食事療法に挑戦したことだった。「精製した穀類や砂糖を多量に食べる一方で、運動量が減ったのは、人類の歴史でも20世紀以降のこと。糖尿病が増えたのも同時期。ならば以前の伝統食に戻したら」という発想だった。入院中の糖尿病重症患者に献立を変えてもらったところ、1週間で空腹時血糖値が改善、3か月後には正常値に戻ってしまった。

 3年後、今度は江部康二さん自身が糖尿病と診断され、制限食に挑戦、同じく成果が出た。67キロだった体重は56キロに、血圧、食後血糖値などいずれも改善し、威力を如実に体験した。

 糖尿病の食事療法は従来、脂肪など総カロリーの制限が中心だった。「私も医学界の常識にとらわれ、糖質制限など全く信じていませんでした。糖質を制限すれば、高たんぱく、高脂質な食事になり、血管障害、大腸がん、乳がんなどのリスクが高くなる、というのが定説だったのです」

 ところが2006年、米国の5万人追跡調査が、これを否定する結果を報告。また糖質制限がダイエットやコレステロール改善にも貢献することが確認され、糖質制限療法がにわかに注目を集めている。

 江部さんは「野菜、肉魚などおかず中心で、お酒は蒸留酒を、お菓子やジャンクフードはできるだけ避けて」という制限食レシピの著作を出す一方、各地の医師や患者団体の勉強会で、食事療法を伝道して歩く。

 高雄病院は70年代から生薬を使った本格的な漢方医療を行っている。京都大学の呼吸器科勤務医だった江部さんは78年に同病院に移り、現在も漢方医療を続ける。漢方の中で最も重視されるのが、日常の食事で病気を治し、健康を支える「食医」だ。「この思想があったので、新しい食事療法に素直に取り組めました」

 現代の食医は、一人ひとりに「テーラーメードの食事療法を」と訴えている。

(2009年12月15日 読売新聞)


7年前に、こんな立派な記事を書いておきながら・・・・・・・・・
こんな日本の大転換の萌芽を、何故、無視しているのでしょう。

現在の読売新聞のスタンスを見せてくれた記事があります。
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「カロリー制限食」です。
インスリン療法に誘導する「カロリー制限食」を当然の如く模範的な糖尿病食と認定しています。
きちんと「カロリー制限食」を続けていると、次第に悪化するのですという記事ですよ。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:129mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-02-24 21:51 | 糖質制限 | Comments(0)

お知らせ。

おはようございます。

コメント機能が不調ですのでこのページで連絡します。
佐藤さんへ、

「良い方向へ進んでいるようで、私もややほっとしました。
鼻中隔・副鼻腔の具合は、ファイバースコープで分かるはずですが・・・・・。
3月15日、了解しました。」
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by hanahanak2 | 2016-02-23 08:29 | Comments(2)

「追加・修正手術はやりません」と言われた。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術をと言うのですが、
そのハードルは、かなり高いものがあります。
皆さん、苦労して手術に携わっておられるのが分かります。

30歳代の患者さん。
県外で、入院での鼻中隔矯正術+両内視鏡下副鼻腔手術を局所麻酔下で1回でやったそうです。
術後出血もあり、結局1ヶ月の入院になったそうです。
術後、鼻閉・鼻汁・後鼻漏の改善あるも、粘い鼻汁に悩まされているとの事です。
追加・修正手術はやりませんとの事で、当院受診されました。

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総鼻道、やや狭い。
全体に、粘膜が浮腫状です。
左上鼻甲介がポリープ状です。
左中鼻道前端にポリープ(画像に写っていません)
右中鼻甲介の癒着が一部に認めます。
細かい不具合をひとつひとつ修正すれば、より改善すると思います。

そんな患者さんですが、当院初診からやるやる言うて2年経過してしまいました。
スギ花粉症患者さんですので、飛散終了後以降にとは思っています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:130mg/dl。

