<   2015年 11月 ( 27 )   > この月の画像一覧

3度目のメニエール病発作。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

難聴・耳鳴・めまいに対しては、糖質制限を要請しております。

60歳代の患者さん。
過去2度の左耳閉感・難聴の経験がありました。
いずれもステロイド剤の内服で治療受け治ったそうです。
病歴
白内障手術
緑内障治療中

今回は発作翌日に当院受診されました。
治療方針はいつものように、
①自然治癒を期待
②糖質制限の実行
③イソバイド液の内服
④ステロイド剤は使わない。血糖の上昇を来すからです。
当初、全く改善無く経過しましたが、1週間後より改善傾向を示し、1ヶ月後に治癒状態を達成しました。
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江部康二先生の提唱しています「スーパー糖質制限」を要請しました。
食事記録をお願いしました。
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主食と果物にこだわりがあり少量摂っておりました。
終始この点は譲れませんとの事でした。
難聴・視力障害も過剰糖質摂取からですとの説明にも、少量の主食・果物摂取は続いています。

随時血糖値は、100mg/dl前後で、血圧正常値です。

加齢による難聴もかなり進行しております。
機会ある毎に、糖質制限を指導続けたいと思っています。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:104mg/dl。

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糖尿病治療薬の歴史を検索しました。

「糖尿病サイト」 から 
糖尿病治療薬 年表
1923年 速効型インスリンレオ
1946年 中間型インスリン(NPH)
1952年 持続型亜鉛懸濁インスリン
1957年 スルホニル尿素薬(内服薬)
1959年 二相性インスリン
1961年 ビクアナイド薬(内服薬)
1969年 食品交換表から「糖質量の制限」削除
1978年 半合成ヒトインスリン製剤
1985年 ペン型注入器と専用カートリッジ
1993年 α - グルコシダーゼ阻害薬(内服薬)
1997年 チアゾリジン薬(内服薬)
1999年 速効型インスリン分泌促進薬(内服薬)
2001年 超速効型インスリンアナログ製剤
2003年 二相性インスリンアナログ製剤
持効型溶解インスリン製剤
2009年 選択的DPP-4 阻害薬(内服薬)
2010年 GLP-1 アナログ製剤
2014年 SGLT2阻害薬(内服)


糖尿病治療薬の開発が進んだので、大きくクスリへの大転換が図られたのですね。
利益相反、ですよね。
その後次々糖尿病薬の発売が続くのですが、食後高血糖をきちんとコントロールする事は困難を極めておるのが現状です。

学会が動く気配なしの現状では、患者さん自身で情報を求め糖質制限を実行する事を勧めます。
私も、糖尿病関連の情報を検索していると、「ドクター江部の糖尿病徒然日記」にたどり着きました。DPP-4阻害薬でのコントロールに見切りを付けて、糖質制限を実行した分けです。

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by hanahanak2 | 2015-11-30 22:49 | 難聴 | Comments(0)

白血球数 17,500/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

左耳が痛いとの事で受診された3歳児の患者さん。
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左鼓膜は中等度の腫脹。→急性中耳炎。
右は、鼓室内貯留液の排出が始まっています。→滲出性中耳炎。
大量膿性鼻汁なし。なにがしかの後鼻漏は、あるとは思います。

圧巻の、「白血球数とその分類」検査。
末梢血液白血球数 17,500/μl H
白血球3分類  リンパ球数   5,000/μl H
        単核球数    1,400/μl H
        顆粒球数    11,100/μl H

白血球数17,500、顆粒球数11,100と、激増していますが、
ポイントは、リンパ球数です。
リンパ球数3千以上で、ウイルス感染症と不安なしの診断になる分けです。

投薬は、
ロイコトリエン受容体拮抗剤
メプチン。

ウイルス感染症には、抗菌薬は不要です。
当たり前ですよね。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:101mg/dl。

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10月25日 ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」からです。

