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鼻中隔弯曲症 症例7 その2

鼻中隔矯正術実施後、1ヶ月です。

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20年以上続いていた、
「鼻呼吸が出来ない」状態が解消しました。

いつも言うんです。
①治療しても治らない場合は手術を決心して下さい。
②そして、手術が成功すれば、治ります、改善します。と。

手術すれば、100%治りますと、言えない所が、歯がゆいです。

①②の二つのハードルは患者さんにとって非常に高いようです。
医療側にとってもです。
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by hanahanak2 | 2009-04-30 08:38 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)

急性中耳炎 症例114

初診は2歳0ヶ月、
繰り返し急性中耳炎を起こすと言うことで来院されました。
以後当院では、抗菌薬なしで経過みてきました。
現在3歳1ヶ月

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現在、鼓室内には異常認められません。
しかし、
鼻汁はかなり有ります。
急性中耳炎は待っていますと治ってきます。
急性副鼻腔炎は増悪寛解を生涯繰り返します。
繰り返す急性副鼻腔炎、治らない慢性副鼻腔炎、
これをどう管理するのかが、大問題と思うのです。
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by hanahanak2 | 2009-04-29 11:09 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例113その2

前回の4歳の患者さん。
翌日受診されました。
顔に表情が現れていました。

末梢血液白血球数 10,800/μl H

白血球3分類  リンパ球 37.8%    4,000/μl H
          単核球  12.3%     1,300/μl H
          顆粒球  49.9%     5,500/μl

前回とは全く違うパターンになっていました。
平凡な、ウイルス感染パターンです。
肺炎とか髄膜炎とか生命に関わる状態ではないと判断できる時には、
急性中耳炎・急性副鼻腔炎だと確信がある時には、
抗菌薬投与は、
取りあえず止めてみるのが、
耐性菌発生を阻止するためにも、
患者さんに負担を掛けないためにも、
必要と思うものです。
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by hanahanak2 | 2009-04-28 08:39 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例113

4歳

体温37.9度。粘性鼻汁、咳、食思不振、顔色不良。
5日前からジスロマックを3回服用していました。
その前には、どうしてか、ミノマイシンを服用していました。
それだけの抗菌薬を服用していながら、急性中耳炎を発症してしまう。

末梢血液白血球数 17,700/μl H

白血球3分類  リンパ球 11.3% L  1,900/μl
          単核球  12.7% H  2,200/μl H
          顆粒球  76.0%   13,600/μl H

数値は細菌感染のパターンを示していました。
しかし、ミノマイシン・ジスロマックを投与しても防げない急性中耳炎。
今回は当院での抗菌薬処方は止めました。
白血球数とその分類を翌日再検査しましょうと提案しました。
非常に注目するところです。
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by hanahanak2 | 2009-04-26 17:19 | 急性中耳炎 | Comments(0)

鼻中隔彎曲症 症例8

50歳代の患者さん

長年鼻閉に市販の血管収縮剤を常用していました。
それを止めてもらって改善してはきましたが、
いまいち、通気度が悪いと。

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鼻中隔の軟骨・骨の弯曲はありません。
鼻中隔粘膜下の肥厚が鼻閉改善の障害になっています。
鼻中隔粘膜下組織に達する超音波凝固、
それと、下鼻甲介後方の超音波凝固をと、説明したところでした。

内視鏡下にやらないと巧く出来ませんが、手技としては、難易度は低いと思います。
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by hanahanak2 | 2009-04-21 11:57 | 鼻中隔弯曲症 | Comments(0)

急性中耳炎 症例112

1歳3ヶ月
繰り返し、急性中耳炎で通院している患者さんです。

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これ以上鼓室内の圧力が高くなると、鼓膜は破れます。

末梢血液白血球数 12,400/μl  H

白血球3分類  リンパ球 24.6%    3,000/μl 
          単核球   9.4%    1,100/μl H
          顆粒球  66.0%    8,300/μl H

ウイルス感染性の急性中耳炎ですよ。
抗菌薬を使うことは、避けるべきと思います。

分かります?
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by hanahanak2 | 2009-04-20 08:39 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性副鼻腔炎 症例21

初診は7歳時
現在34歳
小さい頃は、郡部から母さんが仕事の合間に連れて来ていました。

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どなたが診ても、急性副鼻腔炎です。
今回は、急性中耳炎は来していませんが、断続的な咳が苦しそうです。
しかし、
抗菌薬は不要なんです。
急性中耳炎・急性副鼻腔炎はウイルス感染だとまず考えるべきです。
軌道修正は後日しても遅くはないはずです。

末梢血液白血球数 4,400/μl

白血球3分類  リンパ球 17.0%     700/μl L
          単核球   7.7%     300/μl L
          顆粒球  75.3%    3,400/μl

この患者さんは、ダイエットに成功し高血糖を克服しました。
その上、口蓋扁桃摘出術を受け、睡眠時無呼吸も激減しました。
鼻中隔矯正術で鼻閉の軽減も果たしました。
問題は、内視鏡下副鼻腔手術です。
複数回実施したにも関わらず、こんな、状態を繰り返します。
最後の難関は、副鼻腔手術と思います。
患者さんは、「手術は、もうええ」と申しています。
顔を見る度に、説得中です。
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by hanahanak2 | 2009-04-18 08:49 | 急性副鼻腔炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例67 その4

初診 2歳3ヶ月
現在 5歳4ヶ月

断続的に、経過観察中です。
当院では抗菌薬使用無しです。

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画像では、鼓室内は空に見えますが、上鼓室に依然病変が残っています。
非常に良い状態になっています。
しかし、
鼻汁の多さが目立ちます。

急性中耳炎は治りやすいです。
待てば治って行きます。
急性副鼻腔炎は非常に難治です。
生涯付きまとわれる確率は50%以上ではと思います。
予備軍を含めると90%とも言われています。
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by hanahanak2 | 2009-04-17 08:41 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例94 その2

初診 3歳8ヶ月
現在 7歳2ヶ月

断続的に来院されています。

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現在、滲出性中耳炎に移行し、左は排液が始まっています。
後鼻漏が相変わらず多いです。
これから、夏にかけて、中耳炎が改善する季節になりますので、
期待している所です。
この間、当院では、抗菌薬は使っていません。
使わないから治らない、とは言えないと思います。
使ったら治るはずはないと思います。

鼻汁の減少を待つのです。
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by hanahanak2 | 2009-04-16 16:32 | 急性中耳炎 | Comments(0)

急性中耳炎 症例111

9ヶ月

耳鼻咽喉科的診断では、急性中耳炎・急性副鼻腔炎でした。
小児科的には、肺炎の診断で抗菌薬が出ていました。
画像診断はやられていましたが、血球測定はされていませんでした。

末梢血液白血球数 16,600/μl H

白血球3分類  リンパ球 51.4% H  8,500/μl H
          単核球  15.1% H  2,500/μl H
          顆粒球  33.5% L  5,600/μl
 
細菌感染でこんなパターンはございません。
重症のウイルス感染で、中耳炎は長引くことが予想されます。
毎月毎月、体力がついていくと、その内に中耳炎は治って行きますので
待つのです、と説明を、いつものように。
しかし、
副鼻腔炎は大多数の方々に生涯付きまとっている印象を持っています。
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by hanahanak2 | 2009-04-15 21:53 | 急性中耳炎 | Comments(0)