<   2014年 02月 ( 25 )   > この月の画像一覧

スギ花粉症対策での来院でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

2月上旬は、スギ花粉飛散前から治療薬を始めようと来院される患者さんがおられます。
そんな20歳代の患者さん。
それも10年振り。

ヘッドライト下の鼻腔観察で左が狭かったので、詳しく観察しました。

a0082724_2132269.jpg

①鼻中隔が、左へ大きく突出し、右へ軽度弯曲。
厳しい状態。
②右後鼻漏、大量粘膿性。
左は少ない?
③咽頭後壁右寄りに、後鼻漏の固着、多量。
④咽は広い。体格はやせ形です。
聞いてみますと、
イビキ有り、鼻閉いつも、痰多い、との事でした。

内服として、
シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤。

2週間後、
a0082724_21321849.jpg

左の後鼻漏も大量でした。

患者さんの訴えから、
キーワードは、
「鼻閉」と「後鼻漏」と思います。

CT撮影をお願いして、
鼻中隔矯正術+内視鏡下副鼻腔手術を検討する計画ですが・・・・・・。

最近、特に思うのは、
不可逆性と思う病変は、手術を選択すれば大きな改善が得られますよ、と説明するんですが、
患者さんは拒否反応を示すことが圧倒的に多い事です

残念な傾向です。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:109mg/dl。

a0082724_2210582.jpg


咳診療は、ウイルス性急性副鼻腔炎の診療と言うても過言ではないと思います。

抗菌薬や殺菌剤が有効成分となっているトローチはどうなん?
抗ヒスタミン薬や鎮痛剤等の配合剤もどうなん?
まして、抗菌薬は?
抗アレルギー剤は抗ヒスタミン作用が無ければOK。
痰切り、効けば良いと思います。
点鼻ステロイドは、ウイルス感染性ではOK。

咳が長引けば、なおのこと、鼻腔のファイバースコープ検査をやって欲しいです。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-26 22:24 | 後鼻漏 | Comments(0)

2ヶ月での治癒でした。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

鼓膜炎は、鼓膜皮膚層のビラン・肉芽形成ですが、
その診療にも、抗菌薬は要らないのです。
抗菌薬の局所使用をやりますと、高い確率で真菌を発生させてしまいます。

12月24日と1月7日に書き込みした患者さん。

フェノール塗布
パルデスローション塗布
創傷被覆材:アルゴダームシート小片留置を繰り返していました。

1月20日、
a0082724_21114239.jpg

もう一息。

2月1日、
a0082724_2112294.jpg

もう一歩。

2月24日、
a0082724_21121987.jpg

治癒を達成しました。
2ヶ月での治癒は、私としては驚異的と満足感大きいものでした。

道具は使い様。

創傷被覆材、不思議な力を秘めているんですね。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:106mg/dl。

================================================

a0082724_21361875.jpg


咳の診療では、
1に、ファイバースコープ検査にて急性副鼻腔炎のチェック。
2に、ウイルス感染ですから、抗菌薬は使わない。咳止めも使わない。
3に、胃食道逆流症の所見が認められても、プロトンポンプ阻害薬は使わない。
4に、糖質制限を指導する。

体調不良時には、糖質制限食を勧めています。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-25 21:50 | 鼓膜炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例335

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
今日の患者さんもそうでした。

8歳の患者さん。
左耳痛にて来院されました。
断続的に急性中耳炎を発症していたそうです。

a0082724_20551516.jpg

左鼓膜は自壊後、耳漏状態でした。
右は上鼓室に貯留液を認めました。
粘膿性鼻汁中等量。
末梢血液白血球数  11,300/μl H


つまり、
ウイルス性急性中耳炎・急性副鼻腔炎と、診断しました。
投薬は、
シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤、だけでした。

何の迷いもないですよ。

3週間後、
a0082724_20554320.jpg

両側鼓室内貯留液は上鼓室内のみになっていました。
治癒状態です。

皆さん、
勇気を出して、抗菌薬無しでの診療を試してみて下さい。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:102mg/dl。

================================================

a0082724_21103070.jpg


血糖を上げるのは糖質だけです。
ご飯1膳、糖質55.1g。「食品別糖質量ハンドブック」から。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-23 21:13 | 急性中耳炎 | Comments(0)

上顎洞出血

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

多量鼻出血の場合には、副鼻腔からの出血が多いと思います。
確認には、ファイバースコープが有用です。

50歳代の患者さん。
当院受診前夜、大量の右鼻出血。
救急外来受診し、ガーゼタンポンにての止血処置をして、しばらくして止まって帰宅しました。

当院受診時、
a0082724_22183072.jpg

ガーゼ抜去し、鼻腔内をファイバースコープにて観察すると、
右上顎洞からの血液を認めました。
糊状になっていましたので止血処置は不要の状態です。
副鼻腔からの出血のピークには、速効止血は困難です。
止まってよと、願う事が多いです。
副鼻腔出血の原因は、急性副鼻腔炎の事が多いので、
投薬は、シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤。