<日本における糖質制限食の歴史と食品交換表の登場>

戦前までは、上述のように厳重食(スーパー糖質制限食)が普通にありました。

日本でも、昭和18年(1943年) 頃は、上記女子栄養大の解説のように、まだ厳重食のほうが、幅を利かせていたようです。

そして、1945年の終戦後しばらく経過して、日本糖尿病学会のバイブルである食品交換表初版が1965年に発行されました。

初版は「医師・栄養士・患者にすぐ役だつ糖尿病治療のための食品交換表」という名称でした。

解説には、食事療法の原則として

「①適正なカロリー②糖質量の制限③糖質、たんぱく質、脂質のバランス④ビタミンおよびミネラルの適正な補給」
と記載されています。

なんと、2番目には、驚くべきことに「糖質量の制限」と明記してあります。

これが、1969年の第2版になると

「①適正なカロリー(カロリーの制限)②糖質、たんぱく質、脂質のバランス③ビタミンおよびミネラルの適正な補給」と変更されて、「糖質量の制限」が削除されています

糖尿病食事療法の原則から、「糖質制限」が消えて、「カロリー制限」が登場したのが2版です。

食品交換表第2版(1969年)以降は、最新の第7版(2013年)まで、日本糖尿病学会は、一貫して、カロリー制限食を唯一無二の食事療法として推奨しています。


糖尿病治療薬の発売との関係があるんでしょうね。
「糖質制限」は絶大な効果を発揮すること確実ですからね。

糖尿病学会の責任は重いものがあります。

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by hanahanak2 | 2015-11-29 21:52 | 急性中耳炎 | Comments(0)

CT画像での上顎洞病変は無くなりましたが。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

5月3日に書き込みした患者さん。

10月の状態。
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左上顎洞は問題なく経過しています。
左上顎洞前方には、術後ポリープあり、拡大縮小繰り返しています。

11月、
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左上顎洞、その前方も落ち着いて来ました。
咽頭後壁に付着している鼻汁は、右側に多いように見えます。つまり、左の後鼻漏は改善していると判断出来ます。
4月の左内視鏡下副鼻腔手術以来、繰り返す急性副鼻腔炎は沈静化しております

しかし、
「痰が掛かる」「イビキが」との訴えが続いております。

私の提案は
①両側下鼻甲介と中鼻甲介をマイクロデブリッダーで削って、総鼻道と中鼻道を広くしましょう。
それで経過をみて、
②上顎洞を中心とした右内視鏡下副鼻腔手術。
なお、右副鼻腔にはCT画像で病変は写っておりません。

現在、返事待ちです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:80mg/dl。

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臨床医の円卓
作成日: 2015/11/10
No.1 高齢患者にガイドライン医療は不適切なこともある

70歳以上の積極的な治療を受けている高齢糖尿病患者211667名について、はたしてそれが良いのかどうかを研究した論文です。その解説記事も出ていました。

高齢患者では、従来より行われている「厳格に血糖をコントロールして糖尿病性腎症その他の合併症を防ぐこと」に医師が集中していたことが仇になって、この10年低血糖による意識障害、転倒、記憶障害などが増え、そのことで死亡する患者も増えてきた。

他の慢性疾患も同様だが、高齢患者に対しては、治療をどんどん強化すればよいというものではなく、より少なくするほうが良い場合も多いことが分かってきた。高齢患者にとって、収縮期血圧120mmHg未満やHbA1c 6%未満は低すぎる値だ。

診療ガイドラインの作成や技術評価に当たっては、治療を緩やかに行うことを通じて過剰治療をしないということにもっと焦点を当てるべきだし、「More is better」という考え方をそろそろ変えないといけない。要は、個々人によって、より適切な「Sweet spot」を見つけ、いかに良好な状態で健康管理をするか、ということですね。

Sometimes less is better so why don’t doctors ‘deintensify’ medical treatment?
http://theconversation.com/sometimes-less-is-better-so-why-dont-doctors-deintensify-medical-treatment-49699
Rates of Deintensification of Blood Pressure and Glycemic Medication Treatment Based on Levels of Control and Life Expectancy in Older Patients With Diabetes Mellitus.
JAMA internal medicine. 2015 Oct 26;1-8. doi: 10.1001/jamainternmed.2015.5110.
Author : Jeremy B Sussman, Eve A Kerr, Sameer D Saini, Rob G Holleman, Mandi L Klamerus, Lillian C Min, Sandeep Vijan, Timothy P Hofer


クスリで解決は無理です。
糖質制限ですよ。

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by hanahanak2 | 2015-11-28 22:01 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

なぜ、がんは増える?

