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出来る所からやりましょう

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。


30歳代の患者さん。
受診理由は、「3日前よりの左耳下腺の腫れ」。

感染症を疑い、「白血球数とその分類」検査です。
末梢血液白血球数 14,100/μl H
白血球3分類  リンパ球数  4,400/μl H
        単核球数   1,100/μl H
        顆粒球数   8,600/μl H

顆粒球数1万以下はウイルス感染症です。
また、
リンパ球数3千以上はウイルス感染症です。
「おたふくかぜ」かどうかは明言出来ませんが、ウイルス感染症です。
抗菌薬は不要です。
自然治癒を待ちます。

そして、
診察中、「鼻がシュンシュン」。
小さい時から左鼻詰まりが続いているとの事。

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①左への鼻中隔弯曲、中等度。
下鼻甲介の腫脹・肥大、軽度~中等度。
③中鼻道にポリープがありました。中等大。
後鼻漏もありました。多いです。
ノド、狭いです。

朝食抜き・おやつ無し10時半血糖値:113mg/dl。高いです。
減量に努めようとしておられます。

アドバイス。
糖質制限。実行すれば必ず結果が付いて来ます。
〇下鼻甲介から、ひとつづつ手術を。そのままではそのままです。

今年も、
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。
の、一年でした。

多数の方々のアクセス、ありがとうございました。
来年も、基本に忠実、地道な診療を続けたいと思います。

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by hanahanak2 | 2015-12-31 22:42 | ポリープ | Comments(0)

ずっと続いていました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

2014年2月2日に書き込みした患者さん。
約2年ぶりに来院されました。

「夏場は少ないですが、いつも粘い鼻汁と痰が続いている」との事。

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①両側鈎状突起の肥大が著明。何十年続いた粘膿性鼻汁の成せる技です。
②その隙間からの粘性鼻汁が認められます。
③鈎状突起肥大の影響で中鼻甲介は著しく細くなっていました。
④粘膿性の大量の後鼻漏を認めました。

治らない鼻汁・後鼻漏は、手術をお勧めします。
大量ですから、年々、体力的に辛くなります。


そんな、説明を致しました。

次、
血圧:143/77mmHg。家庭での測定では-10との事。

次回受診時に、健康診査の結果持参をお願いしました。

現在の内服薬
隠れ脳梗塞ありとの理由で
ケタス 脳血管障害改善剤 微妙な薬?
シロスタゾール 後発品 抗血小板剤
高血圧との事で
ブロプレス

2012年受診時に糖質制限を説明しました。
それで、夕食には主食抜きを続けておられました。
それなら、3食糖質制限の「スーパー糖質制限」をやりましょうと激励しました。

その上で、内服薬を中止する計略です。

生活習慣病の克服には、糖質制限です
クスリの効果は、限定的です。

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昨日のマイコプラズマ抗原検査について、検索していましたら、こんな記事がありました。

マイコプラズマ感染症の診断 -迅速検査について-
すぎたこどもクリニック

迅速検査とは、特別な器械がなくても簡単な操作で短時間にウイルスや細菌などを検出することができる検査のことです。溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、インフルエンザウイルスなどが小児科ではよく使われています。
迅速検査キットは正確さ、安全性、短時間に結果が出る、操作が簡単であることがクリアされて初めて販売が許可されます。