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ドッグフードも改革が必要です。
ドッグフードも、糖質過剰が続いています。
経済的な問題もあるのですが。
一般的なドッグフードでは、過剰カロリー食よりは、
「カロリー制限食」が優れているのは証明されております。
そして現在、
「糖質制限食」の優越性が報告されております。

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by hanahanak2 | 2016-02-22 22:26 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

白血球数 13,500/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

1歳児の患者さんです。
年末に耳鼻咽喉科受診し急性中耳炎と診断されオゼックス内服、数日で治ったと理解されておるようでした。鼻汁も改善したそうです。
1月末、鼻汁と咳で当院受診しました。
残念ながら、当たり前ですが、中耳炎は再発?増悪?していました。

最近の状態。
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重症急性中耳炎、でした。
しかし、患者さんは苦悶状なく、表情も普通でした。重症感はありません。
末梢血液白血球数 13,500/μl。
白血球3分類 リンパ球数 6,100/μl H
       単核球数  1,400/μl H
       顆粒球数  6,000/μl


ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎 です。
投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗薬
メプチンドライシロップ。

気になることがあります。
ヘモグロビン:11.5g/dl
これって、少ないのでは?
食事に問題ありでは?
糖質過剰摂取では?
タンパク・脂肪不足では?
乳幼児と高齢者にしばしば認められる現象ですよ。

全年齢層の人々に糖質制限が必要と思われます。

上記患者さん。
初診時、
末梢血液白血球数 13,000/μl H
リンパ球数 6,000/μl H
ヘモグロビン 12,5g/dl
その1週間後
末梢血液白血球数 11,200/μl H
リンパ球数 6,500/μl H
ヘモグロビン 12,2g/dl
その1週間後、
末梢血液白血球数 12,500/μl H
リンパ球数 7,200/μl H
ヘモグロビン 11,4g/dl

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:100mg/dl。

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朝日新聞デジタル
動物園の食卓革命 バナナ禁止、サル健康に
神田明美 2016年1月10日14時23分

 動物園に「食卓革命」が起きている。伝統的に与えてきたエサは、野生とは栄養が異なるうえ、健康的とは言えない場合もある。果物をやめたり、季節で食材やカロリーを変えたり。今年の干支(えと)サルも「バナナ禁止」にした動物園がある。

 山口県宇部市のときわ動物園。スリランカ原産のトクモンキーは1年前、短い灰色の毛がまだらに見えていた。いまは12頭の多くが明るい茶色の毛をまとう。

 毛並みの変化は、エサの変化と連動している。昨年1月末から、バナナとリンゴの果物をやめ、それまでゼロだったキャベツなどの葉物野菜を大幅に加えた。根菜類は3分の1、その他の野菜は2倍に。大豆などたんぱく質も加えた。すると間もなく明るい茶色が生えそろった。

 エサの効果か確かめるため、10~11月、半分の6頭を以前の果物入りのエサに戻した。すると、2~3週間後から6頭すべてがまだらになった。12月、再び新しいエサにすると、徐々に毛並みがきれいに戻ってきた。

 サルにバナナなどの果物をやめたら肥満がなくなり虫歯も減ったとの英国の動物園の発表を参考にした。以前はやせていた弱いサルも強いサルとの体格差がなくなった。飼育員の川出比香里さん(24)は「果物は好物のため、強いサルが多く食べた。エサでこれほど変わるとは」。

 上野動物園(東京都台東区)は、ニホンザルのエサの量とカロリーを2010年から季節で変えている。夏と冬は少なく、秋が多い。春は小麦と麻の実、秋は生米とヒマワリの種を加える。以前はミカンとトマトを季節で変えるほかは同じだった。

 野生では季節で食べ物の量や内容が変わり、春は出産、夏は子育て、秋は栄養を蓄え、冬を乗り切る、という生理的なサイクルがある。飼育員の青木孝平さん(30)は「飼育下で栄養価が一年中高くなると体形がひと回り大きくなる。出産の回数も増え体に負担になる」。


