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急性副鼻腔炎 症例8

2才

体温37.5度、膿性鼻汁大量、咳まあまあ。
ここ数か月は、多量の鼻汁を来しても、中耳炎を合併することはなくないました。

末梢血液白血球数 8,800/μl

白血球3分類  リンパ球 44.2%    3,800/μl H
          単核球  14.3% H  1.200/μl H
          顆粒球  41.5% L  3,800/μl

「ハナジルガデル」「ハナジルガトマラナイ」に抗菌薬を使いますと、怖いと思います。

対象になる患者さんは、それはそれは膨大な数になると思われます。

耐性菌を作る為に治療しているかに思われます。
耐性菌を作ってもらう為に受診しているかに思えます。
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by hanahanak2 | 2007-05-31 13:07 | Comments(0)

急性中耳炎 症例56

8才
体温37.4度、膿性鼻汁たくさん、咳少々。
もう一方の側は滲出性中耳炎。
4月5月と暖かくなり、冬の間治らなかった中耳炎が次々と軽快している時期に・・・・・・・。、
かなり、厳しいものがあります。

末梢血液白血球数 21,800/μl H

白血球3分類  リンパ球 22.1%    4,800/μl H
          単核球    6.2%    1,300/μl H
          顆粒球   71.7%   15,700/μl H

白血球数が2万を超えていますが、
この値から、抗菌薬を、即、使うのは、どうかと思います。

重要なのは、
相手が急性中耳炎・急性副鼻腔炎であること、
(急性気管支炎もあると思います。)
リンパ球が4,800/μlと非常に多くなっていることです。

取りあえず、
まず、
抗菌薬を使わずに様子をみることが大切です。
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by hanahanak2 | 2007-05-20 21:59 | Comments(0)

急性中耳炎 症例55

2才
体温36.1度、咳ひどく、鼻汁大量、非常に不機嫌。

末梢血液白血球数 7,200/μl

白血球3分類  リンパ球 31.4%    2,200/μl
          単核球  20.1% H  1,400/μl H
          顆粒球  48.5%    3,600/μl

この白血球数・分類からは、抗菌薬の使用はなされないはずです。

しかし、症状、鼓膜所見、鼻腔状態、胸の聴診からは、その程度がひどい、ということで、
抗菌薬が使用される傾向が有ります。

急性中耳炎・急性副鼻腔炎には、抗菌薬を使わない、努力が必要です。
耐性菌製造に寄与することはないと思います。
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by hanahanak2 | 2007-05-15 12:35 | Comments(0)

急性副鼻腔炎 症例7

5才9ヶ月
体温38.2度、
鼓室内貯留液は4ヶ月前に消失。以後、再発していません。油断出来ません。1才5ヶ月で当院初診以来、急性中耳炎、滲出性中耳炎、軽快を繰り返しています。

当院では抗菌薬は一度も使用していません。
4年余りの期間、100回足らず受診していますが、一度も抗菌薬を使っていません。
それでも、中耳炎は鎮静化の様相を呈して来ています。

今回もドロドロの大量鼻汁ですが、咳少々のみ、耳痛なし、です。

末梢血液白血球数 17,800/μl H

白血球3分類  リンパ球 21.4%    3,800/μl H
          単核球  10.4% H  1,800/μl H
          顆粒球  68.2%   12,200/μl H

リンパ球は少しの増加、顆粒球がものすごく増加、です。
細菌感染のパターンでした。
抗菌薬を使わずに経過をみる、ことを納得していただいて、明日の受診を指示致しました。
所が、その後の受診がありません。
近所の患者さんでしたので、路上で出会った時に、尋ねますと、翌日に解熱し元気に遊びだしました、と言う具合でした。

取りあえず抗菌薬を出す、でなく、まず、抗菌薬を使わずに経過をみる、と言う努力が必要です。
1日でもいいですから。
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by hanahanak2 | 2007-05-06 23:01 | Comments(0)