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受診理由は「声が出ない」

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。

40歳代の患者さん。
数日前より鼻汁・鼻閉・咳・痰、等の風邪症状あり様子をみていました。
受診当日起床時から「声が出にくい・しわがら声」に。

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すごい大量の粘膿性鼻汁。
ウイルスの乱暴狼藉の真っ最中です。

末梢血液白血球数  7,200/μl

結論はいつものように、
ウイルス性急性副鼻腔炎。
抗菌薬は使いません


くだいて言うと「ひどい鼻風邪」です。

膿状の分泌物を認めた場合には抗菌薬を使う、とかいう常識は非常識ですよ。

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「スーパー糖質制限」8ヶ月終了
本日朝食開始60分血糖値:89mg/dl。

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美しい海と美味しい料理を堪能していただきたいと思います。
糖質の多い食材も混じっていますが、そこは計算しながら召し上がって下さい。

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by hanahanak2 | 2013-06-30 22:28 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

いびき 消失

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

どうしても治らない鼻腔・副鼻腔症状に対しては、可能であれば手術を提案しています。

6月8日に書き込みした下鼻甲介超音波凝固切除実施の患者さん。
術後3週間、

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この程度広くなりますと、「いびき」は消失してきます。
ご家族も納得。
中鼻甲介周辺がイマイチ狭いようですが、経過によって相談する事になります。

このように、内視鏡下に超音波凝固装置を操作すると、仕上がりは格段に良好となります。
「道具は使いよう」なんですね。

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「スーパー糖質制限」実施中
本日朝食開始60分血糖値:113mg/dl

食後血糖も100以下を目標にしています。

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有名な先生方が、あらゆる場面で高い効果を発言すると、我々下々の医師達は使ってみようと思いますよ。

今となっては、高血圧も「糖質制限」ですよ。

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by hanahanak2 | 2013-06-29 19:00 | 超音波凝固切除 | Comments(0)

決め手は「白血球数とその分類」

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎は耳鼻咽喉科外来で多く遭遇する疾患です。
私が医師となった昭和49年当時、細菌を検出し、それを起炎菌と考え、感受性のある抗菌薬を選択する、
抗菌薬診療を全国で採用していました。
ウイルス検査も実施出来るようになった現在。
相も変わらず抗菌薬診療を続けています。
講演会でも、抗菌薬抗菌薬です。
講演会のスポンサーであるメーカーの抗菌薬です。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎に抗菌薬は不要と明言されたのは 、
現在、神戸大学教授の岩田健太郎先生のみです。
抗菌薬を使わない努力をしましょう、という講演会にはスポンサーは付かないですよね。

40歳代の患者さん。
受診理由は「鼻汁・咳・痰と頭痛」。

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典型的な急性副鼻腔炎。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎では、繰り上げ100%ウイルス感染症です。

末梢血液白血球数 9,900/μl。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:97mg/dl。

読売新聞「気流」から
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ほんと、
情報の真偽見極めが重要です。

例えば、
感染症診療、
糖尿病診療、
脂質異常診療、
高血圧診療、
肥満診療、

軌道修正を早急にやらないと。
患者さんだけでなく、みんなが、何らかの負担を背負う事になるんです。

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by hanahanak2 | 2013-06-28 23:50 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

「白血球数とその分類」が重要です。

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎では、繰り上げ100%ウイルス感染症ですよ。

10歳代の患者さん。
受診理由は、「膿性鼻汁・頭痛」。

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大量粘膿性鼻汁がお分かりと思います。
ウイルス感染症ですよ。

白血球数とその分類。
末梢血液白血球数  11,900/μl H
白血球3分類  リンパ球数   2,200/μl
           単核球数    1,000/μl H
           顆粒球数    8,700/μl H

顆粒球数が1万以下は、細菌感染症ではありません。

膿状の鼻汁は細菌感染だという「悪しき常識」は捨てなければなりません。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎に対して、これでもか抗菌薬療法を選択する現状。
患者さんが可哀想

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:90mg/dl。

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昨日当ブログに書き込みした読売新聞記事の引用と思われます。
発表した結果は、発表者の結論です。
その結論を引用する場合には、真実かどうかを一応考えた上でやって欲しいです。
22日と23日と、この記事を読んだ一般の方々、ほとんどの医師達も、牛肉豚肉は糖尿病には悪いんだという事が記憶されてしまったことでしょう。

牛肉豚肉を摂っても血糖値は上昇ないという基本の真実を放棄した発表は信じられないと思うんです。

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by hanahanak2 | 2013-06-27 22:43 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

苦悩の歴史が

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

外耳道異物は摘出すればそれで終了になるんですが、
今回の患者さんは壮絶な歴史を感じさせるものがありました。

70歳代の患者さん。
約40年間、耳漏・難聴等にて断続的にアチコチの医療機関を受診。
どうしても治らないとの事で、「残りくじ」の当院へ。

左外耳道:「何か異物」
右耳穴式補聴器装着

左耳
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異物(綿)を摘出。
外耳道には耳茸(肉芽)大小各1個。
鼓膜には柔らかい 痂皮?がビッシリと、穿孔の確認は後日。