小麦や米は?ですが、動物本来の食事を考えるに至ったことは、大きなグッドジョブと思います。
健康生活は、
クスリではなく、食事です。
人間も同じです。


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by hanahanak2 | 2016-02-20 21:51 | 急性中耳炎 | Comments(1)

糖質制限

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

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糖質制限を実行してタンパク尿が消えた者として、どうしても気になるのです。
腎臓は「毛細血管の塊」と言うではないですか。
腎臓機能を悪化させない為には、血管を詰まらせない食事が必要です。
一番に、
「砂糖・デンプン」を制限する事ではないでしょうか。

米国での実状と比較すると、ガッカリです。

2016/01/17 ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から
<米国糖尿病学会>
Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

『糖尿病腎症の所見のない糖尿病患者では、最適な血糖コントロール、あるいは、心血管疾患リスクの改善のための理想的な蛋白質摂取量に関しては、これを推奨するに足る十分なエビデンスは存在しない。したがって、目標は個別化されなければならない。C

糖尿病腎症(微量アルブミン尿、および、顕性蛋白尿)を有する糖尿病患者では、通常の摂取量以下に蛋白質摂取量を減量することは、血糖状態、心血管リスク、あるいは、糸球体ろ過率低下の経過に変化を与えないので、推奨されない。A』

糖尿病腎症のない糖尿病患者での理想的な蛋白質摂取量のエビデンスは、存在しないと断定しています。

さらに踏み込んで、糖尿病腎症を有する患者においても、「蛋白質制限は推奨しない」とランクAで断定しています。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:118mg/dl。

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by hanahanak2 | 2016-02-19 22:11 | 慢性腎臓病(CKD) | Comments(0)

白血球数 7,500/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

インフルエンザが疑われる患者さんにも確認のため「白血球数とその分類」検査を出来るだけ実施するようにしています。

60歳代の患者さん。
微熱・寒気・鼻汁・咳 等の症状で受診されました。
インフルエンザかどうかをはっきりさせたいご希望もあり、迅速検査をやりました。

A型インフルエンザ 陽性

そして、
末梢血液白血球数 7,500/μl

30歳代の患者さん。
前夜は高熱で受診時には微熱でした。

迅速検査
A型インフルエンザ 陽性

末梢血液白血球数 8,500/μl

以前のカテゴリー「インフルエンザ」の書き込みと同じです。

つまり、
インフルエンザというウイルス感染症では、
白血球数が1万以下に留まる傾向があります


急性呼吸器感染症では、白血球数が1万以下はウイルス感染症と、ほぼ断定出来ると思います。

それに対して、RSウイルス感染症は一定の傾向なしと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:109mg/dl。

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2016/01/17 ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から

<米国糖尿病学会>
Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定しました。

『糖尿病腎症の所見のない糖尿病患者では、最適な血糖コントロール、あるいは、心血管疾患リスクの改善のための理想的な蛋白質摂取量に関しては、これを推奨するに足る十分なエビデンスは存在しない。したがって、目標は個別化されなければならない。C

糖尿病腎症(微量アルブミン尿、および、顕性蛋白尿)を有する糖尿病患者では、通常の摂取量以下に蛋白質摂取量を減量することは、血糖状態、心血管リスク、あるいは、糸球体ろ過率低下の経過に変化を与えないので、推奨されない。A』

糖尿病腎症のない糖尿病患者での理想的な蛋白質摂取量のエビデンスは、存在しないと断定しています。

さらに踏み込んで、糖尿病腎症を有する患者においても、「蛋白質制限は推奨しない」とランクAで断定しています。

根拠はランク(A)ですので、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解です。


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by hanahanak2 | 2016-02-17 22:17 | インフルエンザ | Comments(0)