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激しく繰り返します。

当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
四国徳島からです。
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

昨年、9月11日に書き込みした患者さん。
その後、
11月、
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大量膿性鼻汁、左です。

今年1月、
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大量膿性鼻汁は左です。

今月、
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大量膿性鼻汁は左です。

以前より続いていた、鼻閉・後鼻漏・イビキの原因は、左上顎洞の慢性炎症だったのです。
CT画像を合わせ考えると。

湧き出る大量膿性鼻汁が最小量に落ち着いて、内視鏡下副鼻腔手術をやる予定になりました。

投薬は、終始、ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスです。
繰り返すウイルス感染症だからです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:109mg/dl。

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「たがしゅうブログ」からです。

各国のベンゾジアゼピン処方規制ガイドライン

●イギリス 医薬品安全性委員会(en:Committee on Safety of Medicines)
ベンゾジアゼピンは、短期間の軽減(2 - 4週間のみ)に適用される。ベンゾジアゼピンはうつを引き起こしたり悪化させ、また自殺の危険性を高める
国民保健サービス(NHS): 2 - 4週以上の処方について認可しない。
●カナダ 保健省・薬物利用評価助言委員会(DUEAC)の勧告
ベンゾジアゼピンの長期的処方にはリスクが存在する。不安、不眠について適切な使用および薬物依存を避けるために、新規処方は注意深く観察すべきであり、処方期間は限られるべきである(不安には1 - 4週、不眠には14日まで)。
●ニュージーランド 保健省
最近では依存性のリスクが知られており、4週間を超えた使用は有害である。
●デンマーク 国立衛生委員会
ベンゾジアゼピンの処方は、睡眠薬では最大2週間、抗不安薬では最大4週間に制限することを推奨する。
保健省の依存性薬物の処方ガイドライン: 全般性不安障害、パニック障害、不安障害の第一選択肢は抗うつ薬である。依存性があるため、ベンゾジアゼピンの処方は非薬物療法など、それ以外の方法全てで治療できない場合のみに限定されなければならない。処方期間は4週間を目処にしなければならない。長期間の治療は避けなければならない。
ベンゾジアゼピン委員会の報告書
ベンゾジアゼピンの処方は通常1か月を超えるべきではない。
●ノルウェー 国立衛生委員会
ベンゾジアゼピンの日常投与は4週間を超えてはならない。
●スウェーデン 医薬品局
薬物依存を引きこすため、不安の薬物療法にベンゾジアゼピンは避けるべきである。薬物中毒の可能性があるためベンゾジアゼピンは数週間以上の治療には推奨されない。
2014-05-05 06:19 わんわんこと長谷川 URL 編集


マイスリー、レンドルミン、デパスとか、何となく日常的に使用していました。
以前からの使用は現在も続いています。
新たな使用は厳しくしています。

糖質制限を成功させると減薬断薬に成功する確率が高くなります。
健康生活には、血糖を上げない食事が一番です。

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by hanahanak2 | 2015-02-28 22:54 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

4ヶ月後

当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
四国徳島からです。
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

どうしても改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案します。

いつも鼻が詰まっていますと、受診の度に言うていた患者さん。
昨年10月に、鼻閉のひどい左の下鼻甲介超音波凝固切除しました。
今回、スギ花粉症対策薬の調達に来院されました。

左鼻閉は著明改善との事でした。
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左への鼻中隔弯曲は認めますが、総鼻道の通気性はギリギリ良好でした。
右中鼻道には大量粘膿性鼻汁が。

鼻腔・副鼻腔疾患に対しては、まず鼻閉の改善です。
鼻閉の改善には、下鼻甲介超音波凝固切除から始める場合が多いです。
侵襲が少なく、負担金も少ないからです。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:102mg/dl。