1週間後、
a0082724_22184693.jpg

血液の流れは消失していました。
注目は、
右に粘膿性の後鼻漏を認める事です。
ウイルス性急性副鼻腔炎の存在が考えられます。

成人の多量鼻出血患者さんには、生活習慣病も絡んでいると思います。
「炭水化物を出来るだけ減らして下さい」と言うのを忘れません。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:85mg/dl。

================================================

a0082724_2246340.jpg


血糖を上げるのは、糖質だけです

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-22 22:48 | 鼻出血 | Comments(0)

鼻閉が、辛い。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

繰り返すウイルス性急性副鼻腔炎は、時に、ポリープ(鼻茸)を形成してしまいます。
鼻ポリープをお持ちの患者さんは、気管支喘息を合併している事が多いです。
気管支喘息を持たれている患者さんは、内視鏡下副鼻腔手術で再発率が高いです。
患者さんも医師も、諦めたらそこでストップになります。

そんな40歳代の患者さん。
2012年平成24年5月19日、書き込みした患者さん。
ポリープで鼻腔は埋め尽くされていました。

24年6月と8月に
右内視鏡下副鼻腔手術を致しました。
全てのポリープを取り尽くすことは出来なかった手術でした。

他院での手術も提案しましたが、それも回避して通院中断していました。

今月、1年ぶりの来院でした。
ひどい「鼻声」でした。

a0082724_21352693.jpg

やらないと、苦しい生活が続きます。
当患者さんのポリープは、取り尽くさないと改善が見込まれません。
厄介です。
ガンバレ!


手術予定日は全くの白紙です。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:90mg/dl。

================================================

a0082724_21512495.jpg

以前の私でしたら、こんなさじ加減があったのかと尊敬していたでしょう。
しかし、
糖質制限を実行して診療にも使うようになった現在では、
何か違和感を覚えます。
高血圧には薬を一生?
脂質異常症にも薬を一生?
糖尿病にも薬を一生?
他にも疾患があれば薬を一生?

医療の本来の目的は、
当座の薬は、しゃあない、
ゆくゆくは減薬断薬に持って行くのが本来の姿と思います。

糖質制限を実行してみて下さい。
素晴らしい成果が得られると思います。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」を参考にして下さい。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-21 22:02 | ポリープ | Comments(0)

やっとのことで。

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

鼓膜穿孔には、鼓膜形成術が一般的な選択とは思います。
しかし、
それは怖いと拒否される患者さんもおいでになります。

30歳代の患者さん。
昨年10月11日書き込みした患者さん。

10月11日の状態。
a0082724_2171282.jpg

穿孔閉鎖も射程圏に入って来ました。

週1での、
鼓膜切開刀での穿孔辺縁擦過傷作成
フィブラストを浸したテルダーミス留置
を、繰り返していますと、
a0082724_2173966.jpg

遂に、本日、閉鎖に至りました。

左鼓膜も見て下さいね。
左小穿孔と鼓膜炎も治癒しています。

1年2ヶ月、掛かってしまいました。
治療期間の短縮化が必要です。

試行錯誤して、効率化を目指します。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:84mg/dl。

a0082724_21431166.jpg

「健康寿命」がキーワード。
早期発見早期治療での伸びしろは頭打ちと思います。

糖質制限、
血糖を上げない食事、
びっくりの成果、間違いなし!!!!

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-20 21:48 | 鼓膜穿孔 | Comments(0)

急性中耳炎 症例320 その2

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は、繰り上げ100%ウイルス感染症です。
「白血球数とその分類」検査の数値が、それを示しています。

昨年11月30日に書き込みした患者さん。
a0082724_21133765.jpg

ゆっくりと改善していましたが、12月中旬、再発。
末梢血液白血球数 15,200/μl H
白血球3分類  リンパ球数  4,200/μl H
        単核球数   1,300/μl H
        顆粒球数   9,700/μl H

優先する数値は、リンパ球数と顆粒球数です。
どう考えても、ウイルス性急性中耳炎です。
投薬は、
シングレア:ロイコトリエン受容体拮抗剤を続けます。

そして再び改善傾向を続け、
a0082724_21135692.jpg

本日の状態。
鼓室内貯留液は、上鼓室を残して、排液されていました。

一般的に、乳児期と比べ、6歳ですので、繰り返す急性副鼻腔炎の頻度が低くなっています。
もうそろそろ、急性中耳炎と「おさらば」出来る年齢です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎診療では、待つ事が重要です。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:108mg/dl。

================================================

a0082724_21422778.jpg


糖質制限を理解するにつれて、インスリン注射についても分かってきました。
1型糖尿病では、食前に、その食餌の糖質量を計算してインスリンの投与量を決めていたのです。
成長期だからと、糖質量が多くなるとインスリンも多くなり、肥満傾向になりますよ。
糖質量を抑えて、たんぱく質・脂肪を多くすると、
血糖コントロールは随分と楽になると思います。
そして、肥満のない成長が得られると思います。