石原先生の記事です。
「たがしゅうブログ」で取り上げられておりましたので読ましてもらいました。

2015.11.26
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」.
「がん」による若死、なぜ激増?肉・卵・牛乳等の高脂肪=食の欧米化が原因か
文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士.
「Thinkstock」より

 今や、日本人男性の平均寿命が80歳、女性で87歳と日本は世界でトップレベルの長寿国である。「今、生きている日本人の誰もが、平均的にこの年齢まで生きられる」と勘違いしている人が多いが、早計にすぎる。

 「平均寿命」とは、「今年生まれた0歳児の平均余命」のことである。つまり、今年の平均寿命は赤ん坊たちの「予測寿命」ということになる。

 仮に、男女合わせた平均寿命を85歳としてみる。1世代=30年として、55歳以下で亡くなった人を「早死」としよう。

 今年に亡くなった有名人に限っても、以下のとおりがんで早死された方が目立つ。

・1月20日:斉藤仁さん(54歳)胆管がん…ロサンゼルス五輪、ソウル五輪の95キロ超級の柔道金メダリスト
・5月2日:柳生真吾さん(47歳)咽頭がん…テレビ番組『趣味の園芸』(NHK)のキャスター、父は俳優の柳生博さん
・5月22日:丸山夏鈴さん(21歳)転移性肺がん…タレント
・5月22日:大内義昭さん(55歳)食道がん…音楽プロデューサー、『愛が生まれた日』がミリオンセラーに。
・5月28日:今井雅之さん(54歳)大腸がん…俳優
・7月11日:岩田稔さん(55歳)胆管がん…任天堂社長
・9月19日:黒木奈々さん(32歳)胃がん…アナウンサー
・9月24日:川島なお美さん(54歳)胆管がん…テレビドラマ『失楽園』などで有名な女優

 1975年の医師数が約13万人、がん死者数も約13万人だった。その後の40年間で、医師数は約3万人増加しがんに関する研究や治療は格段に進歩したとされているのに、14年のがん死者数は36万人を越えた。

 60年から毎年9月は「がん征圧月間」と銘打ち、官民挙げて「がんの早期発見・早期治療」によるがん征圧に躍起になっているが、それをあざ笑うがごとくがん死者数は減るどころか激増している。医師たちは過酷な労働に耐え、懸命の治療の努力をしているにもかかわらず、この様である。

早期発見は「早期」ではない
 ということは、西洋医学の方向性、論理、やり方が、正鵠を射ていないのではないかと考える人も少なくないだろう。

 早期発見こそががん征圧の最重要ポイントである、と西洋医学は断言する。
 しかし生物学的にみると、がん細胞が1個体内に発生して、それが分裂増殖して医学が早期発見できる最小の大きさ(直径=0.5ミリ、がん細胞=10億個=1グラム)に成長するまで最低10年、長くて30年、平均なら20年かかるとされている。よって、臨床医学(内科、外科、婦人科等)で、“早期”発見したときは、生物学的にみるとかなり“晩期”発見であるといえる。

 また、西洋医学的には、がんの原因は「不明」とされる。がんの治療はなんらかの原因の「結果」(=がんという腫瘍)を手術で切り取る、放射線で「焼く」、抗がん剤で壊滅させることでなされている。「結果」を消滅させても、「原因」を取り去ったわけではないのだから、再発や転移をしてくるのは至極当然である。

背景に食の欧米化
 1950年から2010年までの60年間でみても、平均的にみて肉の摂取量9.8倍、卵6.3倍、牛乳・乳製品が18.2倍と著増し、米が半分、芋類は10分の1と激減した。

 つまり、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズなどに代表される「高脂肪」の欧米食こそが現代日本人のがんの大きな原因である。

