<   2009年 10月 ( 20 )   > この月の画像一覧

急性副鼻腔炎 症例24

初診時2歳8ヶ月でした。
耳垢栓塞で来院され、貯留液の少ない滲出性中耳炎を見付けました。
いつものように、抗菌薬(抗生物質)無しで経過をみていました。
途中、急性中耳炎の再発(と思うのです)ありましたが3歳時点で治癒状態になりました。

現在、3歳2ヶ月。
鼻汁と咳の症状で来られました。

a0082724_1211438.jpg


中耳炎は見られません。
しかし、膿性鼻汁が大量でした。
急性副鼻腔炎にはなっていますが、急性中耳炎への進展は阻止されています。

ウイルス性上下気道炎は毎月のように来しますが、
中耳炎にはならない、体力が出来て欲しいのです。
その為には、不必要な抗菌薬の使用を止めることが重要な点だと思うんです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-30 12:10 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例140

1歳の赤ちゃん。
熱がありそう、との事で来院されました。
機嫌良好、
まず検温、37.2度、
次に鼓膜観察、左著変無し、右鼓膜膨隆が中等度。

末梢血液白血球 6,600/μl

抗菌薬(抗生物質)使いません。

1週間後、両側鼓膜中等度膨隆来たし、現在に至っています。

現在、1歳1ヶ月。

末梢血液白血球 7,800/μl

1ヶ月に亘って鼓膜膨隆が続いていますが、
治らないと言うて、
抗菌薬(抗生物質)を使うのは止めましょう。
治るのを待つのです。
小学校入学時までには、100%近くの確率で治ります。

ウイルス感染に、何故、抗菌薬を使うのか、不思議。
本来、治る性質の中耳炎を、治そうとするのか、不思議。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-29 11:19 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例139

5歳9ヶ月(1ヶ月前)の初診でした。
耳垢を取ると、滲出性中耳炎でした。

a0082724_1823123.jpg


5歳10ヶ月、初診の1ヶ月後
急性中耳炎の再発(今まで繰り返していると思います)でした。

a0082724_1851568.jpg


右鼓膜膨隆は中等度、診察中も痛い痛いと言っていました。
そして、血液検査ですが、

末梢血液白血球 22,300/μl H

白血球3分類  リンパ球 22.1%     4,900/μl
          単核球  10.1% H   2,200/μl H
          顆粒球  67.8%    15,200/μl H

こんなに鼓膜膨隆が、ひどくても
こんなに白血球の増加が、ひどくても、
これが、ウイルス感染性の急性中耳炎です。
犯人でない可能性が高い、肺炎球菌に効果的な抗菌薬(抗生物質)使用で、
下痢等の副作用を来たし、
確実に耐性菌を増やます。
それで、良いとは言えません。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-28 18:24 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例132 その4

6歳5ヶ月になりました。
順調に経過していたのですが、
再発しました

a0082724_1455148.jpg


末梢血液白血球 15,900/μl H

白血球3分類  リンパ球 18.9%    3,000/μl
          単核球   8.2%    1,300/μl H
          顆粒球  72.9%   11,600/μl H

今度の中耳炎はひどい、と言って、抗菌薬(抗生物質)を使うでないですよ。
耐性菌によるものの可能性が高いから、耐性菌にも効く抗菌薬をと言わないで欲しいのです。
抗菌薬によって患者さんの体力が消耗していくのが悲しい。
抗菌薬によって確実に耐性菌が益々増えていくのも痛ましいのです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-27 15:05 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性喉頭炎

60歳の患者さん。
のどが痛い、声が出しにくいとの訴えにて来院されました。
非常にしんどそうでした。
体温34.3度。

a0082724_11423457.jpg


末梢血液白血球 26,600/μl H

白血球3分類  リンパ球  4.4% L  1,100/μl L
          顆粒球   1.9% L    500/μl
          顆粒球  93.7% H 25,000/μl H