小さい頃からの何らかの糖質制限は、やはり必要と思います。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-19 21:56 | 急性中耳炎 | Comments(3)

受診理由は「咽頭異物」

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

当院では3mm径のファイバースコープを日常的に使っています。
耳鼻咽喉科疾患の的確な診断に大きく寄与しています。

50歳代前半の患者さん。
昼食で魚骨が咽に掛かったとの事で受診されました。

ヘッドライト下の観察では魚骨は認めませんでした。

そこで、
ファイバースコープで探しましょうという事で、鼻腔に挿入しました。
a0082724_17050100.jpg

あれえ・・・・
ポリープが中鼻道と、嗅裂にも、たくさん。

咽頭、喉頭と観察を続けましたが、魚骨は見付けられませんでした。
微妙な疼痛がありますが、様子をみていただく事にしました。
細い骨と思いますので、受診日に解決しなければならない分けではないと思います。

問題は、ポリープです。
患者さんは困っている分けではないのです。
聞くと、痰は掛かっているとの事。

黄川田徹先生の手術映像を見てもらい説明しました。
鼻腔・副鼻腔のポリープを取り尽くすと、
その快適さが分かっていただけるのです。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:95mg/dl。

================================================

a0082724_17583719.jpg


糖質制限を実行すると、血糖管理に詳しくなってしまうのです。
身体の大部分のエネルー源は、たんぱく質・脂肪でなかったですか。
釜池豊秋先生は、1日に必要な糖質は5gを推奨しておられます。
江部康二先生は、60gです。
それ以上摂取すると、自前のインスリン、注射のインスリン関係なく、インスリンは肥満ホルモンとして働くと思います。
1型、2型そして全ての方々は、最低限必要量以上の糖質は摂らないのが、身体に優しいのです。

================================================

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-18 19:13 | ポリープ | Comments(0)

パチンコ後の難聴・耳鳴

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

耳鼻咽喉科外来では、耳鳴・難聴の訴えで来院される患者さんも多いです。

今年の正月明け、
20歳代後半の患者さん。
「パチンコ後の耳鳴・難聴」の為、受診されました。
受診前日の出来事です。
受診時には、症状はやや軽減していたそうです。

聴力検査。
a0082724_2164992.jpg

右4000Hzに40dBの聴力損失。
急性感音難聴。
突発性難聴には該当せず。
軽症な程、自然治癒が期待出来ます。
①アデホスとメチコバールの投薬。
耳鳴・難聴への効果には、何ら根拠はないそうです。
習慣的に使ってしまいます。
糖質制限を夕食から直ちに始めて下さいと、驚きの要請をしました。
そして、4日後、
正常域に著明改善していました。

2月16日に書き込みした患者さんと同じく、
ステロイド剤を使わずとも治癒状態を達成できるのではと思います。

当患者さんの最大の問題点。
a0082724_2171744.jpg

①鼻中隔弯曲症の為に鼻腔通気性が非常に悪化していました。
②肥満傾向(BMI:29.1)の為、咽頭の狭小化を認めました。
つまり、
睡眠時無呼吸症候群は確実です。
ご本人も納得でした。
ダイエットには挑戦してはリバウンドの繰り返しとの事でした。

①に対しては、鼻中隔矯正術。
②に対しては、糖質制限。
詳しく説明いたしました。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:90mg/dl。

================================================

a0082724_21414887.jpg


医師ですので、当然、炭水化物の過剰摂取の弊害はお分かりでした。
精神科疾患にも有用な糖質制限を全面的に推進される事を祈るばかりです。
何か、躊躇した発言でした。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-17 21:48 | 難聴 | Comments(0)

あっけなく・・・・

四国徳島からです。
「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

耳鳴・難聴に対して、糖質制限を取り入れた診療をしています。
手応え十分です。

昨日書き込んだ患者さん。

a0082724_2131240.jpg

100%ではないですが、著明改善でした。
イソバイドが効いたのか
自然治癒なのか、
糖質制限の効果なのか、
不明ですが、大満足な経過でした。

継続を要請しました。
糖質制限を実行すると、その食後から眠気が激減いたします。
身体の循環が良くなった実感が体験できます。

慢性の耳鳴・難聴の患者さんにも勧めております。

糖質は血糖を上昇させる、私達にとっては拒絶しなければならない食材ですよ。
血糖値の上昇、下降、そして過下降が起こり、私達をむち打つのです。

糖質摂取の依存から、早期に脱出する事をお勧めします。

================================================

「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始90分後血糖値:83mg/dl。

================================================

a0082724_21264100.jpg


肥満が何故起こるか?
糖質の過剰摂取が問題だという事ははっきりしています。
課税しようと動いている国があるぐらいです。
脂肪摂取は悪くないのです。
濡れ衣です。

================================================
[PR]

by hanahanak2 | 2014-02-16 21:30 | 難聴 | Comments(0)