異物発生の期日は確認不可能です。

耳茸摘出を予定

右耳にも問題が、
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耳垢栓塞でしたが、塊を取り出しますと、真珠腫?のでっかい塊でした。
外耳道には大きな耳茸(肉芽)認めました。
柔らかい 痂皮の隙間から鼓膜穿孔を認めました。

こちらも、次の予定は。耳茸摘出です。

兎に角、難工事が想定されます。

一つ一つ改善していけばと思います。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:103mg/dl

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私たち糖質制限実践者にとって、上記の発表は、?、何で?です。
糖質制限推進者への批判?とも考えてしまいます。
糖質蛋白質脂質の3大栄養素の基本を念頭にお考えになられたらと思います。
糖質に偏った食事を続けると糖尿を発症するんですよ。
糖質を制限して、蛋白質脂肪緑色野菜を多くバランス良く摂ると糖尿病発症は抑止可能なんです。

基本です。

私は、そういうふうに理解しています。
「ドクター江部のの糖尿病徒然日記」、関連出版物を拝見し、そういう風に理解出来るようになりました。

また、どなたが「発表した」「活字になった」等は「必ず正しい」とは限らない事が、ようーく分かりました。

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by hanahanak2 | 2013-06-26 12:51 | 異物 | Comments(0)

急性扁桃炎

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

急性扁桃炎・咽頭炎では、細菌性感染症とウイルス性感染症が混在しています。
「白血球数とその分類」検査の重要性が高くなります。

40歳代の患者さん。
当院への初めての受診。
受診理由は「前々日よりの右咽頭痛」。

既往歴。
扁桃摘出術
セフェム系抗菌薬でショック症状。
突発性難聴(インスリン併用のステロイド使用。治癒したとのこと)
今年3月にも、今回と同じ症状で入院抗菌薬点滴治療

現在、糖尿病療養中。
肥満傾向の印象。
今回9時40分血糖値:188mg/dl。
朝食は?
「ご飯一膳、納豆、味噌汁」

いくら糖尿病治療薬を服用しても血糖値はコントロール出来ません。
大量糖質摂取を止めない限り。

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鼻中隔彎曲ありました。
問題の口蓋扁桃。
口蓋扁桃摘出術を受けられていますが、患者さんは「取り残した」との事。
私は何も言いません。
右口蓋扁桃には「白苔」
間違いなく、急性炎症の所見です。

「白血球数とその分類」検査。
末梢血液白血球数  12,300/μl H
白血球3分類  リンパ球数  2,600/μ
           単核球     1,000/μl H
           顆粒球数    8,700/μl H


お分かりのように、ウイルス性急性扁桃炎と診断しました。

患者さんは、セフェム系以外の抗菌薬の投薬を希望していたようでした。

「ウイルス性扁桃炎ですから抗菌薬は効きません。従って出しません」と説明。

直ぐに痛みを取って欲しいから来たんでよ。
直ぐ治る抗生物質が欲しい。
抗生物質が要らんでは治療になっていない。
治るのを待つ?
治すのが医者だろう。
糖質制限?そんなんどうでもいい。

私は言いました。
「明日もう一度白血球検査を受けてもらうとよりはっきりした状態が分かります。よろしいですか?」

患者さん
「明日はここへは来んだろうな」
帰られました。

①抗菌薬使用基準を理解して欲しかった。
②再度の扁桃摘出術を経過によって考えて欲しかった。
③糖尿病治療薬をいくら服用しても、極端に糖質に偏った食事を摂っている限り、血糖コントロールは無理だということを理解して欲しかった。

私の為ではなく、患者さんの為に説明しているのです。
少しでも理解して欲しかったのです。

私の説明テクニックが稚拙だったんでしょうか?

考えさせられた時間でした。

しかし、
ご飯を摂って、抗菌薬使用して、
何か、心配ですよ。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:83mg/dl。

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by hanahanak2 | 2013-06-24 00:18 | 白血球 | Comments(0)

受診理由は「耳に水が入った」

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

6月中旬、「耳に水が入った」との事で受診された30歳代の患者さん。
一目で肥満体。
圧倒されてしまいました。

主たる目的は、直ぐに終了。

何か生活上のアドバイスが絶対必要だと思いました。

血圧測定しました。
140/90mmHg。

身長体重を聞きました。
BMI:31.6 でした。
十分な肥満でした。

血糖値測定
141mg/dl(10時15分)
100以下になって欲しい所です。

朝食献立を言うてもらいました。
お寿司と砂糖クリープ入りのコーヒー。
大量糖質摂取でした。

ほとんどの人達が何の疑いもなく毎日毎食大量糖質摂取。
食事の度におやつの度に夜食の度に、大量糖質摂取、
これでは、健康寿命を伸ばすことは困難です。

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右へ左へ鼻中隔の突出を認められます。
これだけで自然な鼻呼吸が妨げられます。
その上、
咽(のど)の前後左右幅が非常に狭いです。