顆粒球の極端な増加を示していました。
これでは抗菌薬(抗生物質)無しでは過酷になります。

充分な水分補給をやってもらって、翌日の白血球検査を予定しました。

感染症の診断に白血球検査が如何に有用かがよく分かったケースでした。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-26 11:50 | 白血球 | Comments(0)

急性中耳炎 症例117 その3

1歳9ヶ月になりました。
今回は終始、急性中耳炎の所見はみられません。
今回初診より2週間、抗菌薬(抗生物質)無しで様子をみています。
今回の診察時、元気そのものでした。
ひどい咳も、ほとんど消失してきました。
鼻汁も額帯鏡下には問題なし程度。

末梢血液白血球 12,600/μl H

白血球3分類  リンパ球 50.0% H  6,200/μl H
          単核球  25.4% H  3,100/μl H
          顆粒球  24.6% L  3,300/μl

白血球数は依然1万を超えていますが、
リンパ球も3千を超えていますが、
顆粒球は急激に減少してきました。
今回は、これで終診にしました。

繰り返し繰り返し出現する風邪に対して、その都度、抗菌薬(抗生物質)が要るのか不要なのか確認しながら経過を見ることが重要ではないでしょうか。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-25 08:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)

慢性副鼻腔炎 

60歳代の患者さん。
舌が痛いと来院されました。
過去に後鼻漏が多かったのでファイバースコピーしてみました。

a0082724_11282676.jpg


大量の後鼻漏です。
前回受診は半年前
その前は3年前
いずれも、大量後鼻漏を認めていました。
ということは、何年も前から、何十年も前から、こんなんでないかと思うものです。
膿性後鼻漏ですが、抗菌薬(抗生物質)を必要とする根拠は無いと判断されます。

自然治癒しない副鼻腔炎
薬で治らない副鼻腔炎なので
手術を勧めるんですが、
即座に、それは嫌、との返事。

10年後、20年後が心配ですと言わざるを得ないです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-24 11:38 | 後鼻漏 | Comments(0)

急性副鼻腔炎 症例23 その2

急性副鼻腔炎症例23の患者さん、
1週間後、
元気になりました。咳・発熱無くなりました。

末梢血液白血球 9,900/μl

抗菌薬(抗生物質)使ってないのに、症状は無くなりました。
ウイルス感染だった確率が非常に高いということです。

a0082724_1712518.jpg


しかし、
急性副鼻腔炎が居座っておりました。

副鼻腔炎が治らないから、抗菌薬(抗生物質)ではないのですよ。
使わずに見守ることが大切なんです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-22 17:04 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

鼻中隔弯曲症 症例14 その2

大学生の方、
ひどい鼻閉、
生涯続くであろう鼻閉、
しかし、
手術は恐い、
しかし
もう限界、ということで、
鼻中隔矯正術に至ったのです。

a0082724_12132757.jpg


右への棘状の突起、左への大きな彎曲、左への櫛状の突出が消失していました。
ただ右への櫛状突出が少し残っています。

鼻呼吸が可能となり、喜んでくれました。
当院への通院も多分無くなるんでしょう。

手術はきれいに出来て当たり前、
きれいな手術の精度を向上すべく努力を続けるのです。

手術は日帰り手術です
術後抗菌薬(抗生物質)使用は、1回の内服のみです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-21 12:26 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)

急性中耳炎 症例15 その5

8歳1ヶ月です。
前回、その4から1ヶ月経ちました。

a0082724_12212891.jpg


右は文句なし。
左上鼓室に、貯留液の少量が残っていました。

中耳炎は、抗菌薬(抗生物質)なしで待っていると、必ずと言っていいほど、治って来るんです。
この患者さんの場合には、副鼻腔炎の状態が今一歩改善すると、
中耳炎は治って来ます。

副鼻腔炎が問題なんです。
副鼻腔炎が生涯の重荷にならないために、どうするかが、問題なんです。
[PR]

by hanahanak2 | 2009-10-19 12:55 | 急性中耳炎 | Comments(0)