今回はマイコプラズマ ニューモニア(以下マイコプラズマとします)感染症における迅速検査についてご報告します。
マイコプラズマ ニューモニア感染症は数年ごとに流行し、子供の呼吸器感染症の主な原因細菌で特に幼稚園以降の子供に多くみられます。発熱と強い咳が特徴です。
マイコプラズマ感染症の確定診断は ①培養による分離 ②血液中の抗体価の上昇 ③遺伝子検査で行われますが、マイコプラズマ培養は菌を同定するのに時間がかかること、血液中の抗体価の上昇も時間がかかるため1回の血液検査で判定できるとは限らず、子供たちの負担となります。また、遺伝子検査は特殊な機器を持っている施設でしか行えないため、これらの検査を使ってマイコプラズマ感染症を急性期に診断することは難しいと言えます。
そこで急性期においてマイコプラズマ感染症の診断がもっと簡単にできないかということで迅速検査が開発され昨年度の8月より使用することが可能となりました。
採血せずに、のどのぬぐい液を用いて約20分間でマイコプラズマを検出するというもので、外来においても使用することができます。
しかし、使用する上で注意しなくてはならないことがあります。最も信頼性の高い遺伝子検査と比べたところの検査の感度(結果陽性が本当にマイコプラズマ感染であると判定される確立)は約60%と低く、さらに検査の時期やのどの分泌物の取り方次第で感度は低下します。また症状をきたさない保菌者も陽性(偽陽性)となることがあります。実際、偽陽性率が高く、現在回収中の検査キットもあります。
また特異度(結果陰性が本当にマイコプラズマ感染ではないと判定される確率)は90%であり、検査で陰性でもマイコプラズマ感染している方が10%程度はいるということです。

以上より、迅速検査は本当に簡便で早く結果が出るため、外来診療を行う上では有用ですが、検査だけに頼りすぎてしまうと診断を間違える可能性があります。
マイコプラズマ感染の診断には、いつの時代も流行状況、患者年齢、患者背景(集団生活をしているか?ご家族に症状がないか?など)、臨床症状や検査結果を加味した上で総合的に判断することが医師には必要で重要なことである。との結論でした。


擬陽性が多いと思います。
病原性の無いマイコプラズマを拾っているはずなんです。
溶連菌迅速検査も、肺炎球菌迅速検査も、同じです。

(起炎?)微生物迅速検査実施の前にやるべき検査があるのです。
「白血球数とその分類」検査、です。

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by hanahanak2 | 2015-12-30 21:49 | 後鼻漏 | Comments(0)

マイコプラズマ抗原迅速検査 陽性

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

「耳痛」にて受診の5歳の患者さん。
2012年10月14日に記事にした患者さん。
3年ぶりでした。

当院受診2日前、近所の医療機関で、マイコプラズマ肺炎と診断されました。
マイコプラズマ抗原迅速検査での診断でした。
胸部レントゲン撮影で、うっすらと陰影があったそうです。
その結果、
投薬、
クラリシッド マクロライド系抗菌薬 マイコプラズマにも耐性化が進んでいます。
ミヤBM 整腸剤
桜皮エキス 咳止め
アスベリン 咳止め
ムコダイン 後発品 痰切り
IPD 抗アレルギー剤
ジルテック 後発品 抗ヒスタミン剤
ツムラ柴朴湯
ツムラ小青竜湯

驚きの、9種類の多量多種投薬でした。

診察しました。
①「中等症」急性中耳炎
末梢血液白血球数 14,900/μl H
白血球3分類  リンパ球数 5,100/μl H
        単核球数  1,400/μl H
        顆粒球数  8,400/μl H

③11時血糖値:95mg/dl。保険請求することは無理です。
糖質摂取の余裕はありません。

実施を推奨する検査は、RSウイルス抗原迅速検査です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎があり、短がらみの咳が続く風邪は、RSウイルスと思いますよ。
当患者さんの2012年10月14日の記事がそれです。
なお、提出した鼻汁からの分離菌は、肺炎球菌でした。
つまり、
肺炎球菌は、常在菌。
RSウイルスは、起炎微生物です。

今回はウイルス検査も鼻汁細菌培養同定検査も行いませんが、
「白血球数とその分類」検査から、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断しました。
従って、選択は
ロイコトリエン受容体拮抗薬
メプチンドライシロップ 気管支拡張剤
2種類です。

マイコプラズマを念頭に置く診療をすると、抗菌薬診療の迷路に入ってしまいます
マイコプラズマには、抗菌薬が効かなくなっております。
そして、マイコプラズマ肺炎であったとしても自然治癒傾向が高いです。
効かない効かないと言うて、結局治っていると思います。