 その証拠として、以前多かった胃がんや子宮頸がんなどの日本型のがんは減少して、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がんなどの欧米型のがんが著増している。

 つまり、2000年も前から漢方医学でいわれるとおり、「食は生命」なのである。

 「がんの診断」はある日突然下される。しかし、がんと診断できる大きさになるまで、約20年もかかっているのである。よって毎日の生活の中でこそ、がんの予防をすることが肝要である。

 まず、高脂肪食は控え、なるべくなら和食中心の食生活にすることを心がけること。

 また、82年に米国科学アカデミーが「がんは税金みたいに逃れられるものでない」として、がん予防の野菜として「人参」をあげている。

 米国の国立がん研究所が90年から「がん予防効果のある食品のピラミッド」を発表しているが、ニンニク、キャベツ、大豆にも強力な抗がん効果があることがわかっている。日頃こうした食物をサラダにしたり、ジューサーにかけてジュースにして、存分に摂られるとよい。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)


食の欧米化を犯人と指摘しております。
ニンニク・キャベツ・大豆等でがんを予防?
食の欧米化によって、日本の平均寿命が急激に伸びた事実を否定出来ないと思います。
食の欧米化を、より前進させるのが健康増進策ではないでしょうか。

つまり、
低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー、
糖質制限を普及させるべきです。


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by hanahanak2 | 2015-11-27 22:36 | 記事から | Comments(0)

完成に大きく前進しました。

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

10月10日に書き込みした患者さん。
当院で、最大級の副鼻腔炎患者さんのお一人です。

11月18日、右内視鏡下副鼻腔手術
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右嗅裂・中鼻道ポリープをデブリッダーで切除し、上顎洞開窓を拡大しました。
術後は、アルゴダーム小5連結糸くくりを留置しました。
翌日の状態です。
左、上顎洞ポリープと前頭窩ポリープが目立ちます。

11月24日、右アルゴダームタンポンを抜去しました。
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抜去直後です。
出血が少ないのが特徴です。

25日、左内視鏡下副鼻腔手術しました。
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本日の状態です。
とにかくポリープをデブリッダーで切除していきました。
アルゴダーム5連結留置しています。
右術後創、予想以上の順調です。
視界には、ポリープありません。

完成に向かって大きく前進しました。
何で執念深くポリープ切除を続けているかと言うと、
鼻閉解消だけでなく、喘息発作を予防するためです。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:114mg/dl。

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こんな記事が。

がん検診が「がん」をつくっている恐れ…胃がん検診は正当なのか?医師が解説
business Journal 11月21日(土)22時30分配信

 「胃がん検診」は、厚生労働省が定めた指針に従って全国の市町村が実施しているものです。その指針の中で根拠とされているのが、「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン」なるものです。いったいどんな内容でしょうか?

 簡単にいえば、胃がん検診の有効性を調べたという調査報告が国内外で5つあり、それらの結果をまとめてみた、という内容になっています。どの調査も方法はほぼ同じで、まず胃がんで死亡した人たち(患者群)をコンピューターで検索し、過去の胃がん検診の受診率を調べます。次に健康な人たち(対照群)を、年齢、性別、居住地域が一致するようにコンピューターで選び出し、同じ要領で受診率を調べたというものです。

 もし患者群のほうで受診率が低ければ、胃がん検診を受けなかったために死者の数が増えたと主張できる、という発想です。

 ガイドラインを開いてみると、これら調査のうち4つのデータがグラフ表示されていますが、その1つでは「患者群と対照群で受診率に差がなかった」となっています。また、なぜかグラフから外されてしまった5つ目の論文を筆者が探して読んでみたところ、やはり差がないと結論したものでした。

 さらに、同ガイドラインで挙げられていた論文をすべて子細に読んでみると、差があったと結論した論文の1つで、「男女にわけて分析したら」「過去1年以内の受診率を除外してみると」など、なりふり構わぬ分析が行われていました。

 つまり、都合のいい結果が出るまでデータを小分けにして分析を繰り返していたという意味ですが、このようなやり方は適切だといえるでしょうか。

 たとえば会社の上司が部下とマージャンをしていて、負けが続いたあとに自分が勝ったところでお開きにして、「やっぱり俺は強かった!」と言っているようなものではないでしょうか。

