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急性副鼻腔炎 症例18

77歳

昨夜、咳が朝まで続いた、と言って来院された患者さん。

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粘性の後鼻漏を認めます。

急性の咳嗽、慢性の咳嗽、
後鼻漏が原因となっている場合が多いと思うのです。

この後鼻漏は鼻汁なんですが、
これに対して抗菌薬を使用するのが正しいかが、問題なんです。
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by hanahanak2 | 2008-10-30 12:03 | Comments(0)

急性中耳炎 症例101

10歳
鼓膜の膨隆高度、膿性鼻汁多量。

末梢血液白血球数 8,800/μl

白血球3分類  リンパ球 23.1%    2,000/μl
          単核球   7.8%      600/μl
          顆粒球  69.1%    6,200/μl

急性中耳炎・急性副鼻腔炎と診断しては抗菌薬を使うのは不適当と思うのです。
日本中世界中で「鼓膜が腫れている」「膿性鼻汁が多い」と言っては、抗菌薬を使う、
考えてみれば、恐ろしいことです。
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by hanahanak2 | 2008-10-27 10:12 | Comments(0)

急性中耳炎 症例100

27歳

「耳が痛い」の主訴で来院されました。
すごいことになっていました。

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末梢血液白血球数 16,700/μl H

白血球3分類  リンパ球 11.3% L  1,800/μl
          単核球   5.2%      800/μl
          顆粒球  83.5% H 14,100/μl

細菌性感染症と言わざるを得ません。
細菌性の急性中耳炎・急性副鼻腔炎。
これだけのデータがそろった患者さんは初めてでした。
抗菌薬を使いました。
効果の程が待たれる所です。
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by hanahanak2 | 2008-10-20 10:31 | Comments(0)

扁桃周囲炎 症例7

19歳
どなたが診ても扁桃周囲炎の患者さんです。
以前であれば、即、抗菌薬の内服と点滴したでしょう。

末梢血液白血球数 12,600/μl H

白血球3分類  リンパ球 12.3% L  1,600/μl
          単核球   7.5%      900/μl
          顆粒球  80.2% H 10、700/μl H 
白血球の増多が少し。
ウイルス感染と考えます。
症状が強いのは分かっているのですが、抗菌薬を使っても効かないですと説明して翌日再検することにしました。

末梢血液白血球数 12,800/μl H

白血球3分類  リンパ球 13.3% L   1,700/μl
          単核球   5.8%       700/μl
          顆粒球  80.9% H  10,400/μl H

症状はよりひどくなり、開口障害も出てきていました。
数・分類に変化なしということは、依然ウイルス感染なんですが、
患者さんは苦しいと訴え、大学病院へ紹介して欲しいと言うまでに至り
抗菌薬を使いました。
細菌感染であれば翌日中に、はっきりした改善が有りますから
改善がなければ、やはりウイルス感染なんですよ、と
説明を十分したところでした。

その翌日
症状の訴えは同じ強いですが、膿瘍形成ありそれが自壊していました。

末梢血液白血球数 13,200/μl H
  


白血球3分類  リンパ球 12.3% L  1,600/μl
          単核球   7.5%      900/μl H
          顆粒球  80.2%   10,700/μl H

やはりウイルス感染ですので、抗菌薬は効いていないです。
膿瘍が自壊したので、これから自然に治って行きますから辛抱ですよ。
と言う説明で帰られました。
この翌日は来られませんでした。
経過から、以後は何をやっても、やらなかっても、一日一日治癒に向かっていくわけで
後医が良医になってしまいました。
私としては、ひとつ、勉強させてもらいました。
ありがとうと言わなければいけない症例でした。
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by hanahanak2 | 2008-10-17 22:44 | 扁桃周囲炎 | Comments(0)

急性副鼻腔炎 症例17

11歳6ヶ月

膿性鼻汁が大量にのどへ濁流のように流れていました。

しかし、

末梢血液白血球数 8,300/μl 正常範囲

白血球3分類  リンパ球 22.2%    1,800/μl
          単核球   6.4%      500/μl
          顆粒球  71.4%    6,000/μl

ウイルス感染です。
細菌感染の様相はないです。
大量の膿性鼻汁を認めますと、抗菌薬を処方したくなりますが、
我慢して見て下さい。
抗菌薬を使わなかった場合の利益不利益を多数の患者さんで経験していただくと、
お分かりいただけると考えるものです。
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by hanahanak2 | 2008-10-10 11:55 | Comments(0)

急性中耳炎 症例99

2歳2ヶ月
当院来院前日、不機嫌だったそうです。

末梢血液白血球数 15,600/μl H

白血球3分類 リンパ球  39.1%    6,000/μl H
          単核球    8.5%    1,300/μl H
          顆粒球   52.4%    8,300/μl H

全ての項目で増多しています。
こんなんは、ウイルス感染のパターンです。
とりあえず、抗菌薬を出して様子をみましょう、と、ならないように。   
           
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by hanahanak2 | 2008-10-01 16:51 | Comments(0)