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岡田代表、網膜剥離で再入院=党大会は欠席
時事通信 2月26日(木)16時46分配信
 民主党の岡田克也代表は26日、昨年末に患った左目の網膜剥離が再発したため、都内の病院で緊急手術を受けた。近藤洋介役員室長によると、岡田氏は午後の衆院本会議中、目に異常を感じて退席し、病院へ向かった。週明けには退院する見通しという。3月1日の党大会は欠席する。
 岡田氏は昨年末にも、同じ症状を訴えて入院。1月の党代表選では街頭演説を控えるなどした


糖質制限人は思うのです。
血糖を上げない食事に変更してあげて下さいと。

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by hanahanak2 | 2015-02-27 22:08 | 超音波凝固切除 | Comments(0)

術後約2ヶ月

当院の基本方針
①抗菌薬の適正使用
四国徳島からです。
②改善しない鼻腔・副鼻腔疾患には手術を提案。
③糖質制限の提案・普及。

はっきりとポリープのある場合、鼻中隔弯曲の強い場合には手術を提案をしています。
そんな患者さん。

昨年12月23日に書き込みした患者さん。
12月末に左内視鏡下副鼻腔手術いたしました。
12月中の3回目の手術です。
両側ともに、術後に少量アルゴダームシートを留置し、自然脱落を期待していましたが、目論見通りにならず、1月中旬、内視鏡下にパワーパンチで摘出いたしました。
その後、歩みは遅いものの順調に経過、
本日の状態です。
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CT画像で陰影を認めた上顎洞・篩骨胞・前頭窩からの鼻汁は認めません。
ただ、左上顎洞前方からの鼻汁が・・・・。

1~2ヶ月経過みて、改善なければ修正を考えます。
完成が視野に入って来ました。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:104mg/dl。

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徳島県は「乳児死亡率が全国で最も高い状態が続いている」
またしても最悪の徳島県。
糖尿病で有名な徳島県です。
健康生活の基本は、血糖を上げない食事です。
そこを考えて欲しいものです。

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by hanahanak2 | 2015-02-26 22:31 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

耐性菌の恐怖

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

今日の徳島新聞夕刊からです。
昨年12月に公表された報告書の内容です。

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抗菌薬適正使用の第一歩。

ウイルス感染症には、抗菌薬使用を控える。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:95mg/dl。

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by hanahanak2 | 2015-02-25 21:55 | 抗菌薬適正使用 | Comments(2)

3ヶ月後

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
一例報告で確認しています。

5歳の患者さん。
昨年11月に、右耳痛にて受診されました。

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右急性中耳炎です。
「小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年度版」に拠ると「中等症」です。
抗菌薬療法を勧めています。
しかし、
末梢血液白血球数 8,000/μl
抗菌薬が不必要なウイルス性急性中耳炎です。
ウイルス性急性副鼻腔炎も合併しています。

通院中断でしたが、今月、
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あっけなく、治癒状態でした。

「白血球数とその分類」検査実施という一手間をかけて下さい。
分かるはずなんですが。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:92mg/dl。

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医療ニュース
コレステロール「過剰摂取心配ない」…米報告書
臨床 2015年2月23日(月)配信読売新聞

 【ワシントン=中島達雄】とり過ぎると健康によくないとされてきた食品のコレステロールについて、米政府の諮問委員会は「過剰摂取を心配する必要はない」とする報告書をまとめた。
 米政府は今年中に食生活指針を改定するが、1日300ミリ・グラム以下という摂取量の目安が撤廃される可能性がある。
 これまで、卵やエビなどコレステロールが多いものを食べ過ぎると、血中のコレステロールが増えて動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中などの病気につながるとされてきた。
 しかし、米保健福祉省と農務省の食生活指針諮問委員会が、コレステロール摂取量と血中コレステロールの関係を調べたところ、両者の関連性を示す証拠はなかったという。


次のステップは、
脂質異常症の管理をどうするかです。
投薬ををどの段階から始めるか、必要ないのか、
食事はどうするのかの発表が待たれる所です。

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by hanahanak2 | 2015-02-24 22:59 | 急性中耳炎 | Comments(0)

1週間後。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
抗菌薬使用は、「抗菌薬適正使用」を逸脱しています。