●統計学の重要性

 このような問題をすっきりさせるための数学が、「統計学」です。統計学では、同じ目的の調査を100回繰り返したと仮定して、95回以上で同じ結果になるほどの明確な差が理論上認められたとき、「有意差あり」と表現します。しかし、この「差がある」と結論づけた論文は、すでに分析の過程で「差がなかった」という失敗を繰り返していたわけですから、結論は「有意差なし」となるはずなのです。

 この種の間違いは、医学の専門家ではあっても統計学の専門家でない研究者が陥りやすい落とし穴として、昔から知られていたものです。

 結局、ガイドラインで科学的根拠として取り上げられた5つの調査論文のうち、3つまでが、胃がん死亡を減少させる効果を証明できていませんでした。

 その後、以下のような新しいスタイルの調査も行われています。ある論文は、一般市民にアンケート用紙を送付し、回答があった人たちを13年間も追跡したと報じています。アンケートでは、「過去1年以内に胃がん検診を受けましたか?」という質問とともに喫煙、飲酒、運動習慣、食生活などが問われました。最新の統計学によれば、このようなデータから、結果に影響を及ぼす要因を計算で消し去ることができますので、この点は大いに評価できるところです。

 その結果、「過去1年以内に胃がん検診を受けた人」は、その後の13年間で、胃がんによる死亡が46%も少なくなり、また原因によらず死亡した人の総数も17%少なくなっていたそうです。この結果に対しては、

「胃がん検診は13年に1回受ければいいのか?」
「胃がん検診を1回受けるだけで、生存者が2割近くも増えるのはなぜか?」

 など、素朴な疑問が次々に浮かんできます。このように不自然な結論になってしまうのは、方法に根本的な間違いがあったからです(9月10日付の本連載記事参照)。

 結局、ガイドラインの内容は杜撰であり、また斬新な統計学を駆使して行われたはずの新しい研究成果も、実は信頼性に欠けるものでした。

 最近は、レントゲン検査ではなく胃カメラによる検診が普及していますが、その効果を証明したデータも今のところありません。いかなる胃がん検診も、それを正当化する根拠は存在しないのです。

 むしろエックス線による被曝で、新たな胃がんがつくり出されている可能性さえあります。がん検診を中止しない限り、胃がんは日本から永久になくならないことでしょう。
.
文=岡田正彦/新潟大学名誉教授



政府・学会は検診を奨励していますが、それを否定する内容です。
糖質制限に出会って以来、常識を疑って掛かる習性が芽生えております。
胃透視は2回受けましたが、10分以上の放射線被曝が怖くなり止めました。
それ以来、ファイバースコープ検査をと思い思い30年以上放置ですね。
胃腸症状が出たら受けようとは思っています。
現在は、糖質制限を最優先しております。
がん細胞が発生しても、美味しい餌は少ないよ、の思いです。

あくまで私の思いですよ。

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by hanahanak2 | 2015-11-26 22:30 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(4)

受診理由は、咽頭痛

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

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主訴:咽頭痛
咽頭後壁・喉頭蓋・披裂軟骨隆起等に腫脹を認めました。
白苔は、ありません。
末梢血液白血球数 11,200/μl H

ウイルス性急性咽頭炎・喉頭炎と診断しました。
抗菌薬は、不必要です。

重大所見。
鼻中隔、左へ弯曲高度、右へ突出高度、でした。
②右嗅裂には、鼻ポリープが後方へ伸びていました。
ノドの狭い傾向でした。
日常的な鼻閉・睡眠時無呼吸、必発です

鼻呼吸が可能な状態にするために、
①ポリープ摘出、
②鼻中隔矯正術、
だけでもしてはどうですかと提案いたしました。

そして、
15時半血糖値:145mg/dl。
「昼の食事は?」
「パンとラーメン」
糖質ばっかりでした。
糖質制限も説明しました。
少しでも、食生活の改善の切っ掛けになればと思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:103mg/dl。

