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急性中耳炎 症例80

5才2ヶ月
初診は1才5ヶ月の時でした。
4才までは増悪改善の繰り返しでした。
抗菌薬なしで様子を見ていたわけです。

久し振りの急性中耳炎です。

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末梢血液白血球数 14,300/μl H

白血球3分類  リンパ球 30.6%    4,300/μl H
          単核球   7.8%    1,100/μl H
          顆粒球  61.6%    8,900/μl H

このデータは、ウイルス感染です。

白血球増多。だから、細菌感染症、ではありません。

分かって頂けるでしょうか。
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by hanahanak2 | 2007-11-26 14:19 | Comments(0)

急性中耳炎 症例72 その2

初診時6ヶ月
現在9ヶ月
体温36.4度、鼻汁が多く鼻呼吸が出来ない状態でしたが、最近では体調良好のほう。

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鼓膜膨隆は依然認められました。
治らないと言っては抗菌薬投与、ではないのですよ。
効かないと言っては、色々と抗菌薬を変更するのではないのです。
呼吸器症状が改善安定すれば、中耳炎は治る方向に進んでくるのです。
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by hanahanak2 | 2007-11-23 11:44 | Comments(0)

急性中耳炎 症例77 その2

6才
1週間前、白血球数13,200/μlだった患者さん。
抗菌薬を使っていない患者さん。

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鼓室内は空になっていました。
年令を重ねるごとに中耳炎は治りが速くなります。
中耳炎は治りやすい病気、
副鼻腔炎は治りにくい病気、
と、思うこの頃です。
中耳炎を一生引きずるであろう子ども達は、ほんと、稀です。
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by hanahanak2 | 2007-11-22 22:28 | Comments(0)

急性中耳炎 症例79

14才
体温37.3度、1ヶ月前より風邪症状が続いている。

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急性中耳炎、急性咽頭炎、急性副鼻腔炎です。

末梢血液白血球数 10,300 H

白血球3分類  リンパ球 30.5%    3,100/μl
          単核球  11.3% H  1,100/μl H
          顆粒球  58.2%    6,100/μl

写真でこれだけの変化があるにかかわらず、こんな白血球の状態です。
抗菌薬を色々変えても効かないですよ。
ウイルス感染には、抗菌薬は使わない。
これ、基本の基本でないでしょうか。
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by hanahanak2 | 2007-11-21 12:34 | Comments(0)

急性中耳炎 症例76その2

9才
初診より1週間後
抗菌薬投与なしでの1週間後、

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鼓室内にたくさんあった膿はほとんど排泄されていました。
小学生になりますと、鼻汁が少し減少しましたら、中耳炎は軽快するようです。
完全に鼓室内から排泄されるのを確認することが大事と考えます。
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by hanahanak2 | 2007-11-20 21:51 | Comments(0)

急性中耳炎 症例74その2

現在、1才10ヶ月
初診は1才3ヶ月

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体温36.3度、鼻汁多くない、咳がやや増加程度で、
またしても、鼓膜膨隆です。
来春までは、軽快増悪の繰り返しです。
ウイルス感染症に抵抗力が出来るまで、

待つのです。
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by hanahanak2 | 2007-11-19 16:24 | Comments(0)

急性中耳炎 症例78

7才11ヶ月
4才6ヶ月、当院初診です。
軽快していますが、治癒とは言えません。

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鼓室内に貯留液が残っています。
鼻汁も随分少なくなって来ています。
しかし、鼻中隔彎曲症が目立ちます。
ずう・・・・・・・・と、治るのを待っています。
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by hanahanak2 | 2007-11-18 17:05 | Comments(0)

急性中耳炎 症例77

6才
体温37.7度、咳まあまあ、鼻汁少し。

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左鼓膜はきれいです。

末梢血液白血球数 13,200/μl H

白血球3分類  リンパ球 28.0%    3,700/μl H
          単核球   7.9%    1,000/μl H
          顆粒球  64.1%    8,500/μl H

ウイルス感染を示しています。
急性中耳炎のほとんどはウイルス感染です。
違う見方をすれば、
急性中耳炎と言うのは、本来、自然に治っていく病気なのです。
しかし、治癒せずに、生涯にわたり中耳炎でご苦労される方々がいらっしゃいますので、厳重に経過観察するのです。 
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by hanahanak2 | 2007-11-14 10:58 | Comments(0)

急性中耳炎 症例76

9才
体温37.2度、猛烈な鼻閉、咳少々。

鼓膜を観察すると、

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鼓膜の膨隆がひどかった。

末梢血液白血球数 12,900/μl H

白血球3分類  リンパ球 33.6%    4,300/μl H
          単核球  11.2% H  1,400/μl H
          顆粒球  55.2%    7,200/μl H

頻繁に見られる、ウイルス感染症のパターンです。
高熱があっても、ひどい耳痛があっても、大量の耳漏があっても、耳漏の停止に日数が掛かっても、鼓膜の膨隆が長期間続いても、
ウイルス感染なのです。
たいがい。
分かっていただきたいのです。
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by hanahanak2 | 2007-11-13 22:49 | Comments(0)

急性中耳炎 症例75

4才
体温38.1度。
最近。抗菌薬の服用が続いていました。

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急性中耳炎、急性副鼻腔炎の診断は非常に容易です。

末梢血液白血球数 16,100/μl H

白血球3分類  リンパ球 26.9%    4,300/μl H
          単核球  11.6% H  1,800/μl H
          顆粒球  61.5%   10,000/μl H

白血球数が15,000を超えていますが、これは、ウイルス感染に違いないと考えるのです。
急性中耳炎、急性副鼻腔炎を診断しますと、耐性肺炎球菌・耐性インフルエンザ菌が原因と考えるのではなく
ウイルス感染と最初に考えるべきと思います。
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by hanahanak2 | 2007-11-11 21:44 | Comments(0)