6歳の患者さん。
左耳痛で受診されました。
2月19日に書き込みした患者さん。

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初診時です。

1週間後
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左鼓膜の膨隆はわずかになっております。
右鼓室内貯留液の排出が始まっています。

抗菌薬を使わずとも、治っていくのです。
ウイルス感染症に、抗菌薬は要らないのです。


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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:94mg/dl。

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デイリースポーツ 2月22日(日)21時50分配信

 歌舞伎俳優の坂東三津五郎=本名・守田寿(もりた・ひさし)=さんが21日午前2時3分、すい臓がんのため都内の病院で亡くなった。59歳だった。三津五郎さんは13年9月にすい臓がんの切除手術を受け、闘病していた。昨年10月には肺にがんが転移。今年1月末にインフルエンザに感染し、肺炎を併発。都内の病院に緊急入院していた。


驚きました。
著名人の早過ぎる訃報でした。
ご冥福をお祈りいたします。

昨年8月13日の記事をコピーしました。
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ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」でも繰り返し述べられております。
血糖を上げる食事が、がんを発症させやすいのです。
できる限り人生の早い時期から糖質制限を始めるのが正解です。

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by hanahanak2 | 2015-02-23 21:58 | 急性中耳炎 | Comments(0)

翌日、右耳痛が

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

昨日、提示した患者さん。
その翌日、右耳痛で受診されました。

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「小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年度版」に拠ると「中等症」です。
左の鼓膜、薄く、内陥し、弛緩部にポケットが認められます。
繰り返す、繰り返した急性副鼻腔炎の存在が想定されます。
今回の急性副鼻腔炎の経過が注目されます

重症のウイルス性急性副鼻腔炎を繰り返す場合、鼻汁・後鼻漏が続く場合には、
手術を提案するようにしています。
希望されない場合には、それはそれで患者さんの人生だと尊重します。

しかし、
糖質制限は譲れません。

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「スーパー糖質制限」実行中。
朝食開始90分後血糖値:114mg/dl。

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カロリー制限、動物性脂肪・たんぱく質摂取制限、野菜摂取推奨、そして減塩。
現在の健康増進の常識です。

糖質制限の世界とは、かなりな異質です。
野菜の摂取も糖質量は気にしますが、量は適当ですよ。
塩味?自分に合う程度にしています。

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by hanahanak2 | 2015-02-22 21:25 | 急性中耳炎 | Comments(2)

白血球数 7,400/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
お一人お一人観察すると、そう言う結論になると思うのです。

30歳代の患者さん。
最初は、くしゃみ・鼻水でしたが、次第に膿状になり、咳痰・嚥下痛も出てきましたとの事で受診されました。

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末梢血液白血球数 7,400/μl

抗菌薬は不要です。
ウイルス性急性副鼻腔炎です。

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by hanahanak2 | 2015-02-21 21:53 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

白血球数 14,400/μl。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査で、明かです。
抗菌薬診療は、疑問です。

40歳代の患者さん。
3日前より、左頬部痛・膿性鼻汁・咳が出現、続くとの事で受診されました。

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鼻中隔弯曲により、左鼻腔は非常に狭いです。
大量膿性鼻汁。右も多いです。
「急性鼻副鼻腔炎診療ガイドライン2010年版」に拠ると「重症」です。
抗菌薬診療を推奨しています。
理屈に合わないのです。

末梢血液白血球数 14,400/μl H
白血球3分類  リンパ球数  3,500/μl H
        単核球数   1,400/μl H
        顆粒球数   9,500/μl H

白血球数1.3万以上でも、顆粒球数1万以下はウイルス感染症です。


感染症診療では「重症度」も必要ですが、「起炎微生物」の確定が最重要です。

ですから、急激な高熱症状に「インフルエンザウイルス検出検査」を実施するんです。
インフルエンザウイルス・RSウイルス検出で、起炎微生物になります。
肺炎球菌・インフルエンザ菌の検出は、起炎微生物とはなりません。
起炎微生物がウイルスか細菌かを判定するのが、「白血球数とその分類」検査です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:103mg/dl。