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m3.com から

マーティン・J・ブレイザー
[投稿者] 日本のブレイザー
[疾患]消化器疾患 2015/11/18

ニューヨーク大学のマーティン・J・ブレイザー著の「失われてゆく、我々の内なる細菌」みみず書房、山本太郎訳をお読みください。i業界で、どのようにして除菌が開始されたのかがわかります。ピロリ菌を失った集団では、アレルギー疾患、肥満、食道腺癌などが増えているため、ピロリ菌を子供に与えようとする考えもあります。(Blaser M. Nature 2011; 476: 393-4.)
このような意見や考え方は、教養として必要です。このことを知ったうえで、考慮すべきです。

全員除菌時代
[投稿者] ピロリ医
[疾患]消化器疾患
2015/11/21

中学生での除菌がbetterと考えています。ピロリの感染時期は5歳頃まで。その後は無症状で胃炎が進行します。保険適応になったと言っても受診して内視鏡を受けないと検査出来ないですから、若年者が検査を行う機会は潰瘍にでもならないとありません。  中学生でも感染後10年程度経過していること、15歳未満の胃がん死亡者数は殆どゼロであること、次世代への感染予防、若年者胃がんの予防、消化性潰瘍や将来の胃がんの予防に有効。尿検査で1次スクリーニング、陽性者にはUBT等で検査して陽性なら除菌。陽性率は大凡5%です。感染を放置しておいた方が良い、と説明した上で判断すればそれで良いですが、blaserの主張とは全く異なり、日本人のピロリ菌は十二指腸潰瘍ではなく、胃潰瘍、萎縮性胃炎、胃がんを起こす強毒菌であることを理解して、除菌を速やかに行うべきです。


どちらが本当?
胃がんの予防のためのピロリ菌除菌が必要か?
胃がんも、年齢と共に増加する生活習慣病ですよね。

糖質制限を優先すべきと思います。

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by hanahanak2 | 2015-11-25 22:44 | ポリープ | Comments(0)

糖質オフ商品

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

新聞記事からです。
a0082724_2210372.jpg

肥満・糖尿病の予防・治療には、糖質制限(オフ)は、欠かせません。
食後高血糖の阻止が、健康生活の基本です。
1食の糖質量は、20g以下を推奨します。
例えば、私、1食40g糖質量を摂ると食後血糖値は200mg/dl超えです。
すべての人達が、江部康二先生の推奨している1食糖質量20g以下をストレスなしに出来る社会が理想です。
「病気」というものが、激減するはずです。
2型糖尿病なんて、起こらないですよ

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:101mg/dl。
毎食後200超えと100前後では、天と地の違いです
私の朝食は、糖質量10gぐらいと思います。

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by hanahanak2 | 2015-11-24 22:29 | 糖質制限 | Comments(0)

急性中耳炎

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

検出菌最優先診療は止めましょう。参考程度です。
全身状態把握、「白血球数とその分類」検査からのスタートの日常化が重要です。

2006年平成18年、日経メディカルの記事です。

【日経メディカル8月号特集連動企画 急性中耳炎】
治らない”“繰り返す”が深刻化する乳幼児
2006/8/17  亀甲 綾乃=日経メディカル

 小児の急性中耳炎がなかなか治らない。治ったと思ってもすぐに繰り返す――。ここ数年、プライマリ・ケアの現場ではこうした困惑の声が増える一方だ。本来なら予後良好な急性中耳炎が難治化・遷延化する一因となっているのが、主要起炎菌である肺炎球菌とインフルエンザ菌の著しい薬剤耐性化だ。

肺炎球菌の8割が耐性化
 肺炎球菌の薬剤耐性はペニシリンGへの感受性(最小発育阻止濃度:MIC)を基準に決められており、感性菌(Penicillin susceptible Streptococcus pneumoniae:PSSP、MIC≦0.06μg/mL)、軽度耐性菌(Penicillin intermediately resistant S. pneumoniae:PISP、MIC 0.125~1μg/mL)、耐性菌(Penicillin resistant S. pneumoniae:PRSP、MIC≧2μg/mL)に分類される。乳幼児の耳鼻科感染症では、PRSP、PISPの検出頻度が既に8割近くに達している(図1左)。