特大の「イビキ」が発生していることが確実に予想されます。
「睡眠時無呼吸症候群」を疑います。

どうするのが適当なのか

①「糖質制限」
確実に、ダイエットと血糖値正常化が可能です。
②鼻中隔手術。

これらにて、身体の数々の不調が一気に解決いたします。
高コレステロール、高中性脂肪をも改善出来ます。

一生懸命に説明いたしました。

しかし、

再診は、今日までなしです。

患者さんにとって大きなチャンスだったのにもったいないこと至極です。

コツコツと「糖質制限」普及の一兵卒を務めさせていただきたいと思います。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:119mg/dl。

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私のHbA1cは5.5です。
普通に、パン牛乳バナナという大量糖質摂取の食事で、
毎回、食後血糖200超えでしたよ。

「糖質制限」をやらないと、血糖正常化は無理なんです。

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by hanahanak2 | 2013-06-21 23:52 | 睡眠時無呼吸症候群 | Comments(0)

依然、鼻がグスグス

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。

鼻腔・副鼻腔症状、満足な改善を得られない場合には、手術を選択することを勧めます。
待機作戦では、そのまんまですから。

2月14日に書き込みした中学生。
左内視鏡下副鼻腔手術(上顎洞)後、左上顎洞からの粘膿性鼻汁は著明減少しました。
しかし、
下鼻甲介の左右交代性腫脹が続いています。

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診察時には、右下鼻甲介腫脹高度、左は収縮傾向。

以上の経過により、
左右下鼻甲介超音波凝固切除術を提案した所です。

もちろん、
外来日帰り局所麻酔下手術です。
止血タンポンを使わないので患者さんにとっても楽です。

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「スーパー糖質制限」実施中。
本日朝食開始60分血糖値:110mg/dl。

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血糖値を上昇させないようにするには。
「糖質制限」。

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by hanahanak2 | 2013-06-21 00:12 | 内視鏡下副鼻腔手術 | Comments(0)

急性中耳炎 症例305

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。
当院では使用基準(暫定)を設けて対処しています。
顆粒球1万以上、リンパ球3千以下、白血球1.3万以上、です。

基本的に、急性中耳炎・急性副鼻腔炎は繰り上げ100%ウイルス感染症と考えています。
細菌感染症だという理屈には無理があります。

6歳になった園児。

昨年3月に急性中耳炎発症。
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昨年5月の状況です。
滲出性中耳炎に移行しています。
間もなく治癒状態までになりましたが、
11月に至り急性中耳炎に、滲出性中耳炎に移行し
我慢我慢で過ごし、
今月、
いよいよ治癒状態に。
まだ治癒とは宣言していません。

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夏の間に治癒宣言をしたいものです。
1年前より、抗菌薬を使わず(使う必要がなかったからですが)、
待機作戦を選択し観察を続けていました。

このように抗菌薬不使用で、必ずと言っていいほど急性中耳炎は治癒に至ります。
抗菌薬を使わなかったからと言うて、患者さんに不利益なことは起こりません。
ウイルス感染症のひとつの特徴と思います。

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「スーパー糖質制限」実行中。
本日朝食開始60分血糖値:85mg/dl。

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最近、不思議に思うことがあります。
病気の解説をする時に必ずと言って良いほど、薬物療法の説明に走りがちになっていることに気付きました。
「過敏性腸症候群」についても同様です。
おかしいです。

ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」にも記載されていますが、
「糖質制限」を実行してみて下さい。
必ずと言って良いほど、満足な結果が出るはずです。
私、経験者です。

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by hanahanak2 | 2013-06-19 00:20 | 急性中耳炎 | Comments(0)

真菌塊を除去すると鼓膜炎

四国徳島からです。

「抗菌薬の適正使用」の一助になればと思い、当ブログを続けています。

外耳道真菌症、時々遭遇しますので、見落とさないように注意が必要です。

60歳代の患者さん。
私の治癒宣言以前に通院中断いたします。
左外耳道真菌症での初診は昭和60年3月でした。
きちんと治療すれば、比較的容易に治るに関わらず、中断中断の繰り返し。

今回受診理由も「左耳が痒い」。

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左外耳道に真菌塊。
除去して、抗真菌薬を塗布。

2日後
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肉芽を認める鼓膜炎

初動は、抗菌薬の塗布です。
真菌の減少にともなって鼓膜炎は縮小することは経験的に分かっています。

ひたすら、更新薬の塗布です。

血糖値測定してみました。
112mg/dl(16時)
昼食は?
パスタ、黒砂糖入りのコーヒー、お菓子、でした。
白い砂糖は悪いが、黒砂糖は良いとのお考えと思います。
大きく糖質に偏った食事が考えられます。

再診時。
朝は?
パン。
昼は?
そば、サラダ。
パンもそばも糖質たっぷりだよ。

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「スーパー糖質制限」実施中
本日朝食開始60分血糖値:105mg/dl。
枝豆の季節なんですね。

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by hanahanak2 | 2013-06-18 00:22 | 外耳道真菌症 | Comments(0)