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ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスの副作用情報が送付されてきました。
血小板減少症です。
症例提示ありました。
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再投与で、再度血小板減少を来したので、確実例ですね。
しかし、ビックリの大量多剤処方です。
単純処方への努力が必要と思うものです。
①カルボシステイン 痰切り
②テオフィリン 気管支喘息薬 気管支拡張剤 使用頻度は激減しています。
③アムロジピン 高血圧薬
④ラベプラゾール 胃・十二指腸潰瘍薬、逆流性食道炎薬
⑤ジソピラミド 不整脈治療剤
⑥カンデサルタン 高血圧薬
⑦アルファカルシドール 骨粗鬆症薬
⑧ミノサイクリン 抗菌薬
⑨プレドニゾロン ステロイド
⑩セチリジン 抗ヒスタミン剤
⑪メナテトレノン 骨粗鬆症薬
⑫ゾルピデム 睡眠導入剤
⑬アセトアミノフェン 鎮痛解熱剤
⑭ヒドロコルチゾンリン酸エステル ステロイド剤
⑮セフタジシム 抗菌薬
⑯ブデソニド・ホルモテロール 気管支喘息治療薬 ステロイド・気管支拡張剤配合剤
17成分の併用薬でした。
クスリに頼ると、こんなになります。
「糖質制限」を取り入れないと健康生活は????。
その上で、不要なクスリ、効かないクスリは止めるのです。

健康生活の基本は、「糖質制限」です。

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by hanahanak2 | 2015-02-20 22:08 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

左耳痛での受診でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査が、その根拠です。

6歳の患者さん、左耳痛で受診されました。
37.5℃。

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左鼓膜は拍動性に高度膨隆し、耳漏を少量認めました。
右は滲出性中耳炎で、治癒に向かって前進しています。
「小児急性中耳炎診療ガイドライン2013年度版」に拠ると「重症」です。
起炎微生物がウイルスかもという疑いは全く持ちません。
即、強力に耐性菌を念頭に置いた抗菌薬療法を勧めています。

末梢血液白血球数 13,700/μl H
白血球3分類 リンパ球数  3,300/μl H
       単核球数   1,600/μl H
       顆粒球数   8,800/μl H

白血球数1.3万以上でも、顆粒球数1万以下は、ウイルス感染症です。
非常に簡単明瞭です。


もちろん、抗菌薬は使いません
ロイコトリエン受容体拮抗剤:シングレア又はキプレスを処方しました。

製薬メーカーからの情報を鵜呑みにせず、患者さんの叫びに耳を傾けることが重要です。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:96mg/dl。

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2015年2月18日 ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」から。

1)日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」
腎機能に関して、日本腎臓病学会編「CKD診療ガイド2013」において、
eGFR60ml/分以上あれば顕性たんぱく尿の段階でも、
たんぱく質制限の必要なしと記載。

2)米国糖尿病学会の栄養療法に関する声明
米国糖尿病学会(ADA)は
Position Statement on Nutrition Therapy(栄養療法に関する声明)
Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版
において、糖尿病腎症患者に対する蛋白質制限の意義を明確に否定。
根拠はランク(A)で、信頼度の高いRCT研究論文に基づく見解。

3)「日本人の食事摂取基準」(2015年、厚生労働省)
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書
II  各論
たんぱく質(PDF:1,149KB)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042630.pdf
<97ページ>
3─1.耐容上限量の設定
 たんぱく質の耐容上限量は、たんぱく質の過剰摂取により生じる健康障害を根拠に設定されなければならない。しかし現時点では、たんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は十分には見当たらない。そこで、耐容上限量は設定しないこととした。


毎年、新規腎透析導入38,000人を阻止するために、たんぱく質制限をどうするか、大変重要な見解です。
現在のたんぱく質制限では永遠に透析導入患者さんが増え続けます。

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by hanahanak2 | 2015-02-19 21:56 | 急性中耳炎 | Comments(0)