感染症診療の初動、
「白血球数とその分類」検査で、ウイルス感染症か細菌感染症かを判定することです。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:93mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-12-29 22:18 | 急性中耳炎 | Comments(0)

鼻詰まりの治療を続けていました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

60歳代の患者さん。
東京で、鼻詰まりの治療を受けていましたが、今月、帰県したので治療をお願いしたいとの事で受診されました。
糖尿病・高血圧もあり、こちらの方は紹介状を頂き投薬していただきましたとの事でした。

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かなり大きなポリープを認めました。
これは日常生活に支障を来しているはずです。
イビキ・睡眠時無呼吸も必発です。

解決には、ポリープを取り尽くす事が必要です。
内視鏡下副鼻腔手術、です


血糖・血圧のチェック。
12時食後1時間血糖値:188mg/dl。
HbA1c:6.1%。
「何食べたん?」
「パン・卵・牛乳・コーヒー」
パンは血糖を上げる食餌ですと、一言。
血圧:157/82mmHg。

生活習慣病管理は、糖質制限を避けていては、不可能です。
血糖値を乱高下させる食餌は、危険です。

手術をするしないに関係なく、糖質制限を始めましょうと説明した初診時診察でした。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:111mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-12-26 21:45 | ポリープ | Comments(2)

生後7ヶ月から

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

当院受診は生後7ヶ月。
病歴で、気管支炎にて入院ありとの事でした。
初診時、ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断しました。
末梢血液白血球数 10,900/μl
以後、増悪改善をくり返しています。
通院は、断続的になっております。

今回は、鼻汁が続くと受診。
中耳炎が気になって、とは言うてなかったです。
今回、鼓膜の画像が始めて撮れました。

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ガイドラインに拠ると、「重症」です。
末梢血液白血球数 12,900/μl H
白血球3分類 リンパ球数  7,600/μl H
       単核球数   1,200/μl H
       顆粒球数   4,100/μl


重症であっても、
ウイルス感染症には、抗菌薬診療を止めるべきです。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:122mg/dl。

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日経メディカルから。

生後1年以内の抗菌薬投与で喘息リスク2倍?
2015/12/3
山中 克郎(諏訪中央病院内科総合診療部)

 マーティン・J・ブレイザー著『失われてゆく、我々の内なる細菌』1)を読んで大いに考えさせられた。近年増加している肥満、若年性糖尿病、喘息、花粉症、食物アレルギー、胃食道逆流症、がん、セリアック病、クローン病、潰瘍性大腸炎、自閉症、湿疹の原因を探る本である。

 人体の口腔、鼻腔、胃、小腸、大腸、皮膚、膣には数百兆個の常在菌が生息している。身体内外に共存する微生物の集合体を「マイクロバイオーム」と呼ぶ。なかでも大腸の腸内細菌叢は、最も多種類で多数の細菌を有している。この細菌群は単なる居候ではなく、栄養素の生産と供給、免疫系の発達や病気への抵抗性に重要な役割を演じている可能性がある。

 先天性免疫は好中球やリンパ球、マクロファージにより行われ、生まれつき備わっている。後天性免疫は感染症やワクチン接種によって獲得される。人間の体に共生する細菌たちは、様々な仕組みを利用して外来者が体内に住み着くことを妨げる。すなわち第3の免疫系として感染を防いでいる。したがって常在菌叢が破綻すると病気が起こる。

 マイクロバイオームを構成する微生物は3歳までの幼児期に決定され、成人してからも幼児期の構成を保つとされる。生後6カ月以内に抗菌薬を投与された子どもは、より肥満傾向にあった。生後1年以内に抗菌薬投与を受けた子供の喘息発症リスクは2倍になるという。幼少時の抗菌薬投与は将来の病気発症の原因になっている可能性がある。