 一方、インフルエンザ菌の薬剤耐性は、欧米ではβラクタマーゼ産生によりペニシリン系薬に耐性を示すものが主だが、わが国ではここ6~7年で、βラクタマーゼ産生以外の機序でβラクタム系薬に広く耐性を示す、βラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性(β-lactamase non-producing ampicillin resistant:BLNAR、MIC≧2μg/mL)が急激に増加し、問題となっている(図1右)。

 とりわけ、0~2歳の乳幼児で耐性菌の検出頻度が高いのが特徴で、その理由としては、(1)0歳児からの集団保育の増加による感染機会の増加、(2)免疫応答が未熟なため、鼻咽腔に細菌が定着しやすく、抗菌薬投与による耐性化やウイルス感染を契機とした増殖が容易に起こる――などが指摘されている。

 こうした現状を踏まえ、小児の急性中耳炎の第1選択薬として挙げられるのは、アモキシシリンだ。PRSPやBLNARはセフェム系を含めたβラクタム系薬に広く耐性を示す多剤耐性菌だが、ペニシリン系薬は、セフェム系薬に比べて殺菌力が強く、組織移行性にも優れている。中でもアモキシシリンは、高用量で用いればPRSPに対して十分な中耳濃度が得られることが分かっているためだ。特に、今年上市された小児用のクラブラン酸・アモキシシリン配合薬(商品名クラバモックス)は、アモキシシリン90mg/kg/日の高用量投与が可能なため、耐性菌事情に詳しい耳鼻科医から高い評価を得ている。



抗菌薬使用で治らない・繰り返す小児急性中耳炎。
ウイルス感染症ではと疑う視点が全くありません。
迷走する診療に陥ります。
そして、
新規抗菌薬が登場すると、高い評価を与える事を繰り返しております。

11月19日に記事にしました、「クローズアップ現代11月17日」では、
「オラペネム」「オゼックス」という新規抗菌薬も無効になっている耳鼻科医の発言でした。
オラペネム・オゼックスの次の新規抗菌薬はありません。

抗菌薬が効かない効かないとの大騒動する割に、結局、成長と共に治ってしまう急性中耳炎。
急性中耳炎の原因微生物は、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ


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左耳痛で受診された、小学生です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎です。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎を強く疑い「白血球数とその分類」検査を実施。
末梢血液白血球数 15,100/μl H
白血球3分類 リンパ球数   3,800/μl H
       単核球数     900/μl H
       顆粒球数    10,400/μl H
    


リンパ球数3千以上が決め手です。
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎の診断に迷いはありません。

ロイコトリエン受容体拮抗薬
メプチン(咳出現時)
薬剤選択は2剤です。

抗菌薬は不要です。

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by hanahanak2 | 2015-11-23 12:22 | 抗菌薬適正使用 | Comments(4)

北の湖理事長

四国徳島からです。
当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

北の湖理事長急死 20日朝に入院、夕方に容体急変 
スポニチアネックス 11月21日(土)7時1分配信

 大相撲の第55代横綱で日本相撲協会の北の湖敏満(きたのうみ・としみつ、本名・小畑敏満=おばた・としみつ)理事長が20日午後6時55分、直腸がんによる多臓器不全のため、福岡市内の病院で死去した。62歳。葬儀の日程、喪主などは未定。福岡国際センターで開催中の大相撲九州場所で同市内に滞在しており、20日朝、体調不良で病院に救急搬送されていた。

 角界に衝撃が走った。北の湖理事長が急死した。20日夜、福岡市内の病院で報道陣に対応した玉ノ井広報部副部長(元大関・栃東)によると、死因は「直腸がん。多臓器不全」だっ た。同副部長は「容体が急変しました。きのう(19日)も元気に公務をこなしていた。いきなり、こういうことになって残念。何とも言えない」と言葉を詰まらせ、涙を浮かべて絞り出した。

