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急性中耳炎 症例59

4才
体温37.4度、咳なし、と、父親、鼻汁やや多い。
鼓膜膨隆は高度。

末梢血液白血球数 16,000/μl H

白血球3分類  リンパ球 22.8%    3,600/μl H
          単核球   6.7%    1,000/μl H
          顆粒球  70.5%   11,400/μl H

確かに白血球は16,000/μlと、かなり多くなっています。
しかし、
白血球が多くなっても、
鼓膜の膨隆が高度な患者さんでも、
抗菌薬は、控えるべきと思うのです。
1週間、1ヶ月、半年、1年、・・・・と、じっくりと観察し、治るのを待つのです。
ほとんどの患者さんで、良い結果が得られます。

 
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by hanahanak2 | 2007-06-24 23:06 | Comments(2)

急性中耳炎 症例58

1才3ヶ月
生後6ヶ月頃より急性中耳炎を繰り返しています。
繰り返し、抗菌薬が使われています。
体温36.7度、食欲良、咳ひどく、鼻汁大量。

末梢血液白血球数 19,800/μl H

白血球3分類  リンパ球 30.7%    4,600/μl H
           単核球  13.7% H  2,000/μl H
           顆粒球  55.6%    8,500/μl H

白血球が2万近くにも増加していますが、これは、
ウイルス感染、です。
抗菌薬を内服していますが、効果ないはずです。
中耳炎には、抗菌薬を使わないのが、イチバンデス。
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by hanahanak2 | 2007-06-14 16:13 | Comments(0)

急性中耳炎 症例57 翌日

6才

体温36.1度、食欲良好、耳漏少々、鼓膜膨隆やや軽減。

末梢血液白血球数 14,700 H

白血球3分類  リンパ球 28.2%    4,100/μl H
          単核球  10.3% H  1,500/μl H
          顆粒球  61.5%    9,100/μl H

前日と比較すると、
白血球と顆粒球が減少して、リンパ球は増加しています。
細菌感染だったとすると、峠をこえたことになります。
抗菌薬なしでも、自分の力で治ることが予想出来ます。

中耳炎・副鼻腔炎には抗菌薬は要らん、のんでないで。
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by hanahanak2 | 2007-06-08 23:01 | Comments(0)

急性中耳炎 症例57

6才
体温36.7度、大量の膿性鼻汁、咳少々、元気なし。
鼓膜の膨隆は最高度。

末梢血液白血球数 19,100/μl H

白血球3分類  リンパ球 13.2% L  2,500/μl
          単核球   4.7%      800/μl
          顆粒球  82.1% H 15,800/μl H

視診で、ひどい急性中耳炎。
検査で、かなりな細菌感染症です。

しかし、
中耳炎・副鼻腔炎・気管支炎は治す病気ではなく、治る病気なんです。

抗菌薬の使用は、1日、2日、待つのです。
耐性菌の蔓延を少しでも防止する為に、
患者さん本人の為にも。
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by hanahanak2 | 2007-06-06 14:48 | Comments(0)