 抗菌薬を投与すると、家畜を短期間に太らせることができることが知られている。アメリカで販売されている抗菌薬の70~80%は牛、豚、羊、ニワトリ、カモといった何億頭もの家畜に使用されている。しかし、どれほど多くの抗菌薬が使用されているかは厳しい企業秘密のため分かっていない。スーパーマーケットで売られている牛や豚の肉には抗菌薬に対する耐性菌が含まれている。牛乳には検出可能な抗菌薬が残留している。密集した養殖場で飼育されるサケやエビにも大量の抗菌薬が投与されている。



「ブレイザー」氏?
11月25日の当ブログ記事のブレイザー氏のようです。
確かに、現在の抗菌薬の使用は常識外れです。
だから、WHOでも「抗菌薬適正使用」のキャンペーンを行うのです。

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by hanahanak2 | 2015-12-25 22:00 | 急性中耳炎 | Comments(0)

1週間後

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

中学生。
毎日毎日、ティッシュの山との事で来院されました。

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右への鼻中隔突出。
総鼻道は、後方で非常に狭くなっております。

まず、下鼻甲介の減量手術をと説明提案しました。
母さんは非常に積極的、患者さんは消極的。
しかし、ファイバースコープ検査も鼻処置も普通に出来ました。嫌がって顔を背ける事はありません。
やれば出来そうでしたので、即日実施決定しました。

局所麻酔下内視鏡下に下鼻甲介下面を後端までデブリッダーにて削りました。
下鼻甲介後端部はポリープ様変化が強く、デブリッダー使用が非常に有効でした。

長く太いアルゴダーム糸くくりを術創に留置、翌日抜去しました。
手術1週間後、
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熱が加わってないので、術創はきれいです。
術後の鼻閉も熱が加わる手技と比べて、軽いと思います。

鼻閉の改善度により、中鼻甲介も同様に減量手術を行う予定です。
鼻中隔手術は、その次に考えることになります。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:122mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-12-24 22:51 | 鼻甲介切除術 | Comments(0)

5週間後

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

11月16日に書き込みした患者さん。
ロイコトリエン受容体拮抗薬にて経過を追っておりました。
途中では、強い両側の耳閉感が出現しましたが辛抱していただきました。

初診から5週目、
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中耳炎は治癒状態、達成しました。わずかの貯留液の残存は認めます。
②鼻汁・後鼻漏も激減しました。
③やはりノドは狭いです。
口蓋垂が腫れています。「イビキ」あるのです。

その外。
糖質制限。主食を1/3にしているそうです。間食は、以前から摂らない習慣でした。
5週間で、体重は3kg減、でした。
血圧:141/81mmHg。目立つ変動なし。
聴力:高音急墜型感音難聴です。聞き返しが多いです。
5月の会社の健康診断でのHbA1c:5.4%。

これからの長い人生、
健康を維持し、より高めるためにも糖質制限は欠かせません

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日21時血糖値:110mg/dl。

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糖質制限しない、猫も犬も人間も同じですね。

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by hanahanak2 | 2015-12-23 21:44 | 急性中耳炎 | Comments(0)

鼻詰まりが治らない。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

60歳代の患者さん。
1年前から続く鼻詰まりで、受診されました。

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①左中鼻道がポリープ(鼻茸)で満たされていました。
②両側中鼻道は粘膿性鼻汁、湧出しておりました。
③両側下鼻甲介肥大で、総鼻道が狭くなっておりました。
④右への鼻中隔突出、軽度認めました。

治す方向での治療を目指すのであれば、
内視鏡下副鼻腔手術+下鼻甲介減量手術、です。

しかし、手術は避けたいとのご意向でしたので、
ロイコトリエン受容体拮抗薬にて経過観察といたしました。

それから、鼻道の狭小化は「イビキ」「睡眠時無呼吸」の原因になります。
イビキの無い生活が望ましいです。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:113mg/dl。

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卵子同様、精子の老化も注目されています。
対策が必要です。
老化は、「高糖質・低タンパク・低脂肪」食が関係していますよ。

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by hanahanak2 | 2015-12-22 22:24 | ポリープ | Comments(0)

ティッシュを離せない!