 協会関係者によると、同理事長は19日夜に持病の貧血の症状を訴え、20日朝に救急車で福岡市内の病院に運ばれて入院。血圧も低下したものの、点滴治療などで容体は安定したという。北の湖部屋の関係者は「意識はしっかりしている。血圧が低くて病院に行った」と話し、玉ノ井広報部副部長は「後半戦に入って疲れが出たのだろう」と説明。昼すぎまでは病室で今後の業務について思案していたという。だが、夕方になって容体が急変。病院に駆けつけた山響親方(元幕内・巌雄)によれば、最期に言葉を発することもなく息を引き取った。遺体は福岡県内の葬儀場に安置された後、21日に東京に向けて搬送される。

 北の湖理事長は13年に大腸ポリープの手術を受け、今年7月には腎臓に尿がたまる両側水腎症で名古屋場所を途中休場。10月は腎臓がすぐれず都内の病院に入院した。今場所は初日のあいさつを腰痛を理由に休むなど、体調に不安を抱えていた。顔も含めた上半身は痩せ、立ったり座ったりなどは常に付け人の手を借りていた。それでも連日会場に姿を見せ、取材対応などをこなしていた。


62歳。
まだ若い北の湖理事長の命を奪ったのは、がん。
ご冥福をお祈り致します。

がんも、限りなく生活習慣病と思います。

がんを防ぐための新12か条  
国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」が、がん研究振興財団から2011年に公開されました。
この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。
1.たばこは吸わない
2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3.お酒はほどほどに
4.バランスのとれた食生活を
5.塩辛い食品は控えめに
6.野菜や果物は不足にならないように
7.適度に運動
8.適切な体重維持
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
1.正しいがん情報でがんを知ることから



「低糖質・高タンパク・高脂肪・高カロリー」での正しい糖質制限で、効率的な「がん予防」をとお勧めします。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日8時半血糖値:104mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-11-21 22:30 | 生活習慣病 | Comments(0)

白血球数 9,100/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

臨床ニュース 抗生剤服用、2型DM発症に関連【米国内分泌学会】
狭域抗生剤がリスク上昇と強く関連
米国学会短信2015年9月10日 (木)配信 一般内科疾患内分泌・代謝疾患感染症

 米国内分泌学会(ENDO)は8月27日、抗生剤使用が2型糖尿病発症リスク上昇と関連する可能性を示したデンマークの研究を紹介した。Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism誌に掲載。

 この研究は、集団ベースの症例対照研究の一環として、2型糖尿病患者17万504人と非糖尿病者130万人を対象に追跡。デンマークの患者登録レジストリ3件から抗生剤の処方量を解析した。

 その結果、1年あたりの抗生薬処方の平均回数は、2型糖尿病患者群で0.8回だったのに対し、対照群では0.5回で、抗生剤の処方回数が多いほど糖尿病と診断される割合が高かった。また、多種類の抗生剤が糖尿病リスク上昇と関連したが、特にペニシリンVのような狭域抗生剤で強い相関が確認された。さらに、2型糖尿病患者は抗生薬投与を受ける回数が、糖尿病と診断される最長15年前から有意に高かったことも分かった。

 これまでの研究で、抗生剤が腸内細菌を変化させ、ある種の腸内細菌が糖尿病患者の糖代謝機能の低下を起こすことが示されている。研究者は「因果関係までは推定できなかったが、抗生剤が2型糖尿病の発症リスクを高めている、もしくは2型糖尿病を発症する過程で感染症リスクが高まっていることが考えられる」と分析した上で、「抗生剤の使用パターンを調べることで、糖尿病の予防や早期発見につながるのではないか」と期待感を示している。


抗菌薬適正使用、みんなで努力する必要があるのです。
自分たちの為、次世代の人々の為です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日22時半血糖値:98mg/dl。

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60歳代の患者さん。
右急性中耳炎
両側急性副鼻腔炎

末梢血液白血球数 9,100/μl。

ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断しました。
抗菌薬は、必要ないのです。

検出菌にこだわると、耐性菌ダ!抗菌薬が効かない!という騒ぎになります。

結局は治ってしまうウイルス性急性中耳炎です。
対処方法は明かです。

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by hanahanak2 | 2015-11-20 22:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)