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

高校生です。
右耳漏・耳閉感・耳痛の症状にて受診されました。

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①右急性中耳炎?外耳道の腫れ、外耳道からの分泌と説明は致しました。
吸引清拭ステロイド軟膏塗布しました。
下鼻甲介・中鼻甲介の腫脹・肥大、非常に強いです。

まず、片方ずつの下鼻甲介切除術を提案しました。

とにかく、総鼻道・中鼻道の拡幅工事が必要です。

日帰り局所麻酔下内視鏡下に行います。
内視鏡下でないと鼻甲介後半部の処置が不十分になります。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:114。

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尿酸も炎症を抑える 12月16日江部ブログから。

江部先生

ケトン体の炎症抑制作用を調べていたところ、尿酸について非常に興味深い研究結果に辿りつきました。

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『尿酸の新たな輸送タンパク質を発見』
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id302.html
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尿酸の神経保護作用について、尿酸の新規排出タンパク質(NPT3)が、体外へ尿酸を排出する腎臓のような臓器以外にも、脳、胎盤、甲状腺、肺気管上皮、肝臓等さまざまな組織に発現しているとのことです。

尿酸は、体内において強力な抗酸化物質であり、神経保護作用、抗炎症作用がこのNPT3によってもたらされているようです。
(尿酸値の高い人がパーキンソン病になりづらいとは初耳でした。)

ケトン体が酸性化でアシドーシスを起こす悪者となるように、尿酸も酸性化で結晶化し痛風を引き起こす悪者に化けます。
でもそれは環境の悪化(高血糖、高インシュリン)によってもたらされる訳で、悪の権化であり親玉の糖質をしょっぴくことで平和な世の中になりますね。(^^v
2015/12/18(Fri) 11:57 | URL | 福助 | 【編集】


尿酸値が高いと言って、内服されている患者さんも多いです。
するべきは、糖質制限、ですね。

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by hanahanak2 | 2015-12-21 12:59 | アレルギー性鼻炎 | Comments(0)

糖尿病のコントロール不良ですよ。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

50歳代の患者さん。
左耳痛での受診でした。

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急性中耳炎
急性副鼻腔炎は、なし。
急性咽頭炎を認めました。これからの急性中耳炎と思います。
ノドが、狭いです

末梢血液白血球数 10400/μl

まとめると、
診断:ウイルス性急性中耳炎・咽頭炎、です。

投薬は、ロイコトリエン受容体拮抗薬、のみです。

体型は肥満でした。
お薬手帳は、
クレストール 脂質異常薬
アジルバ 高血圧薬
メトグルコ 糖尿病薬
ネシーナ 糖尿病薬
HbA1c値を尋ねました。6.8%。
測定しました。
10時半血糖値:170mg/dl。普通に昼食を摂ると200超えです。
血圧:159/96mmHg。初診時測定では高い傾向にはなります。

「朝食は?」
「パンにイチゴジャム・牛乳・野菜ジュース」
見事な、「高糖質・低タンパク・低糖質」でした。
糖尿病薬では、絶対コントロール不可能な食事です。
食事指導、どなになっとん?

当院では、糖質制限をお勧めします。
血糖を上げない食事で血糖はコントロールできます。
体重減少も起こり、血圧も正常化いたします。
脂質異常薬は中止して、HDL-Cの増加を図るべきと思います。
HbA1cは6%未満を目指します。
合併症回避の為には、6%未満を推奨します。
糖質制限で、悠々可能な数値です。

食事記録をお願いしました。

再診していただければ、うれしいのですが・・・・・、
甘い食事を続け、クスリを飲み続けるのは楽ちんとは思いますが・・・・、

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:90mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-12-20 22:48 | 急性中耳炎